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2021年12月10日
リコージャパン株式会社

帯広事業所が『ZEB』認証、リコージャパンで2例目

リコージャパン株式会社 北海道支社の帯広事業所は、『ZEB』認証を取得した新社屋に移転しました。

このたび竣工した帯広事業所の新社屋は、建築物の省エネルギー性能表示制度(BELS)で定める『ZEB』の第三者認証を取得しました。『ZEB』とは、省エネと創エネにより、年間の一次エネルギー削減率を正味で100%以上とした建築物のことを言い、リコージャパンでは2例目となります。

帯広事業所の所在する帯広市は、北海道の東部に広がる十勝平野のほぼ中央に位置し、年間を通じて全国的にも有数の日照時間に恵まれた地域です。冬も降雪は少なく、晴天が続くことを「十勝晴れ」と呼んでいます。

この特性を活かして、事業所で使用する電力は、屋上に設置した太陽光パネル117枚により、再生可能エネルギー由来の電力を創出しています。降雪が少ない地域ですが、降った雪が積もると発電ができなくなるため、一部のパネルを立てて設置し、雪が滑り落ちやすい角度にして、冬でも発電できるように雪国ならではの工夫をしています。

そのほかに、EV自動車を活用した蓄エネルギーや、リコー独自の照明・空調を制御するシステムによる省エネルギーで、『ZEB』を実現しています。

ゼロエネルギー事業所を実現した実践ノウハウを体感いただけるLiveOffice「ViCreA 帯広」としても来年1月にオープンを予定しており、お客様の価値創造に向けた取り組みを紹介していきます。

*『ZEB』:
Net Zero Energy Buildingの略称で、年間で消費する建築物のエネルギー量が大幅に削減されている建築物。省エネ基準に対して『ZEB』(100%以上減)、Nearly ZEB(75%以上減)、ZEB Ready(50%以上減)がある。

帯広事業所外観

EV自動車

屋上の太陽光パネル

雪が滑り落ちやすいように角度を付けて設置