請求業務のデジタル化で「約80%の工数削減」と「テレワーク化」を実現


リコーの「MakeLeaps(メイクリープス)」は、見積書や請求書など各種書類の「作成」や「承認」、「送付」から「入金管理」まで、請求にまつわる業務を効率化するクラウドサービスです。今回は、毎月延べ50時間以上を要していた請求書の発行業務を効率化するため、2020年4月に「MakeLeaps」を導入された株式会社タカサ様に、導入の背景や効果について伺いました。タカサ様は千葉県内を中心に、調剤薬局、在宅医療、福祉用具サービス、通所介護などの事業を展開されていらっしゃいます。
困りごと 1
毎月6,400枚の請求書を印刷・紙折り・封入する作業に大きな負荷がかかっていた
解決 1
郵送代行サービスの活用で、業務時間が従来の3,260分から730分となり生産性が大幅に向上した(約80%の工数削減)
困りごと 2
請求書の発行枚数が多く、事務担当外の支援が必要で、
他部署のメイン業務を圧迫していた
解決 2
業務負荷の大幅な低減で、担当外の支援が不要になり
本来の仕事に注力してもらえるようになった
困りごと 3
請求書の発行業務を行うには出社する必要があり、
テレワークで業務を完結できる状態にはなかった
解決 3
請求書の発行業務をデジタル化したことにより、
在宅・テレワークでも請求業務を行えるようになった
当社の福祉用具サービス事業におけるお客様へのレンタル料ご請求について、毎月 6,400 枚の請求書発行を約20名にて手作業で行っていました。業務の流れとしては、まず本社で約3時間かけて請求書を印刷し、その請求書の紙折り作業を機械で約2時間かけて行っていました。その後、各支店(5拠点)で封入作業を行うため、本社から各支店に請求書を郵送し、それを受け取った支店側が延べ40時間ほどをかけて封入作業を行っていました。このように各工程で相当な労力・時間を要していたため、印刷作業を請求担当ではない他部署にお願いしたり、封入作業も事務担当以外に手伝ってもらったりと、担当外の従業員の支援なしにはとても追いつかない状態でした。
株式会社タカサ 本社ショールーム
株式会社タカサ 専務取締役 鎗田 吉正 様
株式会社タカサ ライフケア事業部 茂木 忍 様
「MakeLeaps」の郵送代行サービスにより、それまで自社内で行っていた印刷・紙折り・封入作業がゼロになり、請求書発行にかかるトータルの作業時間が3,260分から730分に減りました(約80%削減)。業務負荷が大幅に削減され、業務に携わる人数も20名程度から5名程度に減らすことができました。従来は、印刷・封入作業を担当外の従業員に手伝ってもらっていましたが、それがなくなり本来の仕事に専念してもらえる時間が増えたのも非常に良かった点です。また昨今のコロナ禍で、当グループも一時的に在宅勤務になりました。従来であれば請求書発行のため出社が必要だったと思いますが、「MakeLeaps」によりパソコン上で業務を完結させることが可能になり、出社することなくテレワークで請求業務を行うことができました。
数年前から、請求書発行の効率化は課題と感じていて、それを解決できるクラウドサービスを探していました。当社事業の中でも、特に福祉用具レンタルの業務はローテクな動き方をしていたので、どうにか仕組みを変えたいという想いがありました。ただ業務の見直しを行うにあたっては、コストが見えやすい「システム導入」による改善より、コストが見えにくい「人的リソース」による改善が優先される社風もあり、本格検討まで時間がかかりました。いよいよ今年、本格的に導入を検討しようとリコーさんに相談したところ、「MakeLeaps」を紹介してもらいました。他社のサービスも調べましたが、他社は請求書発行の電子化(電子送付)を基本とするものが多かった印象です。当社はご高齢のお客様が多くメールでの請求書送付は難しいこともあり、最初から電子化するのが難しい状況だったため、当面、紙での送付は継続しながら、同時にその業務負荷を下げたいと考えていました。そういった状況もあり、まずは郵送代行により業務負荷を低減しながら、将来的には「電子送付と郵送代行を並行利用できる」、またコストの面でも「郵送代行を安価に利用できる」、こういった点で「MakeLeaps」を選択しました。
そうですね、「MakeLeaps」は直感的に使えるわかりやすいツールなので、請求書の仕分けやちょっとした金額修正の際に、画面上でとても簡単に修正できるのが良いですね。また、印刷や封入の作業がなくなったことで、紙や封筒の在庫管理や封入時のスペース確保が不要になったのも、あとで気付いたメリットですね。
現在は福祉用具サービス事業で「MakeLeaps」を利用していますが、今後は薬局事業やその他介護部門にも活用範囲を広げていきたいと考えています。また「MakeLeaps」による請求書発行の電子化(電子送付)も検討していきたいですね。それにより、さらなるコスト削減が図れると考えています。さらに薬局部門では現在、契約の電子化(電子契約)を推進しているので、福祉用具レンタル事業で進める請求書の電子化と掛け合わせて、一連の業務を電子化することもやっていきたいですね。
※請求管理クラウドサービス「MakeLeaps(メイクリープス)」
https://www.ricoh.co.jp/service/makeleaps/
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