次世代3Dプリンター展
(於 博多 2024年12月11日〜13日)

ものづくりワールド九州
第2回 次世代3Dプリンタ展
2024年1211日(水)~13日(金)
マリンメッセ福岡

モノづくりの未来を“共に”切り拓く リコージャパンの3Dソリューションは新たなステップへ

マリンメッセ福岡を舞台に、333社のブースが一堂に並んだ「ものづくりワールド九州」。
9つの専門展が併催される中、今回第2回目を迎えた「次世代3Dプリンター展」が更に充実した内容に。3Dプリンター、材料、受託造形サービスなど、AM、3Dプリント技術が出展し、製造業の製造、生産技術、試作、設計、開発、購買部門の方々の様々な課題解決につながる展示となりました。
リコージャパンブースにおいては、最先端の3Dプリンターソリューションに加え、最新の3Dスキャナー10種を一堂に出展、多くのお客様の課題解決の充実した時間となりました。

大幅に展示を拡大した3Dスキャナーコーナー
リコージャパンがご提案する金属3Dプリンターラインナップ展示コーナー

高生産性と高耐久樹脂造形を両立させた最先端3Dプリンター 「Markforged FX10」

リコージャパンブースの先頭に立つMEX(材料押出)方式の3Dプリンター。高品位&高耐久樹脂造形に加え、スピード(従来機X7の約2倍)を大幅に向上させた生産用途向け次世代3Dプリンターです。
ヒートチャンバー機能と自動材料交換機能により、大型で高強度で高品質なパーツ造形を実現。製造ラインに必要なMROパーツ(治具や製造設備の消耗部材など)を3Dプリンターにて内作化することにより、製造コスト、リードタイムを大幅に削減します。

3Dプリンター「Markforged FX10」
実際に製造設備に組み込み活用されているMarkforged造形事例サンプル

SLS方式ながらコンパクトで小ロットな部品生産まで実現する3Dプリンター 「Formlabs Fuse1+」

「Fuse1+」は生産量を最大化し、材料ロスを最小化できるよう開発された工業用のコンパクトなSLS(粉末焼結積層)方式の3Dプリンターです。造形スピードと材料の機能を最大限に引き出すことで、僅か数時間という高速生産を実現いただけます。
造形装置に加えて、造形後の取り出し、粉末回収・保管まで、1台で行える粉末回収装置「Fuse Sift」、粉末を高速で自動除去する後処理装置「Fuse Blast」など、前準備から造形、後処理まで一連の流れの効率を最大化できるようソリューション設計されています。コーナーでは、様々な樹脂特性を生かした事例造形物を展示しました。

3Dプリンター「Formlabs Fuse1+」

大型試作や高速で量産機能をも備えた大型光造形3Dプリンター「Formlabs Form4L」

「Form4L」は爆発的な販売であったForm3/4の大型造形を可能とした高速VPP (液槽光重合)方式3Dプリンターです。
Formlabs独自技術であるLFD™(Low Force Display)テクノロジーを搭載し、46μmという高解像度ながら353×196×350mmの造形エリアを145個のLEDから照射される光面での露光をすることで大型モデルを超高速で造形します。
従来からFormシリーズで活用されている高機能材料レジンを活用することができます。
また、大型造形に対応した洗浄機「Form Wash L2」、2次硬化機「Form Cure L」で一連の造形から後処理フローを効率的に使用できます。

3Dプリンター「Formlabs Form4L」

初出展! 50万円以下の低価格ながら超高速・高品位造形が可能「BambuLab X1E」

昨今のMEX造形に関連する技術の進歩により低価格ながら業務用プリンターの性能を保有する次世代3Dプリンターが登場しています。
初出展しました「BambuLab X1E」もその1つで、超軽量化したツールヘッド、モーターと駆動軸を分離したCoreXY構造により、最高20,000 mm/s²の加速度、最高500mm/sの速度を実現、これまでのMEX方式の3倍以上の高速造形を行います。
また、最高60℃までの温度制御ヒートチャンバー機能と自動材料交換機能により、様々な種類のプラスチック樹脂で高品質な造形を行います。

また、「Bambulab X1E Combo」(右写真)は、プリンタの上にあるAMS(Automatic Material System)自動素材供給システムにより、マルチカラー造形を実現。AMSを4台接続することで最大16色のカラー造形ができます。

熟練の技術者がお客様の理想の造形物を作製 3Dプリンター出力サービス

リコー3Dプリンター出力サービスでは、熟練の技術者が造形物の用途やご予算に合わせて、最適な造形方式・材料、後加工までご提案します。
通常の加工方法(切削/射出成型など)とは異なる、3Dプリントにおける特性を最大限に活かした造形アドバイスなど丁寧にご支援します。

3Dプリンター出力サービスコーナーでは、これまでお客様にご提案してきた様々な造形ノウハウをわかりやすい事例サンプルとして展示いたしました。
形状確認用の造形部品や縮尺模型、機能検証やテストに利用できる造形部品など、実際のお客様事例を交えながらご紹介いたしました。
お客様から「ここまで3Dプリンターでできるんだ!」と感心の声を頂きました。

最新で高性能・低価格の3Dスキャナーを出展 Artec3D・SHINING3D・SCANTECH3D

製造業を中心に普及が進んでいる3Dスキャナー。市場には様々な特徴を持った機種がリリースされており、どのように機種選定すればいいかわからない方も多いのではないでしょうか。
今回は、最新かつ最先端の3Dスキャナーを厳選して出展いたしました。
お客様のご使用目的(検査、リバースエンジニアリング等)や取りたいデータ種類、ご予算に応じて、最適な3Dスキャナーをご提案いたします。

廃プラ再生システム 「リサイクルラボシステム」ペレット押出成形機、ペレタイザーを展示

エス.ラボ社が独自開発したペレット溶解積層方式3Dプリンターは、射出成型用ペレットを3Dプリンターの造形材料として使用するもので、従来の熱溶解積層型3Dプリンターでは難しかった大型サイズの造形を、高速かつ低ランニングコストで実現します。
今回は、使用済プラスチック材を再ペレット化して、新たな製品としてアップサイクルする「リサイクルラボシステム」のペレット押出成形機、ペレタイザーを展示いたしました。

初めての次世代3Dプリンター展九州での出展でしたが、多くのお客様と3Dプリンターによる課題解決の会話ができました。

近年、3Dプリンター、3Dスキャナーとも凄まじい進化を遂げています。
リコージャパンは皆様に最先端のテクノロジーを搭載した最新の3Dソリューションをご紹介し、お客様の業務改善・効率化・コスト削減のお手伝いをいたします。
今後とも、リコージャパンの3Dソリューションをよろしくお願いいたします。

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3Dプリンターの実機を見ながら技術者と意見交換ができる「RICOH Rapid Fab」のご案内

展示会で出展した機器、造形物は
品川、名古屋、大阪、福岡でもご覧いただけます

今回の展示会で展示した機器、サンプルの一部は弊社の『RICOH RapidFab』でご覧いただけます。業務のなかで長年3Dプリンターを活用してきたリコーの技術者が、3Dプリンターの導入から運用までお客様のあらゆるご相談を承ります。オンラインでの商談も実施しております。是非、下記ページより最寄りの拠点をお選びいただき、お問い合わせください。

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画像:展示会で出展した機器、造形物は品川、名古屋、大阪でもご覧いただけます
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