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3D測定

最終製品や嵌合パーツ等の厳格な精度が求められる造形物等に対して、3Dプリントした造形物の仕上がり寸法を正確に評価できるように、熟練の検査員が専門設備で仕上がり寸法を3D計測し、お客様データとの差分を照合評価しレポートします。小型部品から比較的大型のものまで様々な造形物の精密な測定データを提供します。
CADデータとの照合はもちろん、部品干渉やクリアランス、加工セッティングの最適化シミュレーション等に活用いただくことで、試作から量産向け評価までの工程短縮化への対応などが可能となります。

実施内容

3Dプリンターで出力した造形物を専用のCNCの三次元座標測定機により測定し、実際の測定値とお預かりした3Dモデルデータ(設計データ)を比較照合した差分結果をカラーマッピングし報告書としてご提供します。
リコーでは、3次元計測機として株式会社ミツトヨ製のCNC三次元測定機と非接触ラインレーザーを使い、同方式トップクラスの高精度の3D測定環境を実現し、検査・測定に精通したリコーのエンジニアが正確に測定した結果をお客様へご提供いたします。

三次元測定

三次元測定機の測定範囲は、X900×Y1000×Z600(mm)を有し、非接触ラインレーザープローブと組み合わせることで、非接触方式としてはトップクラスの測定精度を実現し、小型部品から治工具類や製品等の比較的大きな造形物まで精密な測定データを提供します。
また、測定は検査・測定に精通したリコーのエンジニアが行い、正確な結果を短納期で提供します。

画像:使用3Dスキャナー ミツトヨ Strato-Apex 9106

使用3Dスキャナー ミツトヨ Strato-Apex 9106

比較照合

三次元測定機で造形物を測定した結果と、お客様の3Dモデルデータ(設計データ)を比較照合し、差分情報をカラーマッピングしてレポートとして提供します。 これにより、お客様は3Dプリントした造形物の仕上がり状況を正確に評価することが可能となり、試作から量産向け評価までの効率化が図れます。

画像:評価結果例

評価結果例