RPAは「Robotic Process Automation」の略で、ロボットによる業務自動化を意味します。ロボットというと人型ロボットや産業用ロボットをイメージする人もいますが、RPAはパソコンやクラウド上で働くソフトウェアのことで、主に事務系の定型業務やルーチンワークを自動化してくれます。例えば、FAXで送られてきた発注書の内容を別のシステムに入力したり、システムから出力されたデータを別のシステムのデータと照合したりするような、定型的で反復作業を伴う事務作業はRPAで自動化することで飛躍的に効率化されます。詳しい知識がなくても使えるため、導入した日から具体的な効果を得ることができるのがRPAの特長といえます。
遡ること1977年、リコーが提唱したOA(オフィスオートメーション)。そこには「機械にできることは機械に任せ、人はより創造的な仕事をするべきだ」という想いが込められていました。人間にしかできない創造的な仕事を通して、生み出される付加価値を増幅することに、はたらく歓びがあるのだという考え方です。
リコーの使命は、“はたらく”に寄り添い、変革を起こし続けること。 その先に見据える未来は、人ならではの創造力が発揮され、働きがいと経済成長が両立する持続可能な社会。
そんな想いが、2023年に新たに制定した使命と目指す姿「“はたらく”に歓びを」に込められています。