電子ペーパーは、手書きやペン入力が可能な電子表示デバイスです。紙と同じように「持ち運びやすい」「読みやすい」「記録した情報が消えにくい」という特性を持っていますが、最大の違いは、電源を切っても表示している情報が失われないこと。また、消費電力が少なく、目に優しいという特性もあります。電子ペーパーの大きさは、10インチ程度が主流ですが、最近では、大型の電子ペーパーも登場し、建設・製造現場などの図面デジタル化や作業管理に活躍しています。
遡ること1977年、リコーが提唱したOA(オフィスオートメーション)。そこには「機械にできることは機械に任せ、人はより創造的な仕事をするべきだ」という想いが込められていました。人間にしかできない創造的な仕事を通して、生み出される付加価値を増幅することに、はたらく歓びがあるのだという考え方です。
リコーの使命は、“はたらく”に寄り添い、変革を起こし続けること。 その先に見据える未来は、人ならではの創造力が発揮され、働きがいと経済成長が両立する持続可能な社会。
そんな想いが、2023年に新たに制定した使命と目指す姿「“はたらく”に歓びを」に込められています。