
おかやま弁インタビュー vol.4 – リコージャパン男性社員の育児休業取得について教えて!
2024年10月30日 09:00
この記事に書いてあること
みなさん、こんにちは!リコージャパン岡山支社 ホームページ担当です。
10月に入り、街が紅葉で色づき始め、風が心地よく感じられる季節となりました。秋の夜長に趣味を楽しみながらホットドリンクを飲む時間は、まさに至福のひとときですね!(*^^*)皆さんもぜひ、秋の風物詩を楽しみながら、素敵な日々をお過ごしください。
さて、お待ちかねの岡山弁インタビュー記事ですが、今回の対談では「男性社員の育児休業取得」をテーマに男性社員3名にインタビュー!岡山県でも、『男性育児休業取得促進奨励金』が出されるなど、注目される『男性社員の育児休業取得』。取得にあたって準備したことや、実際に取得して良かった事などをお聞きしました。

プロフィール
岡山支社 神田 恭行
岡山リコー株式会社2006年入社。営業支援職や社外出向を経て、2016年よりMAグループに着任。2022年より同グループのマネジメント職を任されている。得意な家事は「洗濯(干す時の風通しを考える)」。

プロフィール
岡山支社 池原 輝樹
リコー中国株式会社2009年入社。倉敷地区でのエリア営業を経て、2016年にICT営業へ職種変更。コーディネーター的役割。得意な家事は「買い出し(最安最短ルートでハシゴする)」。

プロフィール
岡山支社 國峯 裕
リコージャパン株式会社2017年にCE職入社。岡山支社 岡山S&S部 倉敷第一サービスステーションに所属。得意な家事は「風呂洗い(下から上で磨き上げる)」。
育児休業取得タイミングと準備
―― まずは育休取得タイミングを教えてもらえるじゃろうか!
神田:
3人目が生まれる前に初めて取得しました。コロナ禍の影響で奥さんが里帰りできず、上の子の世話をする必要があったため、育休を取得しました。その前後では在宅勤務も行いました。
池原:
子供2人でそれぞれ1回ずつ取得しています。1人目の時は、会社からの育児休業推奨メールがきっかけで、取得期限である2歳誕生日の直前に、「とりあえず」3日間取得しました。2人目の時は、「妻をサポートしよう」と思い活用させていただきました。出産前に3日間を有休として使い、出産から退院までを育休として取得しました。
國峯:
出産休暇1日と、妻の退院日から10日間育休を取得しています。コロナ禍の影響で妻が里帰りしないことが決まっていたため、退院日からのサポートを目的に育休を取得しました。退院後、2人ではじめての育児を協力して行いました。
―― 取得のためにどんな準備したん?壁や解決方法はあった?
神田:
当時は営業職でしたが、取得を考えた際に岡山では育児で長期休業を取っている男性がおらず、「誰かが率先して取得する必要がある」と感じました。在宅勤務を含めると、長く出社しないつもりだったので、4か月前からお客様への案内など準備を始めました。ネガティブな反応をされるお客様は一社もありませんでした。社内での準備としては、お客様の情報はITツールにまとめてチームメンバーに共有しました。また、自分の代わりのフロント営業を決める際には、同じグループの先輩が「おもしろそうなのでやるよ」と手を挙げてくれました。育休中の出来事はITツールで共有されたのでスマホで確認ができて便利でしたし、復帰後も困る事はなかったですね。先輩のメールの返信内容など自分と違う営業スタンスを見ることは勉強になりました。
池原:
1人目の時はまだ岡山支社内で男性の育児休業が広く知られていなかったため、事前に関連部署にメールを送るなどしましたが、3日間の取得だったので特に問題はありませんでした。2人目の時は1週間程度を想定していたので、自分にしかできない仕事はできるだけ休業前に終わらせました。育休中もスマホで社内の情報が閲覧でき、お客様から依頼があった際もチャットでチームメンバーに共有できたため、あまり準備はいらなかったですね。
國峯:
特に壁はなかったです。妻の妊娠中に上司・先輩に報告、育休を取得したいことも早めに伝えていました。上司も先輩も休めと言ってくれたし、同僚の奥さんも出産を控えていたためグループ内で相談がしやすい環境にありました。
取得してよかったこと
―― じゃあ次に、育休中ってどんな過ごし方じゃった?
國峯:
私は普段風呂掃除や洗濯物干し以外の家事はあまりしていませんでしたが、初めての育児のため奥さんと話し合い、手伝うことを決めました。新たにオムツ替えやミルクなどの育児と料理にチャレンジしました。ミールキットの詰め合わせが届くという実母の優しい支援もあり、なんとか毎日料理を作ることができました。
神田:
上の子の世話で家事全般や、夏休みが終わってからは幼稚園の送迎を行いました。私の場合はこれまで何もやってなかったので、特別なことはしてないけれど妻から感謝されました。
池原:
1人目の時は、それまでコロナ禍であまり外出ができていなかったのもあり、「平日の空いてるときにお出掛けしよっか」と、少しだけ家族で出掛けたりしました。2人目の時は上の子の世話ですね。家事育児は育休中も普段通りというか、割と日常的にやっている方かなと思うので、特に育休だからといって新たに取り組んだことはないです。
―― ワーク&ライフの両面で取得して良かったと思うことはある?
國峯:
生まれてすぐ子どもと一緒にいれたことが良かったです。妻もはじめての育児で不安に感じていたし、よーいどんで夫婦2人で協力できたことで夫婦関係もよくなったのではと思います。料理も少しはできるようになりました。育休中に自分が納品に行く予定だったお客様に後日フォローに伺うと、「聞いたよーおめでとう」と声をかけていただき嬉しかったです。
池原:
私もです。育休取得したことをお客様先で話をすると話題になりましたし、「男性で育休?意外!」というリアクションが多かったです。育休取得の話を家庭で持ちかけた時には、奥さんから「いい会社だね」と喜ばれました。
神田:
自分の思い通りにならないことをどうコントロールするか?育児での経験は仕事にも活かせると感じましたし、自分を成長させる機会にもなりました。また「男性の育休取得」は多くのお客様も課題とされていますので、自分たちの働き方も含めてお客様へ提案することで、お客様に喜んでもらえるのではないかと考えています。
取得後に考える、“働きやすさ”について
―― 育休取得してから思う、リコージャパンの働きやすさについて教えて!
國峯:
制度があり、社内で周知されていることが良いと思いました。また、周りの理解があり、当時のチーフが「休みは休みで権利なんだから取ろう!」と言ってくれて取得しやすい雰囲気がありました。CE職は普段からチームで仕事をしているため、育休取得も事前に相談することで、チームでサポートしてもらうことができます。僕も今後後輩が育休を取りたいと言った時には応援し、フォローします!
池原:
仕事と家庭の両立で困った時に、上司から支援休暇を勧めてもらったり、同僚が両立支援ガイドブックの存在を教えてくれたりと周りの支援がありました。働く時間を柔軟に決められたり、時間休を活用できたり…そういうところが働きやすい会社だなと思っています。
―― では最後に、マネージャーの目線で社員が進んで育休を取得してくれるような会社にするのに、どんなことが必要じゃろうか?
神田:
まずはマネージャーが心理的安全性の高い職場づくりを行い、相談できる職場にすることです。また、組織全体では一人ひとりが自分の行動に意志を持ち、働くことが大切だと思います。例えば育休期間は担当者しかわからない状態を無くすための「避難訓練」にもなります。一人ひとりが少しずつチャレンジを続け、蓄積された実践事例がお客様にとって価値ある情報となる様、「人に迷惑をかけない」というマインドではなく、「自分の強みで社会に貢献しよう」という風土づくりが大切だと思います。
―― インタビューありがとうございました!
おわりに
今回は「男性社員の育児休業取得」についてインタビューをお届けしました!
よりワークライフバランスが取れ、いきいきと働ける岡山支社を目指して取り組んでまいります!
弊社の取り組みは「ViCreA岡山」を通してご紹介も可能ですので、ご関心ありましたらぜひお気軽にお問い合わせくださいね。
ではでは~岡山支社ホームページ担当でした(*^▽^*)/
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