ニュースリリース
リコージャパン株式会社(社長執行役員:坂主 智弘)は、RPA(Robotic Process Automation)プラットフォームを提供する米UiPath(ユーアイパス)社の日本法人であるUiPath株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:長谷川康一、以下 UiPath社)と販売代理店契約を締結しました。これにより、間接業務の生産性向上と人材の有効活用に向けた定型業務の自動化サービス「リコー RPA活用支援サービス」のラインアップを拡大し、働き方改革の支援を強化します。
急速な人口減少と高齢者増加が進み、超高齢化社会となった日本において、労働人口の減少に対する対応は大きな社会課題になっています。働き方改革に取り組む企業が増える中で、業務プロセス改革を進めることで業務効率を向上し、人的なリソースを定型業務からより創造的な仕事にシフトすることを目指す企業も増えています。こうした状況のなかで、定型業務を自動化するRPA市場は急速に拡大しており、今後も大幅な拡大が見込まれています。
UiPath社は、お客様の業務プロセスを効率的に自動化するためのソフトウェアプラットフォームを提供する世界のトップRPAカンパニーです。すでに国内で550社以上、世界では1,800社(2018年9月末現在)を超える企業・団体に対してRPAによる自動化の実績を有しています。
リコーグループでは、2018年4月から「社内デジタル革命」としてRPAやAIを活用した業務プロセス改革の実践を進めています。業務を一番知っているのは現場、困っているのも現場、そして改善のアイディアがあるもの現場という考えのもと、機能分野にこだわらず、あらゆる現場で、ボトムアップで取り組み、社員一人ひとりが業務プロセスをKAIZENし続ける体質となることで、社員が明るくイキイキと働く会社になることを目指しています。そして、リコーグループがお客様への提供価値として掲げるEMPOWERING DIGITAL WORKPLACESを実践し、そこで培ったノウハウとともに、デジタル技術を活用したスマートなワークフローへの変革を実現するソリューションとしてお客様にご提供しています。
今回のUiPath社との販売代理店契約は、社内デジタル革命を進めるためのRPAの標準ツールとしてUiPath製品を活用していることに加え、UiPath社が目指すRPA関連のマーケットプレイスの開設により、日本の現場のニーズから生まれた多種多様な業務に対応したロボットが既製品として提供されることが期待され、それがリコージャパンが目指す中堅中小企業へのRPAの普及・拡大と合致することによるものです。
リコージャパンでは、リコーグループの取り組みに先行し、2016年7月にバックオフィス業務の自動化に取り組むプロジェクトを開始してRPAを活用した業務改善を自社内で実践するとともに、2017年9月からお客様向けに定型業務自動化支援サービスを提供してきました。今回の販売代理店契約の締結により、RPAソリューションのラインアップを拡充することで、中堅中小企業の働き方改革の支援をより一層強化してまいります。
リコーグループは、オフィス向け画像機器を中心とした製品とサービス・ソリューション、プロダクションプリンティング、産業用製品、デジタルカメラなどを世界約200の国と地域で提供しています。(2018年3月期リコーグループ連結売上は2兆633億円)。
創業以来80年以上にわたり、高い技術力、際立った顧客サービスの提供と、持続可能な社会にむけて積極的な取り組みを行っています。
EMPOWERING DIGITAL WORKPLACES - 人々の"はたらく"をよりスマートに。リコーグループは、さまざまなワークプレイスの変革をテクノロジーとサービスのイノベーションでお客様とともに実現します。
詳しい情報は、こちらをご覧ください。
http://jp.ricoh.com/
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