MetaFrame環境ではサーバー上にアプリケーションもデータもあるため、プリンタードライバーもサーバー上になくてはなりません。クライアントプリンターの自動作成機能は、こうした環境に適応するため、クライアントPCに作成されているプリンターをサーバー上に自動的に作成し、マッピングする機能です。このため、サーバー管理者がユーザーが利用するプリンターアイコンの追加作成や管理作業から解放され、大幅な効率化を実現します。
Ridoc IO Assist for MetaFrame Ver2.0では、クライアントPCにインストールしたRidoc IO Assistクライアントモジュールと、MetaFrameサーバー上のプリンター情報登録ツールが双方向通信を行い、プリンターのオプション構成および印刷設定を引き継ぎます。
プリンター情報取得ツールを使って、プリンター名を選択またはIPアドレスを指定してプリンターのハード機器構成情報を取得し、その情報をプリンター情報登録ツールでMetaFrameサーバーへ登録することも可能です。この場合、クライアントPCへのクライアントモジュールのインストールは不要です。この登録作業の際に、
を選択することができ、クライアントPCごとやプリンターアイコン名ごとに、別々の機器構成を指定することができます。
■特定のプリンターアイコン名ごとに有効にする場合「特定のプリンターアイコン名ごとに有効にする」登録例 (下記3FのIPSiO CX8200を登録する場合)
クライアント側のプリンターアイコン名を指定するため、プリンターごとにプリンターアイコン名を統一する必要があります。たとえば3階のIPSiO CX8200を利用するプリンターアイコン名は“CX8200-3F”とし、2階のIPSiO CX8200を利用するプリンターアイコン名は“CX8200-2F”とする。