愛知支社SDGsの取り組み:脱炭素社会の実現
2023年02月17日 15:48
この記事に書いてあること
地球温暖化の現状
温暖化が進み、地球の平均気温が産業革命以前から1.5℃を超えると、2100年には屋外での労働時間が大幅に制限、近海で獲れる魚や育てられる農作物の種類も変わるなど、私たちの生活に大きな影響を及ぼすといわれています。
日本では、2030年には温室効果ガス排出量を2013年比で46%削減、2050年に完全なカーボンニュートラルを実現することを目標に定めています。
一方で2020年度のCO2排出量は10億4,200万tあり、温室効果ガス総排出量の90.6%を占めているため、2030年の目標達成のためにも急ピッチで対応が求められている状況です。
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オフィスでの省エネ

日本全国のオフィスで消費電力の1%を節電すると、毎日家庭約10万世帯が消費する電力と同程度のエネルギーが削減できるといわれています。
オフィスでの1日の消費電力のうち、空調が約33~48%、照明が約24~29%、OA機器が約16~18%を占めています。
まずは簡単にできるオフィスでの節電としては、下記の取り組みあげられます。
- ・空調:使用していないエリアの空調を停止したり、室内温度を適切に調整する。
- ・照明:執務室の照明の間引きやこまめな消灯。
- ・OA機器:スタンバイモードを活用する。
など、簡単な取り組みで節電効果を多く得られるものがあります。
杉の木5万本作戦
リコージャパンでは「脱炭素社会の実現」に向け、2022年度のCO2排出量の目標を「2015年度比30%削減」と設定しています。
自社での取り組みを進めるとともに、脱炭素に貢献する商品・ソリューションの提供をとおして、お客様と共に脱炭素の実現を目指しています。
目標に向けた取り組みの中でも、愛知支社では事業活動で排出している年間772tのCO2と同量の削減貢献を目標に掲げる「杉の木5万本作戦(注1)」をおこなっています。
お客様へご提案する際に、省エネ効果の高い機器を積極的に活用しています。
また社内省エネ活動推進では、電力の再エネプランの活用やカーシェア・自転車での営業活動をおこない、CO2排出量を前年比2.4%削減を目指しています。
さらに、進捗状況を社内サイネージで共有し、見える化することで脱炭素の活動を加速させています。
注1:CO2排出量772t - CO2を杉の木換算で51,542本

活動の進捗状況を見える化

オフィスサイネージを活用して省エネ活動を推進
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まとめ
杉の木5万本作戦では、下記のSDGsの取り組みにつながります。
【目標7:エネルギーをみんなにそしてクリーンに】再生可能エネルギーの活用によりCO2削減に貢献
【目標12:つくる責任つかう責任】お客様の脱炭素に貢献できるよう、行動する
【目標13:気候変動に具体的な対策を】自社内の省エネだけでなく、お客様と一緒にCO2削減に貢献
一人の百歩より、百人の一歩。
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