「ファームウェア」について
DVDドライブやDVDレコーダーなどのハードウェア機器の中に内蔵されているソフトウェアの一種で、ハードウェアが正しく動作するようにコントロール(制御)する機能を持っています。
「ファームウェア」には、DVDメディアに対する書き込みを最適に行うための情報も含まれています。
- DVDメディアは、各メディアメーカーごとにメディアの製造材料や材料配分、製法の違いによりそれぞれ異なる性質を持っています。そのため、DVDドライブやDVDレコーダーは各メディアメーカーの異なる性質に対して適切な書き込みができるように、必要な情報を「ファームウェア」に格納しています。
もし、「ファームウェア」にDVDメディアの情報がない場合や適切に機能しない場合、次のような事象を起こしやすくなります。
「ファームウェア」にDVDメディアの情報がない、適切に機能しない事例
- 複数メーカーのDVDメディアを使用していて、あるメーカーのDVDメディアには記録できるが、別メーカーのDVDメディアだと記録ができない。
- 記録ができたり、できなかったりと不安定な結果となる。
- 記録はできても、ファイナライズに失敗する 。
- 記録もファイナライズもできたが、読み込みや再生ができない。 再生できても途中で止まってしまう。
上記のような事象を解決するためや、機能アップ、性能向上のために、各ハードウェアメーカーから新しいファームウェアをWebサイト上で公開しています。