市川東小学校様で介助犬の授業を行いました!
2025年07月24日 11:00
この記事に書いてあること
リコージャパン山梨支社では、SDGs推進活動の一環として、障がいを持つ人々や社会の多様性への理解を促すため、地域の子どもたちにSDGs出張授業をおこなっています。
今回は市川三郷町立市川東小学校様よりご依頼を頂き、児童8名と保護者の皆様に向けて補助犬の福祉授業を行いました。
講師のご紹介
講師として登壇したのは、リコージャパン 人事・コーポレート本部 西澤陽一郎さんと介助犬のはっちさんです!
西澤さんは、25歳の時に事故にあい、車いすを必要とする生活になりました。前職では介助犬への無理解から、介助犬を伴っての出社自体が難航したこともありましたが、障がいを持ちながら働くロールモデルになりたいと奮起。
2020年1月からはリコージャパンへ転職し、人事採用グループで障がい者採用を担当。
自身の経験を踏まえ、障がいを持ちながら働く人々をサポートする傍ら、福祉授業の登壇をしています。
はっちさんは3歳のラブラドール・レトリーバー。
身体障がい者補助犬の一種で、身体の一部を動かすことが難しい人のサポートをする介助犬です。
補助犬とは
体に障害のある人の目や耳、手足となって働くよう訓練された犬で、「盲導犬」「介助犬」「聴導犬」の総称です。
それぞれ一定の訓練基準により訓練され、国が指定した法人から認定を受けています。
授業の様子
山梨県内で活躍している身体障がい者補助犬は14頭。そのすべてが盲導犬で、聴導犬、介助犬は山梨県内にはいないそうです。
間近で見る機会が少ない介助犬に子どもたちは興味津々。西澤さんの説明に、真剣に耳を傾け、考える子どもたちの様子が伝わってきます。

さらに、西澤さんの指示で落とした鍵を拾ったり、失くしたスマートフォンを探したりと、はっちさんの介助犬として働く姿を見せてもらい、子どもたちも大人もみんな揃って大感激です!
他にも
- ・冷蔵庫から飲み物を取ってくる
- ・落とした小銭を拾う
- ・車いすを引っ張って持ってくる
- ・衣服を脱がせる
など、様々なお手伝いができるそう。
「ペット」とは違い、人のサポート(お仕事)をしてくれる「補助犬」は、生活に欠かせない大切なパートナーだと西澤さんは語ります。
今回の授業は、補助犬の周知はもちろんのこと、子どもたちにとって自分と周囲の人々を思いやり、助け合う気持ちを育む良い機会となったことでしょう。明日から見える世界は変わりそうです。
最後に

「リコージャパン山梨支社では、地域・社会と協力し、持続可能な社会の実現とSDGsの普及に取り組んでおります。
出張授業のご希望がございましたら、ぜひリコージャパン山梨支社までお問い合わせください。
記事タイトルとURLをコピーしました!
https://www.ricoh.co.jp/sales/branch/yamanashi/column/ichikawa-higashi-assistance-dog-lesson/