ガラス張りのショールームから店外へ映像を発信し店舗の認知度向上につなげています。
気軽に訪れていただけるよう、店内の様子を紹介しています。
ネッツトヨタ岐阜株式会社 大垣店様では、国道に面した立地環境を最大限に活かし、デジタルサイネージによるダイナミックな情報発信を展開されています。営業時間終了に合わせてタイマーで透過型スクリーンを下ろし、プロジェクターから店外に向けて映像を投影。夜のショールームから色鮮やかな映像が流れる演出は、新型モデルの疾走感や洗練されたブランドイメージを、いっそう強く印象付けます。
クルマのPRだけではなく、大垣店様が企画・実施している地域のイベント情報も発信されています。当日の楽しい模様や参加者の作品などをスクリーンいっぱいに投影。イベント開催後も繰り返し映し出すことで、「いつも何か楽しいことがあるお店」というイメージ浸透につなげています。
機器の選定から設置まで最適なコーディネイトを行うことで、想定以上のインパクトを実現。デジタルサイネージならではの訴求力により、店舗の認知度向上や、新規のお客様増加を実現されています。
【導入前の課題】
【導入後の効果】
--デジタルサイネージを導入された理由、目的を教えてください。
ネッツトヨタ岐阜 大垣店は交通量の多い国道沿いにあります。このスペースを有効活用して店外に向けた効果的な情報発信がしたいと思い、デジタルサイネージに興味を持ちました。夜、ショールームの壁に大きく動画を映し出すような演出ができれば、多くの方に注目いただけるのではないかと思ったのです。
--リコーのデジタルサイネージを採用された決め手を教えてください。
何よりも対応の早さです。新型モデルのリリースと合わせて導入したかったので、納期まで時間が限られていたのですが、私たちの要望と店舗環境を踏まえ、最適な機器を組み合わせたご提案をいただけたことが、採用の決め手となりました。
クラウド型であることもポイントの1つです。店外から遠隔配信できますし、専用サーバーが不要な分、導入コストを抑えることができました。
--店外に向けて、どのように映像を投影されているのですか?
天井に設置したプロジェクターから、ガラスの壁面に下ろした170インチの透過型スクリーンに、店外に向けて映像を投影しています。
営業時間終了の15分前、18時45分になると、タイマーを設置した電動式のスクリーンが下りてきます。さらに、19時になると自動的にプロジェクターから映像投影がスタート。店舗の照明を落とすと、夜のショールームに明るいスクリーンが浮かびあがり、様々な映像が流れる仕組みにしています。
--投影しているコンテンツを教えてください。
新型モデルのPR動画を紹介しています。
大画面へのクリアな映像投影に適した、高輝度モデルのプロジェクターを使用しています。
--コンテンツの作成、配信はどのようにされていますか?
新型モデルの映像は、トヨタ自動車が作成するPR動画を活用しています。イベント関連のコンテンツは、開催時に店舗で撮影した写真などを素材にしています。
店舗のスタッフが本業に集中できるよう、コンテンツの作成・配信とも外部のデザイン会社に依頼しています。大垣店のホームページの制作・更新をしている会社なので、素材やデータの共有もスムーズです。内容やイメージを伝え、メール等でデザインを確認後、遠隔配信をしてもらいます。こうした外部との連携も、クラウド型だからこそできることですね。
スクリーンの上下、プロジェクターのオンオフも自動的に作動するので助かっています。
--イベント関連のコンテンツについて、詳しく教えてください。
当初は、クルマのPRだけだったのですが、せっかく良いツールがあるのだからもっと幅広く活用したいと思い、イベント情報の発信も始めました。
大垣店では、地域の皆様との交流を深めるため、オリジナルのイベントを開催しています。先日はオープン1周年記念として、リコージャパン 岐阜支社にもアドバイスをもらい「『夏の思い出』絵画コンクール」を開催しました。リコーのプリンターで子どもたちの絵をトートバックに印刷してプレゼントし、さらにデジタルサイネージの大画面にも絵を映し出したところ、大変喜んでいただけました。
イベントのチラシ(左)とデジタルサイネージのコンテンツ(右)で、デザインのモチーフをそろえることで、訴求力向上につなげています。
--導入による変化、効果を教えてください。
スクリーンとプロジェクターの距離感、角度、関連機器の設定など、丁寧にテストを繰り返し最適な環境を構築いただいたことで、理想を上回る情報発信が実現しとても満足しています。大きなスクリーンから流れる映像は記憶に残りやすく、皆様にクルマの魅力を感じていただけるのではないかと思っています。
イベントについては、開催して終わりではなくその様子をデジタルサイネージで広く繰り返し発信できるようになりました。今後も、野球教室やプロ野球選手のサイン会など、様々な企画を予定していますのでデジタルサイネージで広報し、いつも新しいこと、何か面白いことがあるお店として、皆様に覚えていただけると嬉しいですね。
導入後、他の営業活動との相乗効果もあり、新規のお客様が増加しています。
--今後について教えてください。
先日、イベントについて相談があり、リコージャパンの社内実践事例を紹介するLive Office、ViCreA 岐阜に伺ったところ、快適な職場環境の実現から環境配慮まで先進的な取り組みが数多く取り入れられていて驚きました。デジタルサイネージも社内外への情報発信に活用されていて、外壁を使ったプロジェクションマッピングも展開されているそうですね。大垣店も、デジタルサイネージをイルミネーションのように使うなど、季節感があって皆様の目を楽しませるような企画を検討中です。
地域から注目され続ける店舗であるために、これからも新しいことを積極的に取り入れていきたいと考えています。私たちでは思いつかないようなアイディアを、リコー、リコージャパンはたくさんお持ちだと思いますので、ViCreA 岐阜で展開されていることも含めて引き続きアドバイスをいただけたらと思います。
ViCreA 岐阜のオフィス。職種を問わず全従業員のフリーアドレスを実現しています。
ViCreA 岐阜のプロジェクションマッピング。岐阜県の名所をモチーフにしたコンテンツなどを流しています。
(写真右)ネッツトヨタ岐阜株式会社 大垣店 店長 市岡 晴樹 様
(写真左)ネッツトヨタ岐阜株式会社 新車部 企画課 課長 長尾 健二 様
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お客様情報
導入製品
■製品構成:
リコーデジタルサイネージクラウドサービスおよびRDS SH BOX1台
プロジェクター:RICOH PJ WUL6480
プロジェクタースクリーン:株式会社オーエス SEP-170HN-TWW3-RT601
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