ワークフローとは「業務の流れ」を意味し、組織の中で複数人が関わる業務を、あらかじめ決められた流れに沿って処理することを指します。例えば、消耗品の発注業務ひとつを見ても、所属部署内外の関係者の間で繰り返される決められた流れがあります。企業内では、さまざまな申請~承認作業が同時並行で進んでおり、それぞれに上長の承認など必要なステップを踏む必要があることから、数が増えるほど作業は繁雑になります。そこで、申請・承認・決裁業務を自動化するためにつくられたのがワークフローシステムです。書類の紛失や記入ミス・承認漏れによる内部統制上のリスクも抑えることができることから、多くの企業で導入が進んでいます。
遡ること1977年、リコーが提唱したOA(オフィスオートメーション)。そこには「機械にできることは機械に任せ、人はより創造的な仕事をするべきだ」という想いが込められていました。人間にしかできない創造的な仕事を通して、生み出される付加価値を増幅することに、はたらく歓びがあるのだという考え方です。
リコーの使命は、“はたらく”に寄り添い、変革を起こし続けること。 その先に見据える未来は、人ならではの創造力が発揮され、働きがいと経済成長が両立する持続可能な社会。
そんな想いが、2023年に新たに制定した使命と目指す姿「“はたらく”に歓びを」に込められています。