中学校の教材整備方針に3Dプリンターが追加されるなど注目も高まってきました。GIGA端末の普及によって利用が減ったPC教室の利活用として、3D Labを整備しPBL学習(課題解決型学習)の場とする小・中学校も増えてきています。
また高等教育では、文部科学省が進める高等学校DX加速化推進事業(DXハイスクール)など、デジタル人材育成の重要性が高まっております。
Steam教育の一環として3D教育を取り入れ、知る(探求)とつくる(創造)のサイクルを生み出し、こどもたちのワクワクを将来への学びとしましょう。
Steam教育とは「科学(Science)技術(Technology)工学(Engineering)芸術(Art)、数学(Mathematics)」の頭文字を取ったもので、各教科などでの学習を横断的に推進していく教育です。
各教科での学習から実社会での問題発見・解決に活かしていくための探究力や創造力を育成し、社会の幅広い分野において、新しい価値を提供できる人材を養成することを目指します。
欧米や東南アジアで行われ、日本でも文部科学省主導で推進しています。
子供たちの豊かな想像力を無限に広げていける点が3D教育のメリットです。子供たちが想像したイメージを3Dモデリングで画面の中に落とし込み、作成した3Dデータを3Dプリンターで出力することで、頭の中にしかなかったイメージが手に取れる立体物となります。作成した立体物を通じて議論をし、より良い形状へブラッシュアップしていくことがPBL学習(課題解決型学習)にも繋がります。
従来は紙や粘土で工作を行いものづくりの感性を刺激していましたが、そのツールの一つとして3Dモデリング・3Dプリンターが登場し、より多様な刺激を得られるようになりました。製造業では一般的な存在となってきた3Dですが、こどもたちが社会に出る未来には現在のPCのような当たり前の存在になるであろうツールです。
導入している小・中学校ではクラブ活動や図工・美術・技術の時間のほかに、総合的な学習の時間で社会課題の検討などに活用されています。
プログラミング教育は論理的思考力を養うことが目的ですが、3D教育では発想力や創造力を育むことが可能です。
0から1を生み出す発想力を育む3D教育と、1から100をスムーズに進めていく論理的思考力を育むプログラミング教育は、世界で活躍する人材を育てる両輪です。
をセットでご導入いただき、教師向け3Dモデリング研修(前・後半2回セット)を行い3Dにまだ不慣れな先生方の習熟をお手伝いいたします。トレーニング後はLINEでの質問回答サービスでご不明点のサポートを行います。
また、授業用サンプルカリキュラム(小学校低学年・高学年・中学校向け/10時限分)を無償でご提供しておりますので、授業計画策定のご参考としてお使いいただけます。
※本パッケージは、3Dプリンターと教育のセットでのご提供となっております。単体販売はご容赦下さい。
世界中で5000万人以上が使用するSTEAM教育向け3DCADアプリ。
ダウンロードやインストールが不要でGIGA端末でもご利用いただけます
特徴
初心者からプロユースまで幅広く対応。高コストパフォーマンスな3Dプリンター。
低価格・簡単な操作性でありながら、エンジニアリングプラスチック対応や庫内カメラ装備など、プロユースの造形にもご利用できます。
特徴
工業用レベルのフィラメントにも対応する家庭用3Dプリンター。
複数のノズル径に対応し、PC・炭素繊維などの高温印刷も可能です。ノズルの交換も簡単にできるため、メンテナンスが簡単に行えます。
商品名 | 最大造形サイズ(x,y,z) | 主な材料 |
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280 × 250 × 300㎜ |
8種類 ABS、PLA、TPU、PETG、PC、PA、木質PLA、シルクPLA |
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220 × 200 × 250㎜ |
5種類 ABS、PLA、PC、PETG、PETG-CF |
商品選定やお見積もりなど、お客様のお悩みにお答えします。
高校教育向けの3Dプリンター・3DCAD等の導入についてもご相談をお受けしております。
まずはお気軽にお問い合わせください。
安価な3Dプリンターは使いものにならない、そう考えていらっしゃる方は多いのではないでしょうか。
しかし、実は100万円以下の機種でも業務用として使えるものが増えてきています。リコージャパンが提案活動を行う中で実感している、低価格帯の3Dプリンターの実力と、お勧めのラインナップについてご紹介します。