Markforged FX10 | |
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造形方式 | 熱溶解積層方式(FFF方式) |
造形エリア | 375×300×300 ㎜ |
重量 | 113 ㎏ |
本体寸法 | 760×640×1200 ㎜ |
温度管理 | 最大60℃ |
ノズル数 | 2本 |
電源 | 100~120VAC、12A |
対応材料 | プラスチック材料:Onyx(マイクロカーボン強化ナイロン) 長繊維ファイバー材料:Carbon Fiber(カーボンファイバー) |
積層ピッチ | 125㎛、250㎛ |
造形スピードの向上とオートメーション化を実現した
プロダクションモデル
※薬品の種類によって反応が異なります。
FX10は、造形の品質を下げることなく造形スピードを大幅に向上させた生産向け3Dプリンターです。
従来機のX7と比べて約2倍の速度で造形ができ、さらにヒートチャンバー機能と自動材料交換機能により、大型で高品質なパーツの製作が可能となります。より幅広い用途に対応しているFX10は、治具や部品の製造コスト、リードタイムを大幅に削減します。
FX10は、4スプール分の個別のマテリアルキャビネットを搭載しており、最大4スプールの材料をセットして、材料スプールの自動切替えを可能とします。これにより、大型造形への対応や材料交換の手間を大幅に省くことが可能です。
FX10は、X7の約2倍の造形ボリュームを実現しながら、X7と比較して、最速で約2倍のスピードで造形することが可能です。そのため、FX10はより生産機としての活躍が期待されています。
FX10は、2つの光学センサを搭載しています。レーザーマイクロメーターによる寸法検証とキャリブレーションを実施するとともに、ビジョンモジュール機能により、キャリブレーションパーツの詳細な画像を取得し、プリンターのヘルスチェックを実施することが可能です。
Markforgedの3Dプリンターは2つの材料を使用して造形をします。ヘッドに2つノズルが装着されており、それぞれプラスチック材料/ファイバー材料が押し出され、積層されます(MEX方式)。プラスチック材料がベースとなり、それを補強する形でファイバー材料を積層し、高強度パーツを作成します。プラスチック材料/ファイバー材料共を用途やシーン合わせて使い分ける事が可能です。また、MEX方式を採用してる為、運用やメンテナンスが手軽に行え、初めて3Dプリンターを購入される方でも、すぐに運用が可能です。
従来のFFF(Fused Filament Fabrication)ナイロン樹脂に、長さ約100㎛の短い炭素繊維(Chopped Carbon)をブレンドし、通常3Dプリンターで使用されるABSやPLAよりも高い強度を実現します。
CFR(連続積層技術)と呼ばれるプロセスで、熱可塑性樹脂でコーティングされた長繊維を部品内部に敷き詰め、さらなる強化を実現します。
Onyx
Onyx(オニキス)は、Markforgedが開発する代表的なプラスチック材料です。ナイロンベースに短繊維のカーボンファイバーを含有する事で、高い強度を実現し、熱収縮が小さく、安定した造形が可能です。
Carbon Fiber
最大でアルミレベルの曲げ強度を実現できる長繊維カーボンファイバーは、Markforgedで最大の強度を実現します。
Markforged FX10 | |
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造形方式 | 熱溶解積層方式(FFF方式) |
造形エリア | 375×300×300 ㎜ |
重量 | 113 ㎏ |
本体寸法 | 760×640×1200 ㎜ |
温度管理 | 最大60℃ |
ノズル数 | 2本 |
電源 | 100~120VAC、12A |
対応材料 | プラスチック材料:Onyx(マイクロカーボン強化ナイロン) 長繊維ファイバー材料:Carbon Fiber(カーボンファイバー) |
積層ピッチ | 125㎛、250㎛ |
※製品は、改良のため予告なしに、外観・仕様等を変更させていただく場合がございます。
FX10は、大型で高品質なパーツをMarkforged社製3Dプリンターの特徴であるOnyx材料を使用し、高速で造形する事が可能となりました。
これにより、治具や最終製品、機能試作等の幅広い用途で使用されるパーツの製造コストやリードタイムの削減に貢献出来る機種となっております。
3Dプリンターの造形速度でお悩みのお客様、造形速度には満足しているが造形品質でお悩みのお客様にお勧めの機種です。
商品選定やお見積もりなど、お客様のお悩みにお答えします。
まずはお気軽にお問い合わせください。
造形方式や性能、素材も多彩で、メーカーも価格帯も様々な3Dプリンター。 数多くの機種の中から、自社に最適な1台を選ぶのは難しいものです。
本カタログでは、方式別に各メーカー機種の価格、特徴を一覧で比較できます。
是非ご覧ください。