Raise3D Pro3 / Pro3 Plus ~RAISE3D | リコー

Raise3D Pro3 / Pro3 Plus

  • Raise3D Pro3 100万円未満
  • Raise3D Pro3 Plus 100~500万円未満

Raise3D N/Pro シリーズの最高峰となる最新機種
ヘッドの軽量化によりスピード造形の精度が向上
高速アップグレードキットを搭載すると造形速度が3~5倍にUP!

用途
デザイン確認
試作・機能評価
治具・型・生産設備
素材特性
強度
耐熱性
高精細
ゴムライク
帯電防止材
耐候性
耐薬品性

※薬品の種類によって反応が異なります。

Raise3D Pro3 / Pro3 Plusの特長

Raise3D Pro2 / Pro2 Plus の後継機種です。比較的安価な価格帯でありながら、大きな造形サイズ、多種多様なフィラメントへの対応、デュアルヘットの搭載などで大好評だった同シリーズですが、Raise3D Pro3 / Pro3 Plus ではヘッドの軽量化により造形の安定性が向上している他、ドア開閉センサーによる造形の一時停止などユーザビリティの面も更に改善されています。

大きなワークサイズ

  • Raise3D Pro3造形エリア
    シングルヘッド造形時:300mm(W)x300mm(D)x300mm(H)
    デュアルヘッド造形時:255mm(W)x300mm(D)x300mm(H)
  • Raise3D Pro3 Plus造形エリア
    シングルヘッド造形時:300mm(W)x300mm(D)x605mm(H)
    デュアルヘッド造形時:255mm(W)x300mm(D)x605mm(H)

大型造形だけではなく小さいものの一括造形も可能です。

多種多様のフィラメントに対応

ABS、PLAはもちろん、TPUやPCなど様々な材料に対応しています。またRAISE3D純正のフィラメントに限らず、サードパーティーのフィラメントについても、日本国内で造形テストを実施後、造形パラメーターをお客様に提供しており、保証内で使用いただけます。利用目的によって最適な材料を選択することで、お客様の求める用途を満たすことができます。

デュアルヘッドを搭載

ディアルヘッドを搭載しており、モデル材とサポート専用材による造形が可能です。複雑な形状でも、サポート材除去の手間を楽にすることができます。またRaise3D Pro2シリーズと比べて、左のヘッドが固定となり、基本的に高さ調整が不要になったため、より安定した造形が可能となりました。

Raise3D Pro3 / Pro3 Plus と Pro2 / Pro2 Plusの違い

エクストルーダーヘッドの軽量化による造形精度向上

ヘッドの金属パーツを樹脂に変更したりケーブルの種類を変えるなどして150gの軽量化を実現し、寸法精度とスピード造形精度を向上させています。精密な動きが要求されるヘッドは重ければ重いほどブレが発生し不安定になるため、軽量化により安定した造形が可能となります。

フレキシブルプレートの導入でラフト除去の手間を解消

プレートが曲げられるような柔らかな素材に変更されています。従来コテを使っていたようなプレートからのラフト除去ですが、プレートを曲げることで端から簡単に外すこともできるようになりました。

カートリッジ式ホットエンドによる利便性の向上

ワンタッチ差し込み式で誰でも簡単に交換できるようになりました。

高速造形アップグレードキット
Hyper Speed Upgrade Kit(HUK3)

高速造形対応のカートリッジ式ノズルヒーター、高速稼働時の振動を抑えるキャリブレーターを装着し、専用ファームウェアのアクティベーションを行うことで、通常モードのPro3シリーズと比較し、3~5倍の高速化が可能となる機能強化オプションです。スラサーソフトideaMaker上で通常モードとHyper FFFモードの選択ができるようになり、使い分けが可能です。

Hyper Speed Upgrade Kit(HUK3)専用材料

HUK3専用フィラメント(PLA/ABS)は高速造形に耐えつつ、造形品質を維持するように設計されています。今までのRaise3D純正PLA/ABSに比べても遜色ない物性値を持ち、より高い流動性、低い熱容量特性を持ち、加熱融解、冷却硬化の時間が短縮されることにより、高速造形時でも滑らかな表面品質、微細なディティールの再現が可能です。

Hyper Speed Upgrade Kit(HUK3)による効果

Hyper Speed Upgrade Kitと通常モードの造形時間を比較しました。
ハイクオリティモードでは約26%、スタンダードモードでは約28%に造形時間が短縮されました。

通常モード テンプレート名 造形時間
Pro3 ハイクオリティモード(0.1㎜) 32h14m
Pro3 スタンダードモード(0.2㎜) 16h13m
HUK3 テンプレート名 造形時間
HUK3 ハイクオリティモード(0.1㎜) 8h31m
HUK3 スタンダードモード(0.2㎜) 4h33m

<キット内容物>

  • HUK3専用カートリッジ式ノズルヒーター×2
  • HUK3専用キャリブレーター×1
  • HUK3専用ABSフィラメント(ナチュラル)1000g×1
  • HUK3専用PLAフィラメント(白)1000g×1
  • アクティベーションコード×1

Raise3D Pro3 / Pro3 Plusの主な造形材料

リコーの3Dプリンター担当からのおすすめポイント!

当社でも販売実績が大きかったRaise3D Pro2 / Pro2 Plusの後継機種となります。比較的大型の造形ができること、BASF 社製あるいはPolymaker 社製樹脂など含め様々な材料が使えることから、様々な用途に使っていただける機種となっています。

Raise3D Pro3 / Pro3 Plusの主な仕様

Raise3D Pro3 Raise3D Pro3 Plus
造形方式 MEX / 材料押出法(FDM)
ヘッド数 2個
最大造形サイズ(x, y, z) 300 × 300 × 300mm
( シングルヘッド造形時 )
255 × 300 × 300mm
( デュアルヘッド造形時 )
300 × 300 × 605mm
( シングルヘッド造形時 )
255 × 300 × 605mm
( デュアルヘッド造形時 )
Z軸解像度 最小積層ピッチ 0.01mm
※全ての造形で10ミクロンの積層を保証するものではありません
最大積層ピッチ 0.65mm
使用材料 ABS / ASA / PLA / PA( ナイロン ) / PC( ポリカーボネート ) / カーボン / PETG / PVA / TPU( ゴムライク ) / 木質 ( 竹 ) /
BASF 社製樹脂 / Polymaker 社製樹脂 等
サポートOS Windows® 7, Windows® 8, Windows® 8.1, Windows® 10,
Mac OS10.7 以降, Ubuntu14.04 以降
ソフトウエア(スライサーソフト) ideaMaker
入力データ形式 STL / OBJ
本体重量 約52.5kg 約61.2kg
外形寸法( l, w, h ) 620mm × 626mm × 760mm 620mm × 626mm × 1105mm
入力電圧 100-240V、50/60Hz
消費電力 600W、24V
付属品 電源ケーブル、六角レンチ、フィラメント×2、保護用発泡材付きビルドプレート、USBメモリ、耐熱手袋、フィラメントホルダー、スクレーパー、ノズルクリーニングキット、ピンセット、ヒューズ、ツマミネジ、その他付属品(予備品)

※製品は、改良のため予告なしに、外観・仕様等を変更させていただく場合がございます。

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よくあるご質問

Q
Raise3D Pro3、Raise3D E2、Raise3D E2CFから機種選定する場合の違いについて教えてください。
A
Pro3シリーズが上位機種、E2がエントリーモデル、E2CFが強化繊維入り材料専用機という位置づけとなります。 より綺麗に丈夫で高強度の造形物のみを造形されたいお客様にはカーボン複合フィラメント専用のE2CFを、予算が限られているが高精度で造形を行いたいお客様にはE2をおすすめします。 想定する稼働率が高く、治具製作など強度が必要な造形をされたいお客様は、多様な材料に加えてカーボン複合フィラメントも使用できるPro3シリーズをご検討ください。 造形サイズや材料の違いはスペックをご覧ください。
Q
ショールームはどこにありますか?
A
品川・名古屋・大阪・福岡の4カ所に3Dプリンターショールーム「RICOH Rapid Fab」があります。3Dプリンターの実機のほか、メーカーや造形方式、材料を問わず多数の造形サンプルを展示しています。 また3Dプリンターに精通した専任担当と技術者が、導入から運用まであらゆるご相談に対応いたします。来場は無料ですので、以下リンク先より気軽に来場希望日をお知らせください。
「見て・触れて・相談できる 3Dプリンター体感ルーム RICOH Rapid Fab」
※Raise3D Pro3を展示しているのは品川、名古屋、福岡となります。