Formlabs Fuse 1+

  • 500~1000万円未満

誰もが簡単・効率的に使用可能なSLS方式3Dプリンタ
高い生産能力により小ロット量産に対応

用途
デザイン確認
試作・機能評価
治具・型・生産設備
素材特性
強度
耐熱性
ゴムライク

※薬品の種類によって反応が異なります。

Formlabs Fuse 1+の特長

Fuse 1+は生産量を最大化し、材料ロスを最小化できるよう開発された工業用のコンパクトなSLS方式3Dプリンタです。造形スピードと材料の機能を最大限に引き出すことで、僅か数時間という高速生産が内製で実現いただけます。プリント設定からパウダーの再利用に至るまで、Formlabsが提供するハードウェアとソフトウェアはどれも簡単に操作でき、製作プロセスの効率性を最大化できるよう設計されています。

高速プリント

Fuse 1+の標準的なプリントジョブは僅か7時間(画像A)、ビルドチャンバーの造形エリアW165×D165×H300を95%満たした高密度なプリントジョブは14時間以内(画像B)で完了します。

Fuse 1+の標準的なプリントジョブを示す画像A、高密度なプリントジョブを示す画像B

優れた工業品質の材料

Fuse 1+は高強度、高剛性、耐衝撃性、高耐熱、炭素繊維複合材等様々な特性を持つ材料に対応しています。
機能確認用試作や量産のニーズにも対応できる豊富な工業品質材料で高機能部品を生産できます。

高効率な自動化対応システム

造形後のパウダーケーキから造形品の取り出し、粉末の回収・保管・ミキシングまで、すべての作業を1台で行える粉末回収装置Fuse Shit、造形品から粉末を高速で自動除去する後処理装置Fuse Blastにより造形準備からプリント、後処理までの全工程を劇的に合理化した唯一のソリューションです。

造形の仕組み

Fuse 1+はナイロン材に代表される粉末材料を高出力レーザーにより焼結することで凝固剤等を使用することなく1層ずつ造形を行い、様々な工業用材料やガラス充填あるいは炭素繊維等の複合材も使用することができます。
他の造形方式との決定的な違いは、高さ方向に積み重ねて造形が行える点で、モデルのサイズにより、1回あたり数十~百点程度のバッチ生産が可能です。また、造形品は周囲を未焼結の粉末に支えられる形で造形されるためサポート材が不要である点も大きな特徴です。

STEP1

1層分の粉末を敷き詰め、パウダーにレーザーを照射

STEP2

層ごとに造形品の断面形状を溶融・焼結することで造形

STEP3

焼結されない周囲の粉末が造形品を支えるため、サポート材が不要

STEP4

1層分の造形が完了後、新たに1層分の粉末を敷き詰め、STEP1からの動作を繰り返す

Formlabs Fuse 1+の主な造形材料

Formlabs Fuse 1+の仕様

Formlabs Fuse 1+
造形方式 SLS方式(Selective Laser Sintering/粉末焼結積層造形方式)
造形サイズ 165 x 165 x 300 mm
外形寸法 645 x 685 x 1,070 mm(スタンド高さ含め1,655mm)
重量 120kg(ビルドチャンバーおよびパウダーを含めず)
積層ピッチ 110 μm
推奨材料リフレッシュ率 30~50%

※粉末再利用時に使用する未使用粉末の混合比率

電源要件 120VAC,15A(専用回路推奨)
使用材料 Nylon12, Nylon12GF, Nylon11, Nylon11CF, TPU90A, PP

※製品は、改良のため予告なしに、外観・仕様等を変更させていただく場合がございます。

リコーの3Dプリンター担当からのおすすめポイント!

従来のPBF/SLS方式の3Dプリンターと比較して低価格でありながら、高い造形品質と高速造形を実現した機種となっております。また、造形準備からプリント、後処理までの全工程を簡素化したソリューションとなっております。これまで、粉末の取り扱いや高額な導入コストが問題で導入を諦めていた方は是非ご検討ください。

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