活用事例 NPO法人 J-Win(特定非営利活動法人ジャパン・ウィメンズ・イノベイティブ・ネットワーク)第11期 High Potentialネットワーク 様 大人数のオンライン定例会でリアルタイムに意見を可視化

200名規模で定期開催しているオンライン定例会にて
リコーリアルタイムコミュニケーションをご活用。
大人数の中でも気軽に質問ができ、
リアルタイムに意見が可視化され受講者から高い満足度。

  • 業界セミナー
  • 研修
  • オンライン
  • ~200名

セミナー概要

J-Win(特定非営利活動法人ジャパン・ウィメンズ・イノベイティブ・ネットワーク)様では、企業における女性活躍を推進するために、女性リーダー育成活動を行っています。 High Potentialネットワークは、企業から選抜された管理職・管理職一歩手前の社員300名ほどで構成され、活動の一環として、ネットワークメンバー自身による定例会の企画・運営を実施されています。

定例会では講演者を招いた講演や受講者によるワークショップを中心に行われており、従来は対面で実施されていましたが、コロナ禍以降はオンラインで開催されています。

オンラインの定例会においても「当事者意識をもって参加してもらい、発言者が偏ることなく意見を出してほしい」という実行委員メンバーの思いがあり、9月開催の定例会で、リコーリアルタイムコミュニケーションをご活用頂きました。

※ J-Win様においては、2021年度の9月・11月・12月の定例会において試験的にご利用いただきました。

主催 NPO法人 J-Win(特定非営利活動法人ジャパン・ウィメンズ・イノベイティブ・ネットワーク)第11期 High Potentialネットワーク 様
セミナー名称 J-Win 9月定例会「テクノロジーから見る社会の未来」
会場 各自オンライン参加
開催日時 2021年9月16日
視聴者数 250名
配信プラットフォーム Zoom

今回初めてリコーリアルタイムコミュニケーションを利用するため、受講者には実行委員から事前にメール等で利用方法を周知されました。
当日も司会者から何度もアナウンスする徹底ぶりで、接続できない人を極力減らし、スムーズな活用へ繋がりました。

課題と効果

課題と効果

  • オンラインの定例会においては、講演者と受講者の間で双方向のコミュニケーションが取りづらい。
  • 200名ほどが参加する参加人数の多い会議なので、全員から意見を出してもらうことが難しい。
  • 質疑応答において、発言者が偏ってしまったり、1人の質問者で時間が長くなってしまう傾向があった。

導入後の効果

  • リコーリアルタイムコミュニケーションを活用したことで、「投票」という形で気軽に意思表示ができ、参加意識を高めてもらうことができた。
  • リアルタイムに他の受講者の意見や全体の傾向が可視化され、講演をより一層楽しみながら講師とのコミュニケーションもとることができた。
    質問をリコーリアルタイムコミュニケーションでの投稿形式にしたことで、質疑応答の時間だけに限らず遠慮なく質問やコメントを投稿してもらえるようになり、時間内で多くの人に質問してもらうことができた。また、実行委員側で有意義な質問を選抜することができた。
  • 実行委員側だけでなく参加メンバーも他者の意見を知ることができ、一体感が生まれた。

導入の背景

オンラインで開催する際の課題

J-Win様では、コロナ禍以降、定例会をオンラインで開催されてきました。 オンライン開催は、移動の手間が省け遠方からの参加ハードルが低くなるメリットがありますが、定例会の企画・運営を行う実行委員としては課題も感じられていました。

まず、「講演者と受講者の間でコミュニケーションが取りづらい」という課題です。
定例会では講演者を招き、テーマに沿って講演してもらうことが多くありますが、オンラインで200名規模の受講者がいると講演者から参加者の顔が見えず、聞いている人の温度感が分かりません。
受講者同士においても、他の参加者の表情が分からないので他の人が講演を聞きどう感じているか、対面と比較すると分かりづらい面があります。
質疑応答においては、受講者が多いため人によっては質問しづらいと感じ、積極的に発言する人に偏りがある傾向がありました。
また口頭で質問を受け付けると、1人の質問者で時間をとってしまう、という課題がありました。

導入の効果

リアルタイムに投票結果が共有され、講師と受講者のコミュニケーションが活性化

講演においては、テーマに沿った「投票」が行われました。
お互いの顔が見えない中でも、リアルタイムに投票結果を画面投影することにより、受講者同士がお互いの考えを即時に知ることができました。

また受講者だけでなく講師もリアルタイムに結果が見えることで、受講者の感想や意見を知ることができ、講師と受講者の間でのコミュニケーション活性化に繋がりました。

お互いの考えと全体の傾向がリアルタイムに「見える化」されることで、講演をより楽しみながら参加して頂けました。

投票結果はリアルタイムに集計されグラフに表示されます。

効率的な質疑応答

質疑応答においては、Q&Aに質問を投稿してもらうことで質問者の偏りをなくし、効率的な質疑応答の時間となりました。

質疑応答の流れとしては、
 ●質問者がリコーリアルタイムコミュニケーションで質問を投稿
       ↓
 ●質問内容は全員へ公開
       ↓
 ●定例会実行委員が質問を選抜し(LIKEが多い質問など)、司会者が質問者を指定
       ↓
 ●指定された質問者が質問する際には、画面上に質問コメントを拡大表示
各自が質問を考えてから投稿することになるので、質問内容を考える時間ができ、特定の人の発言に時間がかかり過ぎるという問題点も解消できました。

また、実行委員会メンバーでLIKEの多い質問など有意義な質問を選抜することができました。

投稿された質問が表示されている様子。
どの質問に回答しているか、すぐに分かります。

リコーリアルタイムコミュニケーション活用により受講者の参加意識が向上

今回オンライン定例会のコミュニケーションツールとして初めてリコーリアルタイムコミュニケーションをご活用頂きましたが、全体的に前向きなコメントが多く、受講者の方々からは、「参加意識が向上した」という感想をもってもらえました。

「投票」という形で自分の意思表示ができたり、気軽にいつでも「コメント」や「質問」が投稿できたことにより、参加意識が向上したとのことです。

9月の定例会でリコーリアルタイムコミュニケーションをご利用頂きましたが、11月の定例会、12月のオンライン合宿でも引き続きご活用頂きました。

受講者からの声(コメント抜粋)

・リアルタイムで他の参加者の意見や全体の傾向を掴むことができて、講演が一層面白くなったように感じます。
・ビジュアル的にも非常にわかりやすく、定例会が一体になっていることを感じました。
・投票機能でほかの人も同じく聞きたい質問を効率よく質問が出来ますし、1つ1つの質問に対する時間のロス(一人が長くしゃべりすぎない)が減ると感じました。
・大規模会議になるとどうしても意見を発しにくく、受け身の参加になりがちだが、このような形で参加できるのは楽しいです。

今後について

次回リコーリアルタイムコミュニケーションをご利用頂く際は、「事前に知りたいことをリコーリアルタイムコミュニケーションで集める」ことにもチャレンジすると仰って頂けました。

お客様プロフィールと導入製品

お客様情報

■お客様名称:特定非営利活動法人ジャパン・ウィメンズ・イノベイティブ・ネットワーク(NPO法人 J-Win)第11期 High Potentialネットワーク 様
■お客様概要:企業におけるダイバーシティ・マネジメントの促進と定着を支援することを目的に、2007年4月に設立された企業メンバー制の団体です。第11期High Potential ネットワークは、2021年度に各企業から選抜された管理職・管理職一歩手前の社員約300名で構成されるネットワークです。
■URL:https://j-win5.jp/

※本ページに掲載されている情報は、2022年1月現在のものです。
※本ページ記載の会社名および製品名は、それぞれ各社の商号、商標または登録商標です。

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