リコージャパン株式会社は、このたび本社事業所の近隣の東京都済生会中央病院様、国際医療福祉大学三田病院様へ、N95マスク1,000個ずつ合計2,000個を寄付いたしました。
N95マスクはアメリカ合衆国労働安全衛生研究所(NIOSH)のN95規格をクリアし、認可された微粒子用マスクで、現在は新型コロナウイルス感染対策のために医療現場では深刻な品不足となっています。
今回のN95マスクは当社の川崎事業所で非常用備品として保管していたものですが、最前線で奮闘いただいている医療従事者の皆さまを少しでも支援いたしたくお届けすることとなりました。
医療機関の皆さまからは「今朝もマスクが足りないと会議で話していたところだった。ガウンやフェイスシールドも手作りをしている」と逼迫した様子とともに、「今一番ほしいもので、大変ありがたい」という声をいただきました。
リコーグループでは、3Dプリンターや金型の活用によりフェイスシールドの生産も開始し、4月中に1,000個、5月末までに7,000個のあわせて8,000個を生産し、厚生労働省から感染症指定医療機関として指定されている57の医療機関に対して、順次、無償提供していきます。
このような状況のなか、最前線でご尽力されておられる皆さまに心から敬意を表するとともに、一日も早く新型コロナウイルスの感染拡大が収束することを願い、リコーグループとしてできる支援に一つひとつ取り組んでまいります。