気候変動などに端を発する世界的な環境意識の高まりを受け、カーボンニュートラル社会の実現は待ったなしの課題です。日本も2050年までに温室効果ガスの排出を実質ゼロにすることを宣言しました。その実現のためにキーとなるのが、太陽光や風力などグリーンエネルギーの拡大と、さらなるエネルギーの有効活用です。オフィスにおいても、照明施設や空調施設の省エネ化や、それらをトータルで管理するスマートシステムの導入、エンジン車からEVへの切り替えなどで、CO2削減に寄与することが可能です。
遡ること1977年、リコーが提唱したOA(オフィスオートメーション)。そこには「機械にできることは機械に任せ、人はより創造的な仕事をするべきだ」という想いが込められていました。人間にしかできない創造的な仕事を通して、生み出される付加価値を増幅することに、はたらく歓びがあるのだという考え方です。
リコーの使命は、“はたらく”に寄り添い、変革を起こし続けること。 その先に見据える未来は、人ならではの創造力が発揮され、働きがいと経済成長が両立する持続可能な社会。
そんな想いが、2023年に新たに制定した使命と目指す姿「“はたらく”に歓びを」に込められています。