大学時代は、文系学部でメディアや人文社会学を学んでいました。テクノロジーの可能性に触れたきっかけは、休学中のALS(amyotrophic lateral sclerosis)啓発活動団体でのインターンシップです。この経験を通じてテクノロジーの可能性に触れ、ITを活用して人々を支援することへの情熱が芽生えました。入社当初はITに関する基本知識しかなかったものの、6か月間の研修を経てITパスポートや基本情報技術者試験の資格を取得し、実務に活かしています。ITの基礎から、基盤構築、アプリケーション開発まで幅広く座学と実践を繰り返して学べたことは、今も活きる財産になっています。
エンジニアとしてのキャリアをスタートして間もない頃、ゼロから開発を進めていった社内業務改善のための自動化システム。検証時は何度もエラーを出してしまうなど、わからないことが多く、困難がありました。しかし、都度先輩の細やかなサポートを受けながら経験を積み重ね、自力で開発を完了させられたとき、大きな達成感を覚えたのです。自身の努力と周囲の協力で実現できる喜びは何ものにも代え難いもの。これまで人手を介して行われていた業務が、自分が開発したシステムによって一瞬で可能になり、社内の皆さんの業務負担軽減に貢献しました。同時に、自動化で品質が保証され、お客様により良い運用サービスが提供できるようになった点、これも歓びにつながっています。