小売業は、人口の高齢化や労働市場の変化により、多くの店舗で適切なスタッフを確保できない状況が続いています。また、原材料費や物流費、人件費などのコストが年々上昇しており、企業の利益率を圧迫し、経営を困難にしています。
店舗業務には、多岐にわたる業務が人手を必要としており、これが人手不足やコスト増加の原因となっています。例えば、販促施策の実行や接客、商品の補充・在庫管理などがその一例です。これらの業務を、デジタルを活用することにより業務効率が向上し、企業価値を高めることが可能です。
商品の企画、調査、仕入れ計画、価格設定、店舗別商品別売上・在庫管理、リスク管理などを行う
1年を通した52週販促計画の立案、店頭販促の企画を立案する。販促に利用するPOP作成、棚割り指示などを行う
商品の入荷検品、在庫管理、陳列、棚割り変更、店舗販促、接客・レジ打ち、補充・品出しなどを行う
仕入先への支払い業務、正規社員の人事・労務管理、非正規社員の給与業務などを行う
遡ること1977年、リコーが提唱したOA(オフィスオートメーション)。そこには「機械にできることは機械に任せ、人はより創造的な仕事をするべきだ」という想いが込められていました。人間にしかできない創造的な仕事を通して、生み出される付加価値を増幅することに、はたらく歓びがあるのだという考え方です。
リコーの使命は、“はたらく”に寄り添い、変革を起こし続けること。 その先に見据える未来は、人ならではの創造力が発揮され、働きがいと経済成長が両立する持続可能な社会。
そんな想いが、2023年に新たに制定した使命と目指す姿「“はたらく”に歓びを」に込められています。