長野支社の「〇〇しながら、がんばっている人」~「薪活しながら、がんばっている人」、「かつあき」さんの場合~
2025年03月26日 10:00
この記事に書いてあること
はじめに
皆さんこんにちは。長野支社の「つむ」です。
私たちリコージャパン長野支社の仲間にもまさに大切な人生を楽しみながら働いている方が多くいます。
そんな仲間を「◯◯しながら、頑張っている人」と題して、インタビュー形式でご紹介します。
四回目は、よしたかさんに紹介いただいた「かつあきさん」をご紹介いたします。
「薪活しながら、がんばっている人」、かつあきさん
つむ:
かつあきさん、今日はありがとうございます。まずは、かつあきさんの「仕事」の内容を教えてもらえますか?

自慢の薪ストーブを熱く語る かつあきさん(アイアンドッグのマークが奥にちらり)
かつあき:
はい、長野営業所という営業職グループで所長という役割でメンバーと一緒に地域のお客様のDXや業種業務課題を支援しています。
長野市を中心としたいわゆる“北信地域”を担当しています。
6名のメンバーは個々にお客様先に訪問することが多いので、同行や打ち合わせなど効率的に行うことを心がけています。
若いメンバーも多いのでお父さん的な存在かもしれません。
つむ:
長野営業所は賑やかなイメージがありますね!みなさん、営業活動も多く、外出が多いと思うのですがコミュニケーションを活発にしている秘訣などはありますか?
かつあき:
そうですね。心がけているのは「効率」ですね、みんなの貴重な時間ですから。例えば、朝礼は5分を毎日。その日の活動に影響する大事なコミュニケーションなので欠かせないですね。
その他に、月初めに行うグループ打ち合わせでは短時間で「質」を重視しています。共有したい情報や資料をOneNoteで項目と月別に分けてメンバーの誰もがいつでも自由に閲覧できるようにしています。
打ち合わせでは事前に資料共有してからそれぞれの情報と課題を持ちよって参加することで短時間の打ち合わせができます。打ち合わせ後の事後共有や進捗もリアルタイムで確認できますし。
みなさんの活動や時間帯、働き方は様々ですから、どこにいても共有できることが大事ですね。

メンバーとの共有情報(サンプル画面)
つむ:
まさに、業務効率化の体現ですね!わかりやすい!長野営業所のチームとしてまとまりがあるのもこういった工夫があったのですね!他にもかつあきさんは資格取得にも挑戦されていらっしゃいましたよね。
かつあき:
はい、マーケティングの資格を取得しました。
管理職として、もっとデータ活用しお客様により最適な提案や社内戦略の立案にこの資格が役立つと思いチャレンジしました。
現在は3級を取得していますが、更に2級取得にチャレンジします!
つむ:
素晴らしいですね!
かつあき:
ただ、特に『級』にはこだわっていません。この資格取得のために学んだことが仕事に活かせると感じましてね。
例えば…「ドリルの穴理論」という格言から再認識したのですがお客様が「パソコンが欲しい」と希望された際に、ただご希望のパソコンをご用意して見積もりする「御用聞き」だけが解決策ではなく、「別の提案もあるのではないか?お客様は何にお困りで、何のためにパソコンを必要としているか?最終的に目指していることは何か?」と、“お客様の目指す姿”を実現できる提案を考えることが大事だと、メンバーに伝えられるようになりました。
お客様の意識していない課題や真の課題へたどり着き、お客様にお役立ちできる集団になりたいですね。
つむ:
この長野営業所の一体感!かつあきさんの熱意が源だったのですね。
かつあき:
また、最近の出来事ですが、メンバーとの同行でお客様からメンバーのAさんに対して「Aさんに安心して全てをお任せしていますよ」と、ありがたいお言葉をいただきました。
お客様のお役に立てた事への歓びと、メンバーの成長に私自身が歓びを感じました。
その出来事をみんなに共有してまたグループにいい影響が波及していく…みんなで楽しく仕事ができるのが一番!
つむ:
はたらく歓びをお客様・メンバー・自分にも感じる素晴らしい仕事ですね!ありがとうございます。仕事での充実感を沢山うかがえましたので、次にライフについて教えて下さい。まずは「薪活」とはどんな活動ですか?
かつあき:
そうですねぇ、どちらかといえば「活動」というより「“薪”を使った生活を楽しんでいる」ほうが近いですね。
つむ:
そうなんですね。きっかけはなんでしょうか?
かつあき:
はい、きっかけは家を建てるときに「火のある暮らし」への憧れから薪ストーブを設置したことです。
薪ストーブの燃料は「薪」なので常に「薪」を確保しておくことが必要で私の「薪活」が始まりました。
つむ:
「火のある暮らし」とはステキですね!
かつあき:
はい。それに「薪」の確保では主に近くにある河川の支障木を伐採するボランティア活動をしながら集めることが多いです。
薪ストーブの燃料は木を燃やすのでCO2も気になると思うのですが、実際は木が育った時に吸収したCO2が燃焼時に排出されるという循環になります。
また、河川の支障木を伐採する事で河川増水時の氾濫対策にもつながるので安心した街づくりにもつながります。
エコな活動やSDGsへの取組にもつながっています。
つむ:
なるほど!趣味の世界と地球環境への配慮とどちらも成り立っている素晴らしい活動ですね!薪ストーブの楽しみ方を教えていただけますか?
かつあき:
なんといっても、炎ですね。
寒い季節に熱々の鍋料理などが楽しめます。鉄瓶で沸かしたコーヒーは格別な味です。
また、暖房費用の足しにもなりますし夢も広がり、うちの妻も興味津々なんですよ。
今度は専用台座を揃えてピザを焼いてみたいですね。
つむ:
いいですね!薪ストーブには何かこだわりはあったのですか?
かつあき:
はい。調べ始めたらこだわってしまって(笑)うちの自慢の薪ストーブを見てくださいよ!
(※冒頭のインタビュー写真を参照)
ドイツ製の「アイアインドッグ」というメーカーなのです。
厚みのある鉄製で一度火をつけると保温効果がありいつまでも暖かい!というより、暑いくらいです。
2階の子供部屋は冬でも少し窓を開けているときもあります!
つむ:
そんなに違いがあるのですね!
かつあき:
そして、薪ストーブに火を焚きつけるにもコツがありまして、木材を組む時には空気をうまく取り込む仕掛けを工夫したり、その日の使う木材や木材の組み方でうまく着火したりしなかったり…「今日はうまくいったな」などと楽しめます。
そして、自慢の薪ストーブは窓が大きいので炎を見ながらゆっくりとお酒を楽しむ、至福の時です。
日によって、熱燗にしたり、ワインにしたり、ハイボールにしたり。猫と一緒にくつろいでいます。
つむ:
日常の喧騒を離れるいい時間の過ごし方ですね。

ワイン片手に薪ストーブの炎を楽しむかつあきさん

薪ストーブに猫も集まる
かつあき:
はい。「時間」と言えば薪に関する好きな時間があるんですよ。
つむ:
どんな時間なのですか?
かつあき:
ボランティアで集めた大きな木材を薪として使うための作業として、薪割り機やチェーンソーを使って薪の大きさに切断する作業があります。
チェーンソーを使用中はとても集中するのですが、この集中時間が私にとって必要な時間なのです。
チェーンソーを使う際はケガ防止のため「チャップス」という防護服の装着義務があるくらい慎重な作業で集中します。
チェーンソーの音も大きいので周囲と断絶になる『無』の時間にもなります。
その時は仕事や余計な事は一切考えない!デジタルデトックスです。

チェーンソーで木材から薪に切断している超集中のかつあきさん

作成した薪の山
つむ:
まさに没入感ですね。防護服姿の写真からも集中している姿が読み取れますね。仕事での集中と、無になる時間とのバランスがリフレッシュにつながっているのですね。
かつあき:
はい、この時間があってこそ「また仕事も頑張ろう」と思えます。
実は、薪ストーブにも難点はありまして…薪ストーブは鋳物なので、火をつけてから温まるまでに1時間くらいかかります。
また、使用しない夏の時期には年に1度のメンテナンスを業者に依頼します。
メンテナンスしないとタールがたまり、熱がこもって煙突の故障につながります。
翌シーズンも快適に使用するためには1年に1度の必要な手間です。
ですが、こういう手間や費用も含めて手をかけることが好きになるくらい薪ストーブは快適で1度使うとやめられないですね。
つむ:
かつあきさんのこだわりと薪ストーブ愛が伝わりますね。
かつあき:
はい。また薪を集めるボランティア活動も1日がかりなのですが、お昼は持参したバーナーでお湯を沸かしたカップラーメンを作ってキャンプ気分も味わえます。
つむ:
ボランティア活動も楽しんでいますね。とても満喫している休日の過ごし方がオンとオフの切り替えになり、長野営業所でのよい仕事に繋がっているのですね。
かつあき:
はい。私自身も楽しんでいるのですが、こどもの友達も10人ぐらい愛知から遊びにきて我が家を楽しんでいるんですよ。
つむ:
みんなの憩いの場になっていますね。
かつあき:
はい。薪活に関することは、まだまだ話足りないですよ。
つむ:
そうなのですね。実は私の家にも薪ストーブがあるので、今日はかつあきさんからたくさん学ぶことができました。ありがとうございました!最後に、かつあきさんの「薪活しながら、がんばっている人」のお話、とても素晴らしかったのですが、かつあきさんから見てそんな方はいらっしゃいますか?
かつあき:
はい、私はぜひりょうすけさんをご紹介したいと思います。
りょうすけさんは「家事育児をしながら、がんばっている人」なんですよ。
是非お話聞いてみてください。
つむ:
ご紹介ありがとうございます。「りょうすけさん」ですね、ぜひお話お伺いしてみたいです。短い時間でしたが、今日はありがとうございます。
かつあき:
こちらこそありがとうございました。次回のりょうすけさんも、楽しみにしています。
同僚のりゅうとさんから見たかつあきさんってこんな人
りゅうと:
私は2024年に入社した新人で、初めての上司がかつあきさんでした。緊張していた私を温かく迎えていただいたことが印象的でした。かつあきさんの相談しやすい人柄や雰囲気で、仕事やプライベートの相談もしやすく、常にメンバーのことを考え、行動してアドバイスしている姿はまさに「長野営業所のお父さん」。頼りになる存在です。私の趣味であるボーリングでまた一緒に盛り上がりましょう!
次号「家事育児をしながら、がんばっている人」に続きます!お楽しみに。
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