医療業界には、多くの厳しいルールが存在し、サービスの対価は、公的に診療報酬が定められています。病院開設や病床数の増減は、都道府県が策定する地域医療計画で定められており、各医療機関が自由には決められない、というルールに則りながら、サービスの質と利益を保つためには、これまで以上に業務を効率化する必要があります。たとえば、広範囲にわたる窓口業務をスリム化すること。患者を待たせない仕組みによって、来院者を増やすこと。働きやすい職場をつくり、求人コストを削りながら、優れた人材を獲得することなどが考えられます。
病院には、さまざまな仕事があります。なかでも窓口は、患者さんの満足度にも直結する大切なポジション。しかし、膨大な業務に追われ、スムーズな対応が難しい場面も少なくありません。セルフ会計システムやデジタルサイネージの導入によって、窓口から会計や広報業務を切り離すだけでも、スタッフはぐっと楽になるでしょう。待合室の環境を整えつつ、待ち時間を短縮すれば、増患も期待できます。働きやすい病院が生まれれば、人材確保にも有利です。そんな改善のカギとなるソリューションを、幅広くご用意しました。
保険証・診察券・紹介状等の確認をして、診療の受付を行う。
患者の症状などを確認し、診察や検査を実施する。
入院が必要な患者に対し、療養環境(ベッドなど)の準備と入院中の診療の計画書を策定し、診療を行う。
診療内容をもとに、患者の負担金額を計算し、窓口で徴収する。
1か月分の診療内容をレセプトにまとめ、支払審査機関へ提出する。
経営を安定させるため、患者数を増やし、コストを下げ、経営品質を向上させる。
医師の時間外労働の上限規制(医療の2024年問題)や、医療の働き方改革への対応はどうすれば良い?
3つのステップで詳しくご紹介します。
遡ること1977年、リコーが提唱したOA(オフィスオートメーション)。そこには「機械にできることは機械に任せ、人はより創造的な仕事をするべきだ」という想いが込められていました。人間にしかできない創造的な仕事を通して、生み出される付加価値を増幅することに、はたらく歓びがあるのだという考え方です。
リコーの使命は、“はたらく”に寄り添い、変革を起こし続けること。 その先に見据える未来は、人ならではの創造力が発揮され、働きがいと経済成長が両立する持続可能な社会。
そんな想いが、2023年に新たに制定した使命と目指す姿「“はたらく”に歓びを」に込められています。