すでにご希望の3Dプリンター機種が決まっている方はもちろん、「どの機種を選べばよいかわからない」というお客様も、まずはお気軽にお問合せ下さい。
「導入効果がわからない」「どんな分野に活用できるの?」といった疑問をお持ちのお客様には3Dプリンター体感空間「RICOH Rapid Fab」がお勧めです。3Dプリンター実機や造形サンプル、実際の実践事例をご覧頂くことで3Dプリンターの活用がイメージしやすくなるでしょう。
3Dプリンターには様々な造形方式や材料があり、機種によって得意とする分野が異なります。そのため「最終製品に使いたいのか、試作品やデモに使いたいのか」といったお客様の利用目的から、造形物に求められる品質(強度・精度・審美性など)を整理していくことで、最適な1台が見つかります。
そのため、リコーでは欲しい機種が決まっているお客様に対しても、事前に詳細はヒアリングをさせていただくことを基本としております。
※ヒアリングはお電話やメール、またお客様へ訪問の上、実施いたします。
事前ヒアリングの内容をもとに、お客様にとって最適な3Dプリンターを選定し、お見積を行います。また並行して、提案機種での造形物の品質を評価いただくために、お客様からテスト用の3Dデータをお預かりして実際に3Dプリンターで出力した造形物をレポートと共にお客様にご提出します。
尚、お客様との対話の中で、お客様にとって最適な方法が3Dプリンターによる造形ではない場合には、他の方法(金型の作成や切削)をお勧めさせていただくこともあります。
お客様よりご発注頂いた後、ご指定のお届け先に3Dプリンターを配送致します。搬入後はセッティングと操作説明があるため、ご担当者様がご在籍の日取りをご指定頂きます。
搬入した3Dプリンターを開梱し、電源やネットワーク配線の接続、造形材やサポート材をマシンにセットします。超音波洗浄機やUPSなどの付帯設備も購入されている場合は、それらも含めたセッティングを行います。
その後、制御ソフトのインストールや初期設定を行い、いつでも造形物が出力できる状態にします。
※一部商品では機材セッティングは対象外となります。
3Dプリンターの起動から造形まで、基本的な操作説明を行います。
主な説明内容:(例)
・3Dプリンターの基本操作
・制御ソフトの設定、操作
・素材/サポート材の取り扱い
・メンテナンス方法
リコーは製造業の会社として、コピー機やカメラなどの研究・開発から設計、生産、販売までを一貫して自社で行ってきました。その中で、長年3Dプリンター を活用しており、機器の選定や使いこなし方のノウハウを蓄積しています。また、どんな造形物が3Dプリンターに向いていて、どんな造形物が型や切削など他 の方法に向いているのか、そうした3Dプリンターの枠に収まらない判断をできる技術コンサルタントが揃っています。特に製造業のお客様については、同じものづ くり企業として、造形物に必要な機能を深く理解し、同じ悩みを共有しながら改善提案ができると考えています。リコーはマルチベンダーとして、幅広いラインアップからお客様に最適な3Dプリンターをご提案します。
山口清(技術コンサルタント)
ご提案は3Dプリンター専任の営業担当者と技術コンサルタントが協力して、お客様にとって最も有効な導入プランを策定していきます。営業担当者は3Dプリンター専門の教育研修を受けた有資格者で、技術コンサルタントはリコー製品の研究・開発に携わり、社内で実際に3Dプリンターを使った試作・加工を行ってきた技術者です。お客様のご要望をヒアリングした上で、両名が連携して、造形物毎に必要な機能の把握、その機能を満たす機器選定をご予算を考慮して実施していくため、お客様にとって最適なプランをご提案することが可能です。