Raise3D E2CF

  • 100万円未満

強化繊維樹脂に特化したエントリーモデル

用途
デザイン確認
試作・機能評価
治具・型・生産設備
素材特性
強度
耐熱性

※薬品の種類によって反応が異なります。

Raise3D E2CFの主な特長

Raise3D E2CFは、Raise3D E2の筐体をベースとしながら、強化繊維樹脂に対応したモデルです。 現状対応しているPA12-CFは樹脂と繊維を合わせた複合材料で、 ABSに比べて各種強度(曲げ強さ、引っ張り強さ、衝撃強さなど)や耐熱性に優れております。 またデュアルヘッドで専用サポート材料を使うことで、無理なくサポート材の除去ができます。

ファイバーフィラメント及び専用サポート材が使用可能

強化繊維樹脂のPA12-CFが使用可能です。以下の特徴がございます。
・カーボンファイバーを配合した繊維強化熱可塑性プラスチック
・市販されるカーボン系フィラメントより長い繊維を採用
・市販されるカーボン系フィラメントより配合率が高い

強化繊維樹脂に対応するためにヘッド部分の大幅強化

ノズル詰まりのリスクが高いファイバー系フィラメントを安定して吐出するために、デュアルギアエクストルーダーが採用されています。E2と全く異なり、大幅に強化されています。 またノズルについては炭化ケイ素セラミック(SiC)ノズルを採用しています。Raise3D PA12 CFでのテストでは、10,000g分を吐出しても問題なく稼働できています。

フレキシブルビルドプレートとセーフティ機能

フレキシブルビルドプレートの搭載により、コテ等を使わなくてもビルドプレートを曲げることで造形物を取り外すことができるため、造形物を損傷させてしまうことを防げます。 また、正面・上面のドアを開けると造形が一時停止するセーフティ機能を搭載、安全面に関するユーザビリティが向上しています。

自動ベッドレベリング、ビデオアシストオフセット調整システムを搭載

造形開始前に実施する自動ベッドレベリングにより常に安定した水平を保ち高精度な造形が可能となり、ビデオアシストオフセット調整システムにより、感覚に依存しない可視化された具体的な数値に基づく調整により安定造形を可能にします。

Raise3D E2CF 造形サンプル

Raise3D E2CF 主な仕様

Raise3D E2CF
造形方式 MEX / 材料押出(FDM)
ヘッド数 2個
最大造形サイズ (x,y,z) 330㎜×240㎜×240㎜(シングルヘッド造形時)
295㎜×240㎜×240㎜(デュアルヘッド造形時)
最小積層ピッチ 0.1㎜
最大積層ピッチ 0.25㎜
使用材料 PA12 CFおよびサポート材料
※PPA CF, PPS CF, PET CFを今後リリース予定です。
サポートOS Windows® 7, Windows® 8, Windows® 8.1, Windows® 10 Mac OS10.7以降,Ubuntu14.04以降
ソフトウェア(スライサーソフト) ideaMaker
入力データ形式 STL,OBJ
本体重量 32.4㎏
外形寸法(l,W,h) 607mm x 596mm x 465mm
入力電圧 100-240V、 50/60Hz
消費電力 350W,24V
付属品 電源ケーブル、六角レンチ、フィラメント×2、フレキシブルプレート、USBメモリ、耐熱手袋、フィラメントホルダー、スクレーパー、ノズルクリーニングキット、ピンセット、ヒューズ、その他付属品

※製品は、改良のため予告なしに、外観・仕様等を変更させていただく場合がございます。

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安価な3Dプリンターは使いものにならない、そう考えていらっしゃる方は多いのではないでしょうか。

しかし、実は100万円以下の機種でも業務用として使えるものが増えてきています。リコージャパンが提案活動を行う中で実感している、低価格帯の3Dプリンターの実力と、お勧めのラインナップについてご紹介します。

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よくあるご質問

Q
Raise3D Pro3、Raise3D E2、Raise3D E2CFから機種選定する場合の違いについて教えてください。
A
Pro3シリーズが上位機種、E2がエントリーモデル、E2CFが強化繊維入り材料専用機という位置づけとなります。 より綺麗に丈夫で高強度の造形物のみを造形されたいお客様にはカーボン複合フィラメント専用のE2CFを、 予算が限られているが高精度で造形を行いたいお客様にはE2をおすすめします。 想定する稼働率が高く、治具製作など強度が必要な造形をされたいお客様は、 多様な材料に加えてカーボン複合フィラメントも使用できるPro3シリーズをご検討ください。 造形サイズや材料の違いはスペックをご覧ください。
Q
ショールームはどこにありますか?
A
品川・名古屋・大阪・福岡の4カ所に3Dプリンターショールーム「RICOH Rapid Fab」があります。3Dプリンターの実機のほか、メーカーや造形方式、材料を問わず多数の造形サンプルを展示しています。 また3Dプリンターに精通した専任担当と技術者が、導入から運用まであらゆるご相談に対応いたします。来場は無料ですので、以下リンク先より気軽に来場希望日をお知らせください。
「見て・触れて・相談できる 3Dプリンター体感ルーム RICOH Rapid Fab」
※Raise3D Pro3を品川、名古屋、福岡に展示しています。