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Web会議で活用することの多いTeamsですが、会議の録画や録音ができるのはご存知でしょうか。会議や勉強会の内容を参加していない方への共有や、あとで振り返るときに便利な機能です。ここでは、Microsoft TeamsにおけるWeb会議の録画、録音方法を解説します。保存先の設定や共有方法、録画における注意点なども解説しているのでぜひ参考にしてみてください。
Teamsの録画方法について具体的に解説していきます。録画の開始から停止、文字起こしの開始と停止についても解説しているので、操作方法について確認してみてください。
パソコンでの録画方法は以下の手順で行います。
録画を開始すると同時に文字起こしが開始され、会議の参加者全体に録画と文字起こしが開始されたことが通知されます。同じ手順で「文字起こしの開始」をクリックすると、文字起こしだけを開始できます。
上記の手順で録画や文字起こしの停止も可能です。
ただし、「文字起こしの停止」をクリックした場合には文字起こしのみが停止し、「レコーディングを停止」をクリックするまで録画は続行されます。
スマホでの録画方法についても、PCとほぼ同様の手順となります。
録画を開始すると、会議に参加している全員に通知されます。
同じ手順で「レコーディングを停止」をタップすることで録画の停止も可能です。
なお、スマホの場合はPCと異なり、文字起こしをリアルタイムで見ることはできません。
会議終了後に確認できる仕様です。
スマホ録画する場合は、Teams アプリを最新バージョンに更新しておく必要があります。
Teamsの録画や録音データの保存先は、これまではMicrosoft Streamに保存されていました。しかし、現在はSharePointとOneDriveに保存先が変更されています。
Teamsのチャネルで開始した会議の録画はSharePointに、チャットなどで開始した録画はOneDriveに保存されます。
Teamsでの会議が終了したあと、チャンネルや会議チャットに録画が投稿されるため、ダウンロードする場合はここから行います。保存した録画には有効期限があります。期限内にダウンロードしましょう。
録画、録音データを共有する場合には、「リンクでの共有」と「ダウンロードして共有」の2つの方法があります。
OneDriveとSharePointでは、どちらも同じ方法でデータの共有を行うことができ、共有したいファイルのメニューから「リンクをコピー」をクリックし、コピーしたURLを送信することで共有することができます。また、以下のような方法もあります。
OneDriveでの共有方法は以下の通りです。
次にSharePointでの共有方法です。
会議に参加したメンバーのみに共有するのであれば、Teamsのチャネルや会議チャットに投稿された動画のリンクを取得し、伝えることで簡単に共有することができます。
また、ダウンロードして共有する場合には、ダウンロードしたデータをTeamsのチャネルのファイルタブにアップロードすることもできます。
TeamsでWeb会議を録画する際、いくつか注意すべき点があります。
上記の注意点について解説していきます。
録画したデータの有効期限はデフォルトでは60日間に設定されています。ですが、録画したユーザーであれば有効期限を変更することが可能です。有効期限が経過したデータは、自動的に削除されてしまうため注意が必要です。削除したくないデータの場合は、有効期限なしを選択することもできます。
Teamsでの会議が録画できない場合もあります。記録できるものは音声やビデオに限られ、Microsoft Whiteboardや注釈、OneNoteは録画することはできないので注意しましょう。
Teamsでは録画できないよう、あらかじめ録画禁止の設定をすることが可能です。録画機能は、簡単に記録を取ることができる反面、情報漏洩につながるリスクがあります。設定で録画できないようになっていれば、Teams上での録画はできません。
Teamsの録画機能は、有料版を使用している人のみ利用可能です。そのため、無料版でTeamsを利用している場合は、録画機能が使えないため注意しましょう。
また、下記のいずれかのMicrosoft Teamsのライセンスがないと録画はできません。
ゲストユーザーとしてMicrosoft Teamsを利用している場合、録画機能は利用できません。また、有料のMicrosoft 365 アカウントを使用しても、ゲストとして招待された会議は録画できません。加えて、会議終了後に会議チャットに投稿された録画も視聴することはできないため、注意が必要です。
「toruno」は文字起こしができる議事録作成アプリです。AIが会議中の発言や会話をすぐにテキスト化して表示してくれます。また、録音や画面キャプチャ機能もついているため、議事録を作成する際にも役立ちます。
また、文字起こし結果の編集や他者への共有も簡単に行えます。操作方法もWeb会議ツールと同時に起動するのみです。
Microsoft Teamsだけでなく、主要なWeb会議ツールで利用することができるため、様々な場面で役立つでしょう。
torunoについて、詳細は下記をご覧ください。
最近では、オンラインで会議を行う機会も増えてきたこともあり、Teamsを利用することも多くなったでしょう。
Teamsで開催された会議は録画、録音機能を活用することで、勉強会や会議に参加していない人にも簡単に内容を共有することができます。録画機能を試したことがない人の中には、設定や使い方が難しいのではないかと考える人もいるでしょう。使用したことのない方は本記事を参考にして、ぜひTeamsの画面録画機能を使い、ビジネスに役立てましょう。
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