SIMSCAN42/SIMSCAN30/SIMSCAN22

  • 300~500万未満

重さわずか570g。軽量、コンパクト設計!
ブルーレーザー(CLASSⅡ)を搭載した工業測定用3Dスキャナー。

SIMSCANの特長

SIMSCANは、わずか570gで長時間使用すると疲れるというハンディスキャナー特有の負担から解放されます。
光源にブルーレーザー(CLASS II)を搭載し、光沢のある材質を3D専用スプレーなしにスキャンすることが可能であり
最高クラス0.02㎜の高精度により極めて質の高い測定ができるISO/IEC 17025認証を取得した工業測定用3Dスキャナーです。
ラインナップが1機種から3機種に展開され、お客様のニーズやご予算に合った機種をお選びいただけるようになりました。

高精度3Dスキャン

最大0.020㎜の精度、最大0.020㎜の解像度と高い再現性を誇ります。

  • 最高精度:0.020㎜
  • 容積精度:0.015㎜+0.035㎜/m
  • 最高解像度:0.020㎜

軽量で携帯性抜群

重量はわずか570gと、ハンディ3Dスキャナーで最軽量クラスの軽さです。サイズは203×80×44㎜と、500mlペットボトルと同程度の大きさなので、片手で使用できます。

狭い場所でも測定可能

ハンディ式で小型サイズのSIMSCANは、従来の工業用3Dスキャナーでは難しかった狭いエリア、構造物の裏側などのスキャンが可能になり、隅々までデータを所得できるようになりました。

ワークフローの効率化

202万点/秒のスキャンスピード(ミドルレンジSIMSCAN30の場合)で測定し、スキャンデータは瞬時にメッシュデータに変換。データの取得が完了すれば、検査ソフトにすぐインポートし、測定から検査までの一連の流れを効率化することができます。

※SIMSCAN42の場合:280万点/秒
※SIMSCAN22の場合:125万点/秒

幅広いワークに対応

スキャン範囲の広さとスピード、3種のスキャンモードにより、大型な造形物やディティールの細かい小さな造形物まで、正確かつ高解像度なスキャンデータを取得できます。

スプレーなしで光沢物をスキャン

ブルーレーザー(CLASS II)により、光沢のある対象物や黒い対象物を粉末スプレーなしでスキャンできるので測定作業を効率化できます。

ユーザーフレンドリーなデザイン

手のひらに収まりやすく、操作がしやすい人間工学に基づいたシンプルなデザインとなっています。また、航空宇宙産業で使われているフルメタルシェルを採用しているため、堅牢な製品となっています。

リコーの3Dスキャナー担当からのおすすめポイント!

SIMSCANは、高精度かつ高速にスキャンでき、データの欠落が極めて少ない高品質な3Dデータを取得できます。
計測器認定ISO/IEC17025を取得しており、校正証明書の発行も可能なため、リバースだけでなく検査・計測にも活用いただける3Dスキャナーです。

SIMSCANの仕様

型番 SIMSCAN 42 SIMSCAN 30 SIMSCAN 22
スキャンモード 高速スキャン 34本クロスレーザー 22本クロスレーザー 14本クロスレーザー
高解像度スキャン 7本平行レーザー
ディープホールスキャン 1本ブルーレーザー
最高精度※1 0.020 ㎜
最高スキャン速度 2,800,000 点/秒 2,020,000 点/秒 1,250,000 点/秒
最大スキャン幅(ワンフレーム) 700 ㎜ × 600 ㎜ 650 ㎜ × 550 ㎜
レーザーレベル ClassⅡ(目に安全)
最高解像度 0.020 ㎜
最高体積精度※2 標準 0.015 ㎜ + 0.035 mm/m
MSCAN-L15と併用の場合 0.015 ㎜ + 0.012 mm/m
焦点距離 300 ㎜
被写界深度 550 ㎜
出力形式 .stl, .obj, .ply, .asc, .igs, .txt, .mk2, .umk等
動作温度範囲 -10 ~ 40 ℃
推奨PCスペック OS:Windows 10 / 11
CPU:i9 16コア/24スレッド以上 / RAM:64GB以上
GPU:NVIDIA RTX3050(8GB)以上 (AMD社GPUは対応しておりません)
ソフトウェア スキャンソフトscanviewer、無償測定ソフト
インターフェース USB 3.0
本体サイズ 203㎜ × 80㎜ × 44㎜
本体重量 570g

※製品は、改良のため予告なしに、外観・仕様等を変更させていただく場合がございます。
※1 ISO 17025試験所認定:VDI/VDE 2634 part3規格およびJJF 1951仕様に基づく寸法検出誤差(PS)の性能評価。
※2 ISO 17025試験所認定:VDI/VDE 2634 part3規格およびJJF 1951仕様に基づくボール中心間距離測定誤差(SD)の性能評価。