お客様導入事例 株式会社ブシロードムーブ 様
エンターテインメント企業における一連の請求業務をMakeLeapsで標準化。
書類作成～承認～発送までの業務フローを統一し、マネジメント体制の強化を実現。
書類の承認・発送を紙から電子に切り替えたことで、業務効率も大幅に向上。
株式会社ブシロードムーブ様は、音響・番組・イベントの制作、代理店事業、声優事務所など幅広い事業を展開されています。年間契約から単発の案件まで毎月の請求内容は多岐に渡り、お取引先企業が多いという特徴があります。これまでは、Excel®やAccess™で請求書を作成し、紙に印刷して承認、その後郵送するという業務フローでした。しかし従来の業務では、手作業によるミスの発生が懸念され、業務負荷も大きく、管理面にも不安があったことからMakeLeapsを導入されました。
MakeLeapsの導入後は、共通のテンプレートを使った書類作成や請求書の電子発送により、人的ミスの懸念が解消され、請求処理のスピードや効率も大幅にアップしています。また、バラバラだった書式や承認フローをMakeLeapsにより統一し、書類の作成～承認～発送までの一連業務を標準化することで、マネジメント体制の強化を実現されています。
課題と効果
【導入前の課題】
- Excel®など表計算ソフトによる書類作成、管理では、手作業によるミスの発生が懸念されていた。
- 書類の作成や発送に関する承認ルールが統一、徹底されていなかった。
- 請求書を紙に印刷して承認、手作業で郵送する業務の負荷が大きかった。
【導入後の効果】
- 請求業務に特化したMakeLeapsの活用により、書類作成や管理の正確性が向上した。
- MakeLeapsを使ったクラウド上での承認フローを確立し、マネジメント体制の強化を実現できた。
- 電子による書類の承認、発送に切り替えたことで、請求業務の作業効率が大幅に向上した。
選定のポイント
- 統一された承認ルールの確立により、マネジメント体制を強化できたこと。
- 請求書を受け取る取引先にとって、負担の少ないサービスであったこと。
- ランニングコストなど、コスト面で優位性があったこと。
導入の背景と効果
ブシロードムーブ様の事業概要を教えてください。
中尾様「ブシロードムーブは、ブシロードグループのハウスエージェンシーとして、音響や番組、イベントの制作や代理店事業、声優事務所など幅広い事業を展開しています。2016年の設立当初はグループ会社との取引が中心でしたが、現在はグループ外の企業様とのお取引も多くなっています。ブシロードグループで培ってきたノウハウを活かし、様々なコンテンツ制作、メディアミックスなどを提案しています。」
株式会社ブシロードムーブ代表取締役社長
声優事務所 響 所長
中尾祐子 様
クラウド型請求管理サービスを検討された背景を教えてください。
中尾様「売上の約半分はグループ外の企業様の案件が占めており、事業の性質上、取引社数が多いという特徴があります。これまでは、営業担当者が必要に応じて見積書をExcel®で作成、請求時は経理が改めてExcel®で請求書を起こし、印刷・捺印のうえ手作業で郵送していました。この方法では、一連の業務がスムーズに流れてないことで業務負荷が大きく、また手作業では間違いも生じてしまいます。さらに担当者によって書類のフォーマットが異なっていたり、一部の部門では書類作成にAccess™を使用していました。このように、利用システムや業務フローが統一されていなかったため、請求業務全体を統一し、会社としてより正確に管理できる体制を整えたいと考えました。」
数あるクラウド型請求管理サービスの中から、MakeLeapsを選ばれたのはなぜでしょうか。
藤野様「仕様面、費用面とも導入しやすかったのが決め手です。MakeLeaps以外のシステムも検討しましたが、請求書を受け取る取引先側でもアカウントの作成が必要になるシステムは導入が難しいと考えていました。なぜなら、定期的にお取引のあるお客様であればご協力いただけるかもしれませんが、当社は単発の案件も多く、全ての取引先にアカウントを作成いただくのは難しいと考えていたからです。その点、MakeLeapsは受け取り側のアカウント作成は不要なので、これは取引先に負担をかけることがなくいいな、と。また、書類の作成・発送時の承認フローを確立したいと考えていたので、それを実現できる機能を備えていた点も大きなポイントです。さらにコスト面も魅力的でしたね。」
株式会社ブシロードムーブ管理セクション
藤野葉子 様
MakeLeaps導入により請求業務はどのように変わりましたか？ 効果を教えてください。
中尾様「これまで手作業で行ってきた書類作成から承認、発送といった一連の工程を全てクラウド上で完結できるようになりました。私は外出していることが多いのですが、出先からでも会社にいるのと同じようにリモートで全ての操作ができるのは本当に便利です。外出の予定があっても承認作業が滞ることがないので、請求処理のスピードが大幅にアップしています。
経営視点から言えば、MakeLeapsの導入による業務フローの標準化により、マネジメント体制が強化された効果は非常に大きいです。以前は、部門ごとに利用システムや業務フローが異なることに不安を感じていましたが、それが解消されました。また管理面で言えば、以前は担当者に問い合わせないと案件の内容が分からないこともあったのですが、現在は見積や請求に関するデータをクラウドで一元管理できているので、最新の状況をいつでも把握できます。過去の案件も含めて、必要な情報をすぐに検索して確認できるのは、スピード感をもってビジネスを展開していく上で大変助かります。」
藤野様「書類作成の正確性が高まったことも導入による効果です。以前は、見積書は営業部、請求書は経理チームというように、バラバラに作成・管理していたので、部門間の連携部分でミスが発生する可能性がありました。MakeLeaps導入後は、営業担当者がMakeLeapsで作成し上長に承認を得た見積書を、ワンクリックで請求書に変換できるので、人的ミスのリスクが軽減されています。手作業していた頃とは安心感が違います。」
濱野様「営業部として一番嬉しいのは、紙ならではのわずらわしい作業から解放されたことですね。以前に比べると2～3工程の作業が丸々カットされている印象です。Excel®を使って紙で請求書を郵送していた頃は、印刷してみたら一部が切れていたということがあり、修正して再度印刷、上長を探して捺印してもらって……と、書類の修正や承認をもらうだけでもかなりの手間がかかっていました。MakeLeapsになってからは、そもそも手入力による間違いが発生する心配はないですし、承認依頼もクラウド上で簡単に完了。電子による書類発送もワンクリックです。月末月初に大量の請求書をプリントアウトして手作業で郵送するという工程が丸ごと不要になったのはありがたいです。」
株式会社ブシロードムーブ営業部
営業チーム
濱野伸一郎 様
MakeLeapsの使い勝手はいかがですか？
濱野様「Excel®などの表計算ソフトとは異なり、請求業務に特化したツールなので、とても使いやすいです。営業部内での情報共有もスムーズになりました。
私も含めて説明書をじっくり読むタイプのスタッフは少ないのですが、みんな最初に軽く説明を聞いただけで問題なく使いこなせています。MakeLeapsは『直感的に操作できる』とプロモーションされていますが、まさにその通りだと思います。」
今後はどのような活用を想定されていますか？
中尾様「案件管理を行うツールとしてkintoneの導入を進めており、MakeLeapsとも連携させる予定です。MakeLeapsとkintoneの連携により、案件管理から請求書発行まで一元管理できるようにして、業務全体の効率化やスピードアップ、そしてさらなるマネジメント体制の強化につなげていけたらと思っています。」
お客様プロフィールと導入商品
お客様情報
■お客様名称：株式会社ブシロードムーブ様
■本社所在地：東京都中野区中央1丁目38-1 住友中野坂上ビル2階
■事業概要：
音響や番組、イベントの制作、代理店事業、声優事務所など幅広い事業を展開。ブシロードグループ内の企業に対してはもちろん、グループ外の企業へも、ブシロードグループのノウハウを活かした多様なコンテンツ制作やメディアミックスなどを提案。
導入商品
■請求管理クラウドサービス
MakeLeaps
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https://www.ricoh.co.jp/service/makeleaps/
- ※kintone は、サイボウズ株式会社の登録商標または商標です。
- ※Excel®は、米国 Microsoft Corporation の、米国およびその他の国における登録商標または商標です。
- ※Access™は、米国Microsoft Corporationの、米国およびその他の国における登録商標または商標です。
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