RICOH Pro TF6251の印刷速度は、4C Draftモードで116m²/h、4C Standardモードで48m²/hと、産業印刷をリードする高い生産性を備えています。リコーがこれまで蓄積してきた産業用プリントヘッド技術を活用し、RICOH MH5421プリントヘッドを3列スタガで合計12本配置。これにより厳しい生産要件に対応可能な高い生産性と優れた画質を実現します。
RICOH Pro TF6251では、お客様の活用用途に応じて2つのインク構成から選ぶことができます。Standardコンフィグレーションは、シアン・マゼンタ・イエロー・ブラック・ホワイト・クリアの6色とプライマーの構成で、多種多様な用途に対応可能です。もう1つのDouble Whiteコンフィグレーションは、シアン・マゼンタ・イエロー・ブラック・ホワイト・ホワイトの構成で、ホワイトの生産性が高く、ホワイトを活用されるお客様に最適です。
インク構成 | |
---|---|
Standard | C, M, Y, K, W, Cl, Pr |
Double White* | C, M, Y, K, W, W |
RICOH Pro TF6251では、特長をもった2つのインクを、活用用途やメディアの種類に応じて選ぶことができます。
RICOH MH5421プリントヘッドは、耐久性のあるステンレス製で、安定した品質で長期間ご使用いただけるよう設計されています。また、解像度600dpiのプリントヘッドあたり1,280個のノズルを備え、マルチドロップ機能を提供しており、グレースケールの鮮明な表現、シャープで正確なテキスト、滑らかなグラデーション、リアルな肌のトーンの表現が可能となっています。
厚さ最大11cmのメディアまで直接印刷ができることで、アプリケーションの可能性が大きく広がります。従来のサイン&グラフィックスはもちろんのこと、装飾やパッケージ、更には販促グッズなどへのアプリケーション拡大が可能です。
RICOH Pro TF6251では、Roll Optionを装着すると、これまでのリジッドメディアだけでなく、ロールメディアにも印刷が可能となり、フレキシブルな対応が可能になります。ロールメディアは、幅2,200mmまで、重量55kgまでを使用する事ができます。
独立した4つのバキュームゾーンを自由に設定が可能です。小さなメディアや複数メディアへの同時印刷、不規則な形状のメディアへの印刷の際でも、マスキング作業の負荷を軽減できます。
オペレーターの生産性を最大化するユーザーインターフェースをリコーは提供します。ユーザーインターフェースは使いやすく、忙しい印刷作業環境下で求められるシンプルな操作性をご提供しています。
静電気を除去するイオナイザー機能により、最適な吐出精度を維持し、安定した画質と生産性をご提供しています。
位置決めピンを利用すると、簡単に正確なメディアセットが可能です。両面印刷や多層印刷など、正確な画像配置が必要な場合に役立ちます。
自動メディア高さ検知機能は、メディアの高さを測定してプリントヘッドを正確に配置することで、自動的に適正な印刷位置を確保します。
リコーはこれまで30年以上、デジタルインクジェット市場をけん引し経験と知識を蓄えてきました。リコーの信頼性と革新性がお客様のビジネスに付加価値をもたらします。
自動メンテナンス機構が搭載されているので日常の洗浄作業が簡素化されます。クラッシュ検出センサーがメディアへの衝突を最小限に抑えて、プリントヘッドを保護します。
すぐにオンオフ可能なLED-UVランプを搭載しているので、従来のメタルハライドランプのように使用開始までウォームアップで待たされることなく、より長い寿命でお使いいただくことができます。
近接センサーを搭載しており、プリンター動作中に近接センサーが感知するとプリンター動作を停止し、衝突を未然に防ぎます。
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