PROJECT STORY
それぞれの想いから、産学官連携へ。
活動のフィールドは、神戸市長田区の新長田駅前に連なる大正筋商店街内「アスタくにづか」。
空き家、空き店舗の利活用が全国的な課題となっている中、神戸市が管轄する「アスタくにづか」も同じ悩みを抱えていました。
この利活用に関して、それぞれの思惑が一致し、産学官連携によるユニークな子育て支援施設の設立に向かいました。
子育て総合支援施設「KIT(きっと)」をオープン。
2018年5月、子育て総合支援施設「KIT」をオープンしました。
「KIT」とは、「Kids(こども)」「Inspire(元気づける)」「Tokiwa(常盤)」の頭文字からなります。
子育てを支援する「えん」(現在は「ときわんクニヅカ」に名称変更)、小学生の学びを支援する「てらこや」、地域の方の交流の場となる「コティエ」の3つの施設機能で構成されています。
これら3つがひとつの場に集まることで、世代を超えたひとの交流が生まれ、こどもたちの地域の未来を拓く力となっていきます。
神戸常盤大学 KITのご紹介:http://kit.kobe-tokiwa.ac.jp/kit/
ママ社員からニーズを汲み上げて施設のコンセプトへ。
リコーは、海老名のリコーフューチャーハウス内アフタースクール「コサイエ」を運営している実績があります。
そのノウハウに加えて、今回改めて“自分のこどもを預けるならどんな施設がいいか”をママさん社員たちにヒアリングして集め、ニーズをもとにあるべき施設のコンセプトを作りました。このコンセプトの実現に向けて、他の児童館との差別化を図るために最新ICTツールを配備した場づくりをご提案。現在のKITの「てらこや」設置につながりました。
リコージャパンは、神戸市長田区と他の地域とを繋げて、こどもたちの学びの場を活性化させていくお手伝いをして参ります。