Google Meet™を録画・保存・共有する方法とその注意点
2025年05月22日 07:00
この記事に書いてあること
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※可能な限り情報の正確性を心がけていますが、正確な情報提供を保証するものではありません。
※各サービスの詳細は、サービス提供事業者にお問い合わせください。
Web会議が浸透していく中で、Google Meet™を利用する方も増えたのではないでしょうか。
今回は、Google Meet™で録画するための方法について解説します。録画の際の注意点や実際の操作方法、活用したい外部ツールについてご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
Google Meet™で録画するための注意点
Google Meet™で録画する際には、いくつか注意すべき点があります。
ここでは、Google Meet™で録画するための2つの注意点について解説します。
有料プランへの加入が必要
Google Meet™で録画するためには、Googleのクラウドサービスの個人向けサービス「Google One」か、ビジネス向けサービス「Google Workspace」の有料プランに加入する必要があります。
無料版の利用では録画機能を使うことができません。
「Google One」と、「Google Workspace」の価格は以下の通りです。
| 録画機能 | Google公式価格(月額) | |
| Google One ベーシック | ✕ | 290円 |
| Google One プレミアム | ○ | 1,450円 |
| Google One AIプレミアム | ○ | 2,900円 |
| Google Workspace Business Starter | ○ | 800円 |
| Google Workspace Business Standard | ○ | 1,600円 |
| Google Workspace Business Plus | ○ | 2,500円 |
| Google Workspace Enterprise Essentials | ○ | 要問合せ |
録画機能を使いたい場合は、有料プランへの加入を検討しましょう。
参考:Google One
参考:Google Workspace
事前に設定が必要
Google Meet™の録画機能を使用できる契約は、Google One(保存容量が2TB以上のプラン、つまりプレミアム以上)か、Google Workspace Business Standard以上が対象です。Google Workspaceの場合は管理者が録画機能の有効化をおこなう必要があります。
Google Oneでの設定方法
Google Oneのプレミアムプラン以上に加入していれば、特に設定は必要ありません。
Google OneでログインしているアカウントでGoogle Meet™を起動して録画をすることができます。
Google Workspaceでの設定方法
以下の手順に沿って、事前の設定を完了しましょう。
- 1.Google Workspaceの管理画面を開き、管理者アカウントでログインする
- 2.「アプリ」をクリックする
- 3.「Google Workspace」をクリックする
- 4.サービス一覧の中から「Google Meet」を選択しクリックする
- 5.「Meetの動画設定」を開き、「録画」の「ユーザーに会議の録画を許可します」にチェックを入れる
Google Meet™を録画するやり方
事前準備が完了したら、実際に録画してみましょう。録画の方法は以下の通りです。
- 1.Google Meet™の画面を開いて、会議を開始する(参加する場合は「今すぐ参加」をクリックする)
- 2.画面右下のアクティビティアイコン(▲■●で表記されたアイコン)をクリックし、「録画」をクリックする
- 3.表示されたウィンドウで字幕の有無や、言語を設定して「録画を開始」をクリックする
- 4.録画が開始される
- 5.設定アイコンをクリックして「録画を停止」を選択し、録画を終了する
録音データの保存先
Google Meet™で録画した映像のデータは、会議の主催者と録画した人のGoogle Drive™に保存されます。
Google Drive™とは、Googleが提供するオンライン上のデータ保存サービスのことです。
録画を停止すると、自動的に録画ファイルの生成が開始されます。録画が完了したら、Gmail™で通知が来ます。
アップロードには少し時間がかかるので、確認してまだ録画データがなかった場合は時間をおいて確認しなおしましょう。
録音データを共有するには
録画したデータは、会議の主催者と録画した人だけでなく、同じGoogle Workspaceに入っているユーザーにも自動メールによって共有されます。なお、Google Oneの場合は自動では共有されませんのでご注意ください。
その他のユーザーに共有したい場合は、以下の3つの方法から行いましょう。
Gmail™で共有する
録画データをGmail™で共有するための手順は、以下の通りです。
- 1.ファイルを右クリックし、「共有」をクリック
- 2.「リンクをコピー」をクリックする
- 3.コピーしたリンクを共有したいユーザー宛のGmail™本文にペーストし、送信する
Google Drive™で共有する
録画データをGoogle Drive™で共有するための手順は、以下の通りです。
- 1.ファイルを右クリックし、「共有」をクリック
- 2.「ユーザーやグループを追加」に共有したいユーザーのGmail™アドレスを入力する
Googleカレンダーで共有する
録画したデータは、Googleカレンダーで共有することもできます。
ただし、この方法はGoogleカレンダーで作成された会議を行った際だけ活用できます。
カレンダー上で予定されていた時刻通りに録画がされると、会議終了後にカレンダーにも録画データのリンクが自動で共有されます。
録画から文字起こし、議事録作成まで可能な『toruno』
Google Meet™を録画するには、手軽に行える録画ツールを使用する方法もおすすめです。
有料プランに加入せずGoogle Meet™の録画ができる「toruno」をご紹介します。
torunoはWindowsのPCで使用できる会議記録サービスです。会議の録音・録画だけでなく、文字起こしから議事録作成まで行うことができます。
なお、torunoの録画は動画の記録ではありません。選択した画面を自動キャプチャする機能を利用し、会議の録画が行えます。
録画方法は、以下の手順の通りです。
- 1.記録開始時に「録画する画面」をプルダウンメニューから選択する
- 2.「記録を開始」をクリックする
たったこれだけで、会議の重要なシーンを録画することができます。
録画だけでなく、その後の文字起こしや議事録作成まで行ってくれるため、業務効率を格段に上げることが可能です。
まずはダウンロードし、無料プランから実際に使ってみるのがおすすめです。
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Google Meet™を録画して業務を円滑に進めよう
Google Meet™の録画は、事前の設定を完了させれば誰でも簡単に行えます。
他のユーザーへの共有も手軽に行えるため、業務が円滑に進みます。
また、会議記録サービスの「toruno」を利用することで、無料で会議画面の録画ができます。
その他にも会議で使える様々な機能が充実しているので、ぜひ活用してください。
会議画面を録画し、業務全体の効率化を図りましょう。
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