SIMSCAN 3D

  • 300万円以上

ブルーレーザー(CLASS II)を搭載した工業測定用3Dスキャナー。重さ570gの最軽量。最高クラス0.02㎜の高精度をもち、22本のクロスレーザーにより、2,020,000 点 / 秒の高速スキャンを実現。

SIMSCANの特長

SIMSCANは、わずか570gで長時間使用すると疲れるというハンディスキャナー特有の負担から解放されます。
光源にブルーレーザー(CLASS II)を搭載し、光沢のある材質を3D専用スプレーなしにスキャンすることが可能であり
最高クラス0.02㎜の高精度により極めて質の高い測定ができるISO/IEC 17025認証を取得した工業測定用3Dスキャナーです。

高精度3Dスキャン

最大0.020㎜の精度、最大0.025㎜の解像度と高い再現性を誇ります。
・最高精度:0.020㎜
・容積精度:0.020㎜+0.040㎜/m
・解像度:0.025㎜

軽量で携帯性抜群

重量はわずか570gと、ハンディ3Dスキャナーで最軽量クラスの軽さです。サイズは203×80×44㎜と、500mlペットボトルと同程度の大きさなので、片手で使用できます。

狭い場所でも測定可能

ハンディ式で小型サイズのSIMSCANは、従来の工業用3Dスキャナーでは難しかった狭いエリア、構造物の裏側などのスキャンが可能になり、隅々までデータを所得できるようになりました。

ワークフローの効率化

202万点/秒のスキャンスピードで測定し、スキャンデータは瞬時にメッシュデータに変換。データの取得が完了すれば、検査ソフトにすぐインポートし、測定から検査までの一連の流れを効率化することができます。

幅広いサイズに対応

スキャン範囲が410×400㎜あり、広範囲なエリアを測定することができます。22本のクロスレーザー(高速スキャン)、7本の平行青色レーザー(高解像度スキャン)、単一の青色レーザー(ディープホールスキャン)が搭載されており、大型な造形物からディテールの細かい小さな造形物まで、正確かつ高解像度なスキャン結果が得られます。

スプレーなしで光沢物をスキャン

ブルーレーザー(CLASS II)により、光沢のある対象物や黒い対象物を粉末スプレーなしでスキャンできるので測定作業を効率化できます。

ユーザーフレンドリーなデザイン

手のひらに収まりやすく、操作がしやすい人間工学に基づいたシンプルなデザインとなっています。また、航空宇宙産業で使われているフルメタルシェルを採用しているため、堅牢な製品となっています。

リコーの3Dスキャナー担当からのおすすめポイント!

SIMSCANは高精度(0.02㎜)、高速(2,020,000 点 / 秒)にスキャンでき、データの欠落が極めて少ない高品質な測定ができます。検査におていデータに欠落した穴を塞ぐなど、手を加えたデータで検査した結果は正しいとは言えません その意味において、検査に最適な3Dスキャナーです。

SIMSCANの仕様

SIMSCAN
スキャンモード 超高速データスキャン 22の青いレーザークロス
ハイパーファインスキャン 7つの青い平行レーザーライン
深い穴スキャン 1つの余分な青いレーザーライン
合計レーザーライン 30
精度 0.020㎜まで
測定速度 2,020,000測定/秒まで
スキャンエリア 410㎜ × 400㎜まで
レーザークラス クラスII.(アイセーフ)
解像度 0.025㎜まで
体積精度 0.020㎜ + 0.035㎜/m
体積精度
(MSCAN-L15を搭載)
0.020㎜ + 0.015㎜/m
スタンドオフ距離 300㎜
被写界深度 360㎜
出力形式 pj3,asc,igs,txt,mk2,umk,stl,ply,obj
オープンフォーマット pj3,pjs,asc,igs,txt,mk2,umk,refxml,stl,ply,step
動作温度範囲 -10℃~40℃
インターフェイス モード USB 3.0
サイズ 203㎜ × 80㎜ × 44㎜
重量 570g

※製品は、改良のため予告なしに、外観・仕様等を変更させていただく場合がございます。