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基材への可変情報の直接印字によるラベル・リボンレス化へ ラベルレスサーマル

ラベルレスサーマルとは?

ラベルレスサーマルとは、ラベルやリボンを利用せずに、印字機能を有する基材へ文字・コードの可変情報を直接印字することで、業務の効率化、コストダウンを可能にするリコーからの印字プロセスのご提案です。高速かつ高解像度で可変情報を印字する技術で、従来のプロセスでは実現できなかったニュース性の高い発信が可能になります。また、ラベルレス、サプライレスによるゴミ削減が可能なので、環境負荷低減などの社会課題の解決も実現します。

(再生時間 4:24) ※再生時に音声が流れるので音量にご注意ください。

従来

従来の印字

ラベルレスサーマル

ラベルレスサーマルの印字
ラベルレスサーマルのメリット

生産性の向上

現場への印刷サプライの供給、交換作業が不要になります。

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廃棄物の削減

サプライによるゴミや塵の発生がありません。

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可変情報への高速対応

リコーオリジナルレーザーマシンにより、工程ライン上で高速、高解像度の可変印字が可能。

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用途・アプリケーション

ラベルレスサーマルの技術は、QRコード、製造ロット番号、賞味期限、品質表示マークなど多様な文字・コード可変情報をラベルレス、リボンレスで直接印字することが可能です。家具の部品包装、食品個包装や器具、医薬品の包装などあらゆる業界で活用していただけます。

流通/トップシール包装

食品包材へ部分サーマルコーティングすることによるラベルレス化

食品ロス削減から品質保持期間の延長に効果があるトップシールを用いた包装が増えています。ラベルレスサーマルの技術を使えば、POS情報や成分の表示を従来のようにシールを使わず、天面の印字エリアにのみ機能層を付与して直接印字できるので、商品の変更やパッケージのカスタマイズにフレキシブルに対応することが可能です。

従来

従来のトップシール包装

ラベルレスサーマルの場合

ラベルレスサーマルを用いたトップシール包装
メリット
  • 商品やパッケージ変更へのフレキシブルな対応
  • サプライレスによる中食ベンダーの利便性向上/生産性向上
  • ラベルレスによる廃棄物削減
  • リボン交換、ラベル交換、在庫管理業務の削減
製品概要
塗工可能な基材 感度 透明性
PET、PP フィルム基材 ヘイズ30以下
耐光性 耐熱性 耐電子レンジ性
5000lux 100h 90℃ 1600W 60s
用途
  • 食品パッケージの商品名、原材料、消費期限などの表示
特徴
  • 食品パッケージにダイレクト印字することで、ラベルレスリボンレスを実現

物流/梱包材

梱包材へ宛名をダイレクト印字

梱包材へ宛名が記載されたラベルを貼っていた従来の工程をラベルレスサーマルの技術を使えば、梱包材へダイレクトに印字できます。ラベルの貼り剥がし作業の自動化、省人化を実現すると共に、ゴミや廃棄物の削減にもつながります。

従来

従来の梱包

ラベルレスサーマルの場合

ラベルレスサーマルを用いた梱包
メリット
  • ラベル貼り剥がしの自動化・省人化
  • ラベルゴミ・リボンのプラスチックゴミ削減
  • トレーサビリティの確保

製造/飲料ボトルラベル

高速レーザーでの可変印字

飲料ボトルでラベル印刷を行う場合、アナログ印刷では版を作成する必要があったり、高解像度のデジタル印刷では、印刷速度が遅く大量印刷ができませんでした。ラベルレスサーマルを利用した専用レーザー装置「RICOH FC-LDA Printer 500」を使用することで印刷の版が必要がなく、高速で高解像度な可変印字を実現することが可能です。

従来

従来の飲料ボトルラベル印刷

ラベルレスサーマルの場合

ラベルレスサーマルを用いた飲料ボトルラベル印刷
メリット
  • パッケージのカスタマイズや様々なデザインに対応
  • 大量生産ラインでの業務効率向上
  • 省資源化による環境負荷の低減に貢献
製品概要
塗工可能な基材 感度 耐温湿性
PET、PP フィルム基材 40℃90% 24h
耐光性 耐熱性 耐水性
5000lux 100h 100℃ 20℃ 15h
用途
  • 軟包材基材のキャンペーンデザイン・バーコードなどの個別識別表示
特徴
  • 専用感熱メディアとレーザー装置を組み合わせることにより、高速かつ高解像度なデジタル印刷が可能。(300m/分、200dpi)

製造/部分分包

部品分包のラベルレス・リボンレス化

ネジなどの部品の分包は、従来、ラベルに印字して袋に貼り付けたり、袋にリボンで転写で対応していましたが、ラベル貼り付けの手間がかかり、またラベルゴミや転写後のリボンのゴミが発生していました。ラベルレスサーマルなら、ラベル・リボン破棄がなく、分包袋に直接印字が可能です。

従来

従来の部品分包の印字

ラベルレスサーマルの場合

ラベルレスサーマルを用いた部品分包の印字
メリット
  • 袋に直接印字することでラベルレス・リボンレスを実現
  • ラベル・リボン破棄がなく、環境負荷の低減に貢献

医療/医薬分包

分包紙DT化によるリボンレス化

病院や薬局で提供される医薬品分包紙の印字には、従来熱転写リボンが使われており、廃棄リボンの抜け殻から患者の個人情報が流出するリスクがありました。ラベルレスサーマルの技術を使えば、リボンレスで印字できるので、個人情報が記載されたリボン自体がなくなり、セキュリティの強化につながります。

従来

従来の医薬品分包紙の印字

ラベルレスサーマルの場合

ラベルレスサーマルを用いた医薬品分包紙の印字
メリット
  • 廃棄リボンからの個人情報流出などを防いでセキュリティを強化
  • 現場でのリボン交換作業、交換後の印字調整がなくなることによる生産性の向上
  • 使用済リボンなどの廃棄物削減
製品概要
塗工可能な基材 感度 透明性
PET ヘイズ30以下*1
耐光性 薬品耐性 耐ヒートシール性
5000lux 100h アルコール、ハンドクリーム 120℃*2
用途
  • 医薬品分包紙
特徴
  • 分包紙にダイレクト印字することで、ラベルレスリボンレスを実現
  • ヒートシールで発色しません。
  • *1
    非印字領域
  • *2
    ヒートシール方式によって異なります

よくあるご質問

Aお客様の用途に合わせてのご提供となりますので、詳細についてはお問い合わせください。

A一般汎用品である印字装置(サーマルプリンター・レーザマーカ)での印字が可能ですが、十分な印字濃度・速度を出すためには印字装置とのマッチングを最適化する必要がございます。

A現在ご使用されているサーマルプリンターでも印字できる可能性はございます。
製品によっては弊社レーザマーカでの印字に最適化された製品もございますので詳細についてはお問い合わせください。

"はたらく"に歓びを

“はたらく”に寄り添い変革を起こしつづけることで、人ならではの創造力の発揮を支え、
持続可能な未来の社会をつくります。

遡ること1977年、リコーが提唱したOA(オフィスオートメーション)。そこには「機械にできることは機械に任せ、人はより創造的な仕事をするべきだ」という想いが込められていました。人間にしかできない創造的な仕事を通して、生み出される付加価値を増幅することに、はたらく歓びがあるのだという考え方です。

リコーの使命は、“はたらく”に寄り添い、変革を起こし続けること。 その先に見据える未来は、人ならではの創造力が発揮され、働きがいと経済成長が両立する持続可能な社会。

そんな想いが、2023年に新たに制定した使命と目指す姿「“はたらく”に歓びを」に込められています。

"はたらく"に歓びを

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