3Dプリンター in Value Presentation 2014(2014年7月10日、11日)

3Dプリンター in Value Presentation 2014

設計業務を効率化する3Dプリンターに注目集まる

画像1:設計業務を効率化する3Dプリンターに注目集まる

 リコーグループが取り組んだ社内実践ノウハウとお客様とともに実現した課題解決事例を、展示やセミナーを通して紹介する「Value Presentation 2014」。展示会場では、時代を切り拓くビジネスソリューションを経営課題ごとにゾーニングし、わかりやすく紹介。「業務プロセス改革」に位置づけられた3Dプリンター展示ブースでは「設計業務の効率化」と題して、3DプリンターStratasys Objet30 Proの実機やそれによって製作された造形物を多数展示し、3Dプリンターによる試作で外注コスト・設計リードタイムを大幅に削減できることや、設計段階の不具合を早期発見できることなどをアピールしました。普段なかなか見られない本格的な3Dプリンターに触れることができるとあって、ブースはたくさんのお客様で大混雑。次世代の設計業務を担う3D造形技術の注目度の高さをうかがわせました。

画像2:設計業務を効率化する3Dプリンターに注目集まる

 展示ブースにはお客様の疑問に答える説明員を配置。「空中に浮かんだ部分をどうやって造形するのか」という質問に対しては、サポート材を一緒に造形することでバランスを保つことができ、水や熱を使ってサポート材を取り除くと造形物が完成することを、身振りをまじえながら説明しました。3Dプリンターによっては、フィギュアの柔らかい部分から硬い部分までを無段階に調整しながら造形できることや、メビウスの輪と並んで立体表現が難しいとされる「クラインの壺」を造形できることなどもアピール。お客様も設計業務に携わる当事者ならではの熱心さで、しきりにメモをとったり、資料に目を通したりしていました。

画像3:設計業務を効率化する3Dプリンターに注目集まる
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