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【SDGsを考える】災害への備えは整っていますか?

2025年02月12日 10:00

この記事に書いてあること

みなさん、こんにちは!リコージャパン滋賀支社です。

滋賀支社では、持続可能な社会の実現を目指し、様々な取組みを行っています。
今回は滋賀支社が実践している災害への備えについてご紹介します。

先月1月には、能登半島地震から1年、そして阪神淡路大震災から30年の月日が流れました。
改めて、企業における災害の備えについて考えてみませんか。

自然災害が少ない県 滋賀県

滋賀県は、地震のリスクが低く、台風による被害も少ないため、災害に強い県として挙げられます。
実際、気象庁の「令和5年(2023年)の都道府県別の震度観測回数表」によれば、滋賀県の地震の回数は年間で11回と、全国で4番目に少なく、震度3以上の地震は1回だけです。

また、近畿地方は台風の接近がやや多い傾向にありますが、近隣の府県と比べると滋賀県は比較的被害が少ないです。
日本は地震大国であるため、当然ながら滋賀県にも活断層は存在しますが、4つある活断層はいずれも長年大きな動きはなく、今後30年以内に大地震が起こる可能性は1~3%程度と低いとされています。

ただし、琵琶湖で大きな地震が起きた場合、湖水の水位変動による津波が発生する可能性もあります。したがって、自然災害は決して起こらないと安心してはいけません。
いざというときにどう対処すればよいのか、会社でもしっかりと考え、備えておく必要があります。

出典:気象庁「台風の接近数(1951~2023年)」「令和5年(2023 年)の都道府県別の震度観測回数表」「令和6年(2024 年)4月 - 滋賀県の地震」

【取り組み事例】避難訓練の実施

滋賀事業所では2023年度から事業所独自の避難訓練を実施しています。
災害発生時に全社員が安全に避難できるよう、避難経路や避難方法を事前に把握し、冷静に対応できるよう備えておくことが重要です。

2024年度の訓練は12月に実施されました。
今回の訓練では火災を想定し、通報・避難・消火の手順を訓練しました。

自衛消防組織の役割を担う社員は、実際の火災発生時にどのように行動するか手順を再確認しました。
避難はしごを使った避難訓練や、水消火器を使った消火訓練を実施し、避難ルートや防災備品に不備がないかを念入りに確認しました。
参加した社員一同、いざという時に慌てないよう、しっかりと学びました。

避難訓練の様子

避難はしごを使った避難訓練

【取り組み事例】試食訓練の実施

各事業所では、災害発生時に社員が3日間過ごせる量の備蓄食料品を用意しています。日頃から社員の防災意識を高めつつ、いざという時に誰でも取り出せるように、非常口近くの「毎日見える場所」に一部配置しています。

また、年に一度の備蓄食料品の入れ替えの際には、試食訓練を実施しています。大きな災害に巻き込まれることなく過ごすことが出来たことに感謝し、ランチタイムを利用して各自備蓄食料品を試します。
この活動を通じて、防災意識を高めるとともに、食品ロスの削減にも貢献しています。

試食訓練の様子

試食訓練の様子

まとめ

いかがでしたでしょうか。災害はいつ起こるかわかりません。起きてしまってからできることは、ごくわずかです。
企業として、従業員や企業自体、そして社会を守るため、備えが必要です。
防災対策はSDGs(持続可能な開発目標)と深く繋がっています。特に「目標11:住み続けられるまちづくりを」「目標13:気候変動に具体的な対策を」に対して、アクションが求められています。

リコージャパン滋賀支社では、本日ご紹介した実践事例の他にも、LiveOffice「ViCreAしが」にて企業防災やBCP対策について複数の事例をご紹介しています。ぜひご来場くださいませ。

ご来場の際のお申し込みは、担当営業またはお問合せよりご連絡をお待ちしております。

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