建設業にかかわる人材は、高齢化や労働環境などの理由により減少を続けています。しかし、各地の災害復興や老朽化したインフラの維持・修繕対策が不可避となっており、人手の確保は切実な課題。国土交通省は2040年度までに建設現場の省人化を少なくとも3割、すなわち生産性を1.5倍向上することを目指し「i-Construction 2.0」を打ち出しています。膨大な施工書類を扱う現場監督や職人の負担を減らし、かつ若者や女性の採用・定着率を上げるためにも、建設業の働き方の改革が必要となっています。
建設にかかわる業務は多種多様。営業・積算、施工、会計などのフェーズによって、現場のお困りごとも異なります。リコーは、スマートデバイスやクラウド連携などによって、そんなお悩みをトータルで解決するソリューションをご用意しています。特に、手間のかかる施工管理業務は、電子化・自動化をうまく活用することで、生産性がぐっと上がります。
工事を把握し、入札期限までに金額を算出する。
工期に間に合う施工手順を決め、計画を立てる。
品質、原価などを考慮し進捗確認を実施する。
建設業特有の基準に即した会計処理を行う。
遡ること1977年、リコーが提唱したOA(オフィスオートメーション)。そこには「機械にできることは機械に任せ、人はより創造的な仕事をするべきだ」という想いが込められていました。人間にしかできない創造的な仕事を通して、生み出される付加価値を増幅することに、はたらく歓びがあるのだという考え方です。
リコーの使命は、“はたらく”に寄り添い、変革を起こし続けること。 その先に見据える未来は、人ならではの創造力が発揮され、働きがいと経済成長が両立する持続可能な社会。
そんな想いが、2023年に新たに制定した使命と目指す姿「“はたらく”に歓びを」に込められています。