近年、社内の情報化を積極的に推進し続けている「明和ゴム工業株式会社様」。そのなかで、IT機器のトラブル処理にかかわる煩雑な業務を改善するためにリコーの「P&DS(パソコン&デバイス・サービス)」を導入。 新たな企業活動を展開するための安心材料のひとつとして、リコーの新しい保守サービスが貢献しています。
印刷用ゴムロールの開発・製造を通じて、情報社会の発展に貢献してきた「明和ゴム工業株式会社様」。“すべてはお客様にとって価値あるものを提供するために”という姿勢は創業以来変わることなく、独創性の追求、徹底した品質管理体制、絶えざる技術革新を続けています。2003年には、ISO9001を全事業所で取得。また環境保全活動に積極的に取り組み、地球市民の一員として社会への貢献をめざしています。
同社の主な得意先は、新聞社関係、一般印刷・印刷機械関係、金属印刷、カラー鉄板関係、プラスチック加工関係、鉄鋼、製紙関係など。たとえば、新聞の印刷、紙幣の印刷から、飲料・食品パッケージの印刷、電化製品の梱包の印刷まで、あらゆるシーンで、同社の製品が活躍しています。
「いま、新規のお客様獲得のために、従来のルートセールスから、ソリューション提案型の営業戦略にシフト。そのための情報発信にも取り組んでいます」(取締役副社長坪井栄一郎様)。
同社では、4~5年前から積極的に情報化を推進。その一環として、社外への情報発信を行う目的でホームページを開設。実際に注文が発生し、インターネットの利用が、営業活動において徐々に効果を上げつつあります。現在、同社の工場は、東京、前橋、大阪、仙台、北海道の5拠点、営業所は全国で14ヵ所あり、毎日の業務日報は、本社及び全国の拠点でメールによる報告形式がとられています。同社では、情報システムが業務に欠かせないものとなっています。
「総務、経理から始まり、生産部門、営業部門も業務でPCを使っています。しかし、部署ごとにメーカーやOSのバージョンなどが異なる環境で使われており、トラブルの際のメンテナンスが大変でした」(総務部横田様)。特に営業では、多くのお客様とのやりとりがメール中心であるため、PCの故障は営業活動に大きな影響が出ます。総務には、一刻も早く不具合を解消することが求められます。
また、PCと周辺機器との接続の問題、PC共有環境での不具合など、とにかく何かあるたびに総務に問い合わせが集中。それぞれの原因を調査したり、対処法を検討したり、各メーカーに連絡を取り機器の修理を手配したり、煩雑な作業が総務の方にとって大変な負担となっていました。「総務としては、社内の快適な環境づくりのために何でも対応したいのですが、年々、機器も増え、機能も高度化しそれが難しくなってきました」(横田様)。さらに、修理中はPCがなくなることや、機器ごとのメーカー保証は一定の期間が過ぎると無効になるため、修理代の見当がつかないことも不安であったとのことです。
「たとえば、営業車が故障した場合、代車というのがある。PCでも同じように代替機を提供してくれるサービスがないか、担当の販売店さんに相談したところ、リコーP&DS(パソコン&デバイス・サービス)を提案していただきました」(横田様)。
検討していただいた結果、●リコーのP&DSなら社内のデスクトップPC、ノートPC、各種プリンター、スキャナー、MO、モデムに至るまで、マルチベンダーで保守対応が可能●P&DSコールセンター1ヵ所に連絡するだけで煩雑な修理手配が完了●“代替機”が利用できる、といった点を評価いただきました。そして、それらが低コストで実現できることがポイントとなり、ご採用いただきました。
「実際にサービスを導入した後、PCが3台故障。代替機を利用できたのでほんとうに助かりました」(横田様)。
*代替機はオプションサービスです。同社では今後、社内の情報システム化をより一層推進し、ナレッジ(知識)の共有化をはかろうとしています。「いいアイデアが生まれたときに全社で共有できる環境が、これからの事業展開に必要。グループウェアの導入も検討中です。IT化を進める上で、販売店さんのきめ細かなサポートとともに、このリコーP&DSがあると安心で心強い。機器のトラブルで、企業の動きがストップするのは、死活問題ですからね」(坪井様)。
これからもリコーは、お客様が安心して情報システムを利用し企業活動に専念できるようなP&DS(パソコン&デバイス・サービス)を追求し、提案していきます。
明和ゴム工業株式会社