共創イベント開催!脱炭素経営セミナー【2025年3月4日開催レポート】
2025年03月21日 10:00
この記事に書いてあること
みなさん、こんにちは!リコージャパン滋賀支社です。
今回は、2025年3月4日に開催された『脱炭素経営セミナー~企業価値を高め ビジネスチャンスを創造する 脱炭素経営の実現方法』の開催レポートをお届けいたします。
当日は多くのお客様にご来場いただきました。ご来場いただきました皆さま誠にありがとうございました。
脱炭素経営とは?

本題に入る前に、今回のテーマについてご紹介します。
脱炭素経営とは、企業が気候変動対策を経営戦略に組み込み、温室効果ガスの排出量を実質ゼロにすることを目指す経営手法です。
従来、企業の気候変動対策はCSR活動の一環として行われることが多かったですが、近年では自社の経営課題として捉えられ、大企業のみならず中小企業においても取り組みが促進されています。
この背景には、エネルギーや材料費の価格高騰が続く中でも、脱炭素経営を実施することで社会的責任を果たし、経営や事業の見直しを行うことで新たな強みを発見し、さらには投資家や消費者からの関心を得ることができるという利点があります。
出典:環境省 脱炭素経営とは | グリーン・バリューチェーンプラットフォーム 、脱炭素経営に取り組む意義・目的 | グリーン・バリューチェーンプラットフォーム
脱炭素経営に関わる3部構成のセミナーを開催
今回、株式会社滋賀銀行様および株式会社日本政策投資銀行様ご後援のもと、クサツエストピアホテルにて3部構成のセミナーを開催しました。

雨の中、お越しいただきありがとうございました
第1セッション「脱炭素経営に向けた地域支援、その実現のために」
第1セッションでは、「脱炭素経営に向けた地域支援、その実現のために」と題し、リコー経済社会研究所 主任研究員 大塚 哲雄による講演が行われました。

リコー経済研究所 大塚 哲雄
温暖化防止という世界共通の課題に対応するため、企業規模を問わず急務となっている脱炭素への取り組みについて、リコーグループの社内実践例や脱炭素の取り組みに対する財務および非財務の影響についてお話しいたしました。
第2セッション「地域脱炭素の動向~地域の産業構造から見る脱炭素の取組~」
第2セッションでは、「地域脱炭素の動向~地域の産業構造から見る脱炭素の取組~」と題し、株式会社日本政策投資銀行 地域調査部 課長 加藤 翔 氏による講演が行われました。

株式会社日本政策投資銀行 加藤 翔 氏
地域の特性(産業特性等)と時間軸の視点から、地域脱炭素のシナリオと今後求められる対応策についてお話しいただきました。
第3セッション「成長をデザインする脱炭素経営 ~10年先のありたい姿へ~」
第3セッションでは、「成長をデザインする脱炭素経営 ~10年先のありたい姿へ~」と題し、株式会社滋賀銀行 総合企画部 サステナブル戦略室長 山本 卓也 氏による講演が行われました。

株式会社滋賀銀行 山本 卓也 氏
中堅・中小企業にとっても脱炭素への取り組みが重要な「成長戦略」となる時代背景の中、自社の“ありたい姿”に向けた経営には、現在の時間軸に加え、一歩先を見据えた時間軸を持つことが求められています。
しがぎんグループの取り組みとともに、これからの将来を見据えた経営戦略についてお話しいただきました。
「脱炭素」への取り組みを進めたい皆さまへ
いかがでしたでしょうか。今回は「脱炭素経営」に関するイベントをご紹介いたしました。
「脱炭素」への取り組みをどのように始めたら良いか分からない、社内への浸透に課題を感じている。そんなお悩みをお持ちの皆さまからのご相談を随時受け付けております。
担当営業、もしくはお問い合わせフォームより、ご連絡をお待ちしております。
改めまして、ご来場いただきました皆さまには感謝申し上げます。
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https://www.ricoh.co.jp/sales/branch/shiga/column/decarbonation-seminar-2503/