LED照明の寿命

LED照明の寿命について
照明器具と同様にLED照明にも寿命があります。
LED照明は、LED光源の寿命を40,000あるいは50,000時間*と表記していますが、LED照明の寿命と同じではありません。
*寿命は、光束が70%まで低下するまでの時間を言いますが、あくまでも設計寿命であり、個々の製品の寿命を保証するものではありません。
使用される環境、連続使用かなど、個別の利用状況により、実際の寿命は異なります。

LED照明の寿命は“LED光源の光出力”だけではなく、LED照明を構成する“LED光源を駆動する電気回路”及び“その他の部品”で決まります。LED照明が設置された場所の周囲温度、湿度、電源電圧、点灯スイッチのON/OFF回数、点灯時間、汚損、腐食性ガス、振動、取り付け状態などで製品の寿命は大きく変動し、定義が難しいため、LED照明の寿命は8~10年(適正交換時期)としています。
ご使用のLED照明の製造年月は製品に印字されているシリアル番号で確認いただけます。ご使用期間が不明な場合は製造年月を参考にしてLED照明の交換時期をご検討ください。

画像:RICOH PI40N/23 昼白色 インバータ

製品印字の例:
RICOH
PI40N/23
昼白色 インバータ Made in Japan
||||||||||||||||||||||||||||||||
1207xxxxxxxxx
↑ シリアル番号の上位4桁が製造年月を示します(この例では、2012年7月製造となります)

参考

●光色が青白く変化したと感じられる場合、経年劣化(寿命)の可能性があります。

画像:光色が青白く変化したLED照明

緑点線部分の光色が青白くなっている

●LED照明の外装部にひびが入っている場合、経年劣化(寿命)の可能性があります。

画像:外装部にひびが入ったLED照明

ひびが入っている

お問い合わせ先

週末や週明け、祝日前後、また年末年始にいただきますお問い合わせに関しては、ご回答が遅れる場合がございますので、あらかじめご了承下さいますようお願い申し上げます。


照明器具の寿命

照明器具に関する注意事項

照明器具には寿命がございます。
故障などで突然、照明器具が使用できなくなりますと日々の活動に大きな影響を及ぼしますので、定期的な点検・交換をおすすめいたします。

一般社団法人日本照明工業会(JLMA)は、以下のように説明しております。

https://www.jlma.or.jp/led-navi/contents/cont13b_checkAndChange.htm
※引用掲載については一般社団法人日本照明工業会(JLMA)の承諾済み

照明器具の交換目安は約10年です。

古くなった照明器具は早めに取り換えるのが一番ですが、JIS(日本工業規格)では、交換の目安を約10年としています。

画像:故障率と器具交換時期イメージ

※照明器具の交換目安は、蛍光灯からLED照明に置換えた場合も同様とお考えください。
※安定器の劣化により、異音・点灯時ちらつく・点灯が遅い・暗く点灯する場合もありますが、
突然、不点灯になる場合もございます。
磁気式安定器の劣化具合によっては、発煙、漏電ブレーカー作動の恐れもありますので、
安定器交換の検討をおすすめいたします。

ご使用期間が10年以上の照明器具は器具一体型照明(ベースライト)導入の検討をおすすめいたします。

一般社団法人日本照明工業会は安定器だけではなく、
器具、ソケット、内部電線の定期的な点検・交換もお願いしています。

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