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お客様事例

電子化が進んだとはいえ、病院内ではまだまだ重要な役割を担う印刷環境。
国立大学では最多の病床数1,300床を誇る東北大学病院様では、大量のプリンターが日々活用されており、そのトラブルの多さに悩まれていた。その課題を解決したのが、リコーのレーザープリンターだった。

お客様の取り組み/導入の背景

真の医療システム実現を目指す、国立大学最大級の総合病院

東北の最大都市・仙台市に位置する東北大学病院様は、1817年の仙台藩医学施薬所を源流とする、約200年の歴史を持つ病院。医科と歯科が同じ仕組みの中で動いている全国でも数少ない”統合病院”として注目されている。
同病院の基本理念は『患者さんに優しい医療と先進医療の調和を目指した病院』。安全と信頼のもとで最新の研究成果と医療技術を患者さんに提供する一方、国立大学初の緩和ケア病棟を設立するなど、患者さん中心の医療の提供を実践している。このように、高い理念を追及し地域と連携しながら先進医療を目指す同病院では、医療システムにおいても独自の理念に基づいた取り組みを行い、その活動が評価されはじめている。
早くから日本の医療システムの発展に尽力してきた東北大学病院様。「ITの活用は非常に重要ですが、従来あった医療システムは医師の頭の中をサポートするものではありません。医事会計のためだけではなく、医療そのものの発展に寄与する医療システムが必要だと強く感じました」という根東義明先生(同病院メディカルITセンター部長)が中心となり、2003年にそれまであった医療情報部を発展的に解消して、新たに「メディカルITセンター」を設立した。
同センターでは、病院での真のIT活用を目指して”診療サポート”と”経営サポート”を2つの柱とした医療システムの開発に取り組んでいる。また、職場環境のITインフラ整備も同センターのミッションのひとつ。本当の意味で診療に役立つ電子カルテの開発などを行う一方で、病院内でのIT機器トラブルにも対応するという幅広い活動を行っている。

根東 義明 様
東北大学病院
メディカルITセンター 部長
医学情報分野教授
根東 義明 様

課題

医師を助けるカルテ運用で、印刷のトラブルが多発

同センターでは、単にカルテを電子化するのではなく、医師の思考を助け診療に役立つ記録が残せる電子カルテの開発に取り組んでいる。現在の電子カルテは必要な情報がまだ全て記録できるものではないため、不足しがちな情報を追記する対策として、処方箋を記載した内容をラベル紙に印刷してカルテに貼り、医師の記入負担を軽減しながらカルテに詳細な情報を残すという運用をしている。
しかし、この運用で大きな問題となったのが、ラベル紙の印刷トラブルだった。ラベル紙は高価なため、正方形の紙を4分割して印刷。印刷した部分のラベルをはがした状態で再利用することでコストを節約していた。しかし、前システムのプリンターでは何度も印刷することによる印刷不良が多発。ラベル紙の糊がプリンター内部に付着して、日常の業務を止めてしまうことから、プリンターのリプレイスが検討された。
そこで、リコーは同病院で使用されているラベル紙の通紙テストを、導入前に「リコー検証センター」で行い、糊の付着などを徹底検証。プリンターで印刷不良が起こる原因と、リコー製プリンターでラベル紙が安定して印刷できる改善提案を報告し、納得していただいた上でIPSiOシリーズの導入を決めていただいた。

解決

リコーのプリンター導入で、現場でのプリンタートラブルが激減

■印刷トラブルの大幅減少によって診察室の安定稼働をサポート


IPSiO SP4010は外来診療を
しっかりサポート

電子化が進んでいるとはいえ、病院内では多くの印刷物が重要な役割を担っている。例えば、院内処方箋や検査案内書、検査の成績表などは、医師と患者さんのコミュニケーションを助ける重要なツール。患者さんの目の前で必要な情報を出力して渡されるが、東北大学病院様のように大規模な病院になると、その印刷ボリュームは外来診療だけをとってみても概算で1日15,000枚を超える。
さらに、看護記録や看護のワークシートなど、まだまだ電子化されていない部分が多数残っており、約1,000名分の入院患者用食札印刷も朝昼晩に行われるなど、日々大量のプリントが行われている。
同病院では、診察室用プリンターのトラブル解決が決め手となり、医療事務用にA3モノクロ「IPSiO NX660S」を、電子カルテ用に730台を超えるA3モノクロ「IPSiO SP6210」、A4モノクロ「IPSiO SP4010」を、そして看護センターにはA4カラー「IPSiO CX3500」、栄養管理室の食札印刷用にA3カラー「IPSiO SPC811」、レセプト印刷用に高速大量印刷に対応したA3モノクロ「IPSiO SP9100Pro」と、合計で850台を超えるリコー製レーザープリンターを導入いただき、活用していただいている。

「プリンターを変えてから、印刷のトラブルが激減しました」と、國井先生。それまでは1日に5~6件、多い日は10件ほどプリンターに関するトラブルが発生し、メディカルITセンターはその対応に追われていた。「現場で解決している問題もあると思うので、こちらのセンターに入るプリンターのトラブルはほんの一部。実際に発生していた件数は、その一桁多かったのではないでしょうか」(國井先生)。現在、それらはほとんど発生しなくなり、消耗品交換なども現場や院内のヘルプデスクで対応できているとのこと。レセプト印刷の現場では「トラブルが発生した記憶がない」という声も。
また、「外来診療でのプリンタートラブルの激減は重大な意味を持っています」という根東先生。実際に外来診療を行うこともあり、「プリンターが故障すると、診療室がパニックになります。以前は診療現場でのプリンターのトラブルがものすごく多く、私の経験でも問題が起こらなかった日はありません。今はプリンターが空気のように感じるほど安定稼動しており、それがトラブルを起こさないということは、診察室の安定稼働も助けているのです」(根東先生)と、プリンターの故障が減った意義を高く評価していただいている。

國井 重雄 様
東北大学病院 
メディカルITセンター 副部長
准教授
國井 重雄 様

■カラー印刷で食札の間違いを防止。検温表やシフト表もカラーで見やすく

同病院では、カラーレーザープリンターも活用されている。病棟にある看護センターでは、検温の記録やシフト表をカラーでプリント。検温のグラフはカラフルで見やすく、複雑なシフト表もカラー印刷ならばパッと色で判断できるようになった。看護センターではファイリング用の穴が空いた30穴用紙もプリントに使われているが、用紙搬送などのトラブルはない。「講演会情報などもカラーで来ますし、プリンターもカラーじゃないと。色が使えることで、検温の記録やシフト表などがわかりやすくなりました」(看護センター)と好評だった。


大量の食札印刷を支えている
IPSiO SP C811

また栄養管理室では、約1,000名分の食札をA3用紙にカラープリントし、8枚にカット。この食札をトレーに載せて、入院患者様の食事の準備をしている。この食札印刷は朝昼晩と1日3度あって、以前使われていたプリンターでは印刷スピードが追いつかなかった。リコーの「IPSiO SPC811」を導入してからは、スピードが上がり大量印刷にも問題なく対応できている。「以前のプリンターはカラー印刷ができませんでした。食札は間違いがあってはいけないので、現在は色を使って注意喚起を促し、間違いを防いでいます」(栄養管理室)と、ここでもカラーレーザープリンターはなくてはならないものとなっている。
さらに、東北大学病院様には、病院内の現場でトナー交換がスムーズに行えるよう、同病院専用の簡単手順書を提供し、マニュアル作りにも役立てていただいた。このように、プリンターそのものの信頼性の高さとともに、きめ細やかな対応に努めることで、東北大学病院様との信頼関係を築くことができている。

今後の課題

さらなる静音化やコンパクト化、デザイン性のアップを希望

「診察室では、とにかく紙がすぐに出てきて欲しいです。それから、プリンターの稼動音は不必要。例えば、患者さんに病気に関する深刻な話をしている時にプリンターが大きな音で動き出すのはとても気まずいですから。診察室に置くなら、デスクにおいてもアートになるようなコンパクトなデザインにして欲しいですね」(根東先生)といったご要望もいただいている。このようなご要望は、プリンターが安定稼働しているからこそ出てくるもの。ユーザー様の声にできる限り真摯に対応させていただき、医療現場を陰ながら支えて行きたいとリコーは考えている。

お客様の声

「サポートや原因分析力の評価は高いです。
カラー機にも期待しています」

前システムのプリンターは頻繁に故障し、そのたびに患者さんを前にした医師や看護師がやり場のないストレスを抱えていました。でも、新しいプリンターになってから、個人的には一度もトラブルにあっていません。これは画期的なこと。プリンターの安定稼働は、外来診療では凄く重大な意味を持っていて、プリンターがトラブルで止まらなくなった意義は非常に大きいですね。
サポートもタイムリーで、原因の分析力も非常に高いので、リコーの対応に対する満足度は高いです。現在、カラープリンターを使っているのは看護センターと食札印刷のみですが、例えば外来診療でアレルギーの患者さんに植物の写真をみせるなら、少し贅沢に思いますがカラーで渡したくなります。その方が患者さんにもわかりやすいですからね。カラープリンターに対する病院のニーズは、まだまだあると思います。(根東先生)

お客様プロフィール

東北大学病院

  • 創設:文化14年
  • 病床数:1,308床(平成21年3月31日現在)
  • 外来患者数:2,177人/日
  • 診療科数:58科
  • 所在地:宮城県仙台市青葉区星陵町1-1
  • 職員数:医師…762名
    看護師…1,172名
    その他スタッフ…717名
  • URL:http://www.hosp.tohoku.ac.jp/
  • 導入機器:IPSiO NX660S、IPSiO SP 9100Pro/6210/4010、IPSiO SP C811、IPSiO CX 3500

本ページに掲載されている情報は、2010年8月30日現在のものです。

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