製造業のDXとは、「デジタル」を取り入れたモノづくりのことで、リアルな製造現場の工程、部材、人、設備等のデジタルデータを「取り」、「貯めて」、「活用」し、現場とオフィスの生産性と働き方を変革し、新たな付加価値を創出することを言います。
製造業のDXを推進し、生産現場の情報を可視化、分析・予測、制御・最適化をすることで、製造SEQCDと間接効率の向上、開発設計の進化を実現することができます。これがDXの大きなメリットです。
リコーグループの製造業のDXの目指す姿とは、製造現場改革に必要な取るべきデータを、①デジタル技術を駆使して取得する ②それを蓄積する ③更にこれを分析して、新たな取り組みに活用することです。
データの利活用を実現させ、現場とオフィスの生産性と働き方を変革し、新たな付加価値を創出していく。これがリコーの製造業のDXの考え方と目指す方向性になります。
昨今の様々な社会環境の変化から働き方改革が進み、設計・製造現場の状況も様変わりしています。 このような中、AIやIoTの活用といった従来の製造改革のコンセプトから、「製造業のDX」に向けた新たな取り組みが求められています。リコージャパンでは、これまで多くの製造業が直面している現状と課題を伺ってきました。 その中で、「人材育成」、「自動化・省人化」などの従来課題はもちろん、昨今では特に、『製造現場のデジタル化の遅れ』について多くの製造業が問題意識を持ち、「デジタル化により事業を成長させる必要性」が課題であると認識しています。
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遡ること1977年、リコーが提唱したOA(オフィスオートメーション)。そこには「機械にできることは機械に任せ、人はより創造的な仕事をするべきだ」という想いが込められていました。人間にしかできない創造的な仕事を通して、生み出される付加価値を増幅することに、はたらく歓びがあるのだという考え方です。
リコーの使命は、“はたらく”に寄り添い、変革を起こし続けること。 その先に見据える未来は、人ならではの創造力が発揮され、働きがいと経済成長が両立する持続可能な社会。
そんな想いが、2023年に新たに制定した使命と目指す姿「“はたらく”に歓びを」に込められています。