
『3Dプリンターでモノづくりを変革』をテーマに挑んだリコーブース
2022年4月13日~15日の3日間に開催された「第4回名古屋 次世代 3Dプリンタ展」。
この記事では、「3Dプリンターでモノづくりを変革」をテーマに出展したリコーブースの内容についてご紹介します。
いつも通り、当社のマルチベンダーの強みを活かして様々なメーカーや造形方式の3Dプリンター実機を展示して好評いただいた他、
今回は金属3Dプリンターのサンプル展示や3Dスキャナーのデモなどで、よりソリューションとしての3Dプリンターをお客様にご提案しました。
※展示会出展に当たり感染症対策を万全に行った上で出展いたしました。
500万円~1,000万円クラスの3Dプリンターを3機種展示
DARAM3
リコーとしては初展示となったのはD-MEC社の「DARAM3」です。光造形方式で、従来の機種よりも半分以下の価格帯でありながら、同社が得意とする透明素材での高精度な造形が可能です。ワークサイズは最大で300×300×300です。

D-MEC社「DARAM3」

透明度の高い素材で高精度な造形が可能です。
INDUSTRIAL X7
MEXの機種の中でも比較的表面が滑らかで、強度や耐熱性の評価も高いのがMarkforged社の「INDUSTRIAL X7」です。 当社でも提案機会の多い機種ですが、今回は3DスキャナーのArtec Leoとセットで展示いたしました。

Markforged社「INDUSTRIAL X7」

強度や耐熱性が高く、表面性も良い造形物ができます。

ハンディタイプの3Dスキャナー「Artec_Leo」

デバイス上の画面でスキャン状況を確認しながら、素早いスキャンが可能です。
Stratasys J35 Pro
Stratasys社のマテリアルジェッティングの機種の中で最新の「Stratasys J35 Pro」を展示しました。 プラットホームを円形状にし回転させることで、ヘッドの動作域が短くなり負荷が軽減された結果、造形品質が安定しました。 また、本体サイズがコンパクトでオフィスに設置しやすくなったこともポイントです。

「Stratasys J35 Pro」

透明度の高い素材で高精度な造形が可能です。
金属3Dプリンターのサンプルを展示
国内でも少しずつ導入事例が増えてきた金属3Dプリンターのサンプルを展示しました。 リコーは3社の機種を取り扱っており、どのブースも非常に盛況でした。 サンプルはRicoh Rapid Fab(東京、名古屋、大阪、福岡のショールーム)に展示予定ですので、是非ご来場ください。 最適な金属3Dプリンターをご提案します。

Markforged Metal Xのサンプルを展示

中身をメッシュ状にして軽量化するなどの工夫も

Nikon Lasermeister 100Aシリーズのサンプルを展示

5軸で回転するステージにより、複雑な形状もサポートレスで造形可能

Desktop Metal Studioシステム2のサンプルを展示

SUS316L他いくつかの材料で加熱脱脂による2ステップでの造形が可能
お客様から引き合いの多いエントリーモデルの3Dプリンターを2機種展示
Raise3D Pro3 / 3Dスキャナー2種
リコーでも引き合いの多いRaise3D Proシリーズの最新機種であるRaise3D Pro3の実機を3Dスキャナーとともに展示しました。 Raise3D Pro3はやはり人気で、常時お客様が実機の前に立っている状態でした。 3Dスキャナーについては2機種を展示しましたが、何ができるのか知りたいというところから一歩進んで、具体的に検討を始めるお客様が多くなってきました。

「Raise3D Pro3」

RAISE3D 日本 OFP(オープンフィラメントプログラム)で様々な材料が使用可能

高精細なスキャンが必要な場合におすすめのTRANSCAN

大型のスキャンが必要な場合におすすめのEinScan HX
Creator4s
FLASHFORGE社の最新機種Creator4sを展示しました。本体価格200万円以下で、400 × 350 × 500mmという大型の造形サイズを実現し、 更に一部スーパーエンプラも使えるというコストパフォーマンスに優れた機種です。 デュアルヘッドでの同時造形や、サポート専用材を使うことで後工程を楽にする、といったことも可能です。

FLASHFORGE社「Creator4s」

大型のサンプル、強度の高いサンプルを展示
リコー3Dプリンター出力サービス
リコーが提供している「3Dプリンター出力サービス」についてもサンプルを展示してご紹介しました。
こちらはお客様からお預かりした3Dデータをもとに専任の技術者が3Dプリンターの造形を行うサービスです。
豊富にご用意した機種・材料の中から、技術者がお客様のご要望に合わせた最適な造形をご提案している他、
3Dプリントにおける特性を最大限に活かすための造形アドバイスなども行っているため、造形技術ノウハウの高さが一番の選んでいただける理由となっています。
「3Dプリンターは持っていないけど、一度試してみたい」、「今保有していない方式の3Dプリンターで造形してみたいものがある」などのご要望をお持ちのお客様は、是非一度お声がけください。

リコーの3Dプリンター出力サービスが選ばれる理由

大型の造形、後加工を含めたサービスを提供

透明度の高い素材も取り扱っています。

造形方式や素材による塗装の向き不向きをご説明しました。
3Dプリンターでモノづくりを変革されたい方はリコーまでご相談ください。

依然としてコロナ禍での開催となり、天候の悪い日もありましたが、
おかげさまでリコーブースは常時賑わいを見せていました。次回は2022年6月22日からのAM Japanに出展予定です。
リコーではウェブサイトやメルマガでの情報提供はもちろんのこと、ウェビナーの開催やリモート商談など、
様々な形でお客様とコミュニケーションを取らせていただいております。3Dプリンターなら是非リコージャパンにご相談ください。
商品選定やお見積りなど、お客様のお悩みにお答えします。
まずはお気軽にお問い合わせください。
土日・祝日を除く平日に営業しています
展示会で出展した機器、造形物は
品川、名古屋、大阪、福岡でもご覧いただけます
今回の展示会で展示した機器、サンプルの一部は弊社の『RICOH RapidFab』でご覧いただけます。 業務のなかで長年3Dプリンターを活用してきたリコーの技術者が、3Dプリンターの導入から運用までお客様のあらゆるご相談を承ります。 オンラインでの商談も実施しております。是非、下記ページより最寄りの拠点をお選びいただき、お問い合わせください。
