RICOH Always Current Technologyの各バージョンの追加機能や対象機種を確認できます。
2021年10月19日にVersion 2.0 を公開しました。
追加機能概要:セキュリティー機能の強化(TLS1.3対応)、スキャナー・ファクス機能の改善
2021年3月10日にVersion 1.2 を公開しました。
追加機能概要:セキュリティー機能の追加、コピー・スキャナー・ファクス機能の強化。
2019年11月11日にVersion 1.1 を公開しました。
追加機能概要:新しい設定画面、コピー機能の追加、ファクスの蓄積機能強化。
「アプリケーションサイト」から
無償でインストールできます。
1「アプリケーションサイト」を押します。
2「RICOH Always Current Tech.」を押します。
3「インストール」を押します。
※ファームウェアの更新が必要な場合は、「インストール」ボタン押下後、更新画面が表示されます。
4「実行」を押します。
5機器が再起動します。
機器にインストールされている
バージョンを確認できます。
1「状態確認」を押します。
2「保守/問い合わせ/機器情報」を押します。
3「問い合わせ情報」を押します。
4「機器バージョン情報」を確認します。
以下の機種がこのバージョンに対応しています。
RICOH IM C8000/C6500
RICOH IM C6000/C5500/C4500/C3500/
C3000/C2500/C2000
RICOH IM 6000/5000/
4000/3500/2500
セキュリティー |
TLS1.3対応、SMTP認証での統合Windows認証(AUTH NTLM)をサポート |
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スキャナー・ |
スキャンのLDAP検索のUI・検索性の改善、ファクスの拡張送信で送信結果メール通知機能のファイル形式をPDFに対応、ファクス各種レポートのエラーメッセージ⽤語改善 |
その他 |
クラウド設定 |
最新の暗号化通信プロトコルTLS1.3に対応しました。メールやクラウドサービスなどのインターネット通信のセキュリティーを強化します。
※通信先もTLS1.3対応が必要となります。
SMTPサーバーの認証方式で、NTLM認証に対応します。
より強固な暗号化通信で安全にスキャン to E-Mailなどのメールを送信することができます。
宛先検索時、本体アドレス帳とすべての登録済LDAPサーバーを検索対象として一括検索し、検索結果を一括表示できるようになりました。
対象は以下の送信機能です。
2.アドレス帳の種類を選択する。
本体アドレス帳の100件と最大5つまで登録できる各LDAPサーバーの100件の合計600件を検索結果として表示できるようになりました。
⼀括検索するときや検索結果が多いときなど、宛先検索に時間がかかりすぎるときは、検索中に[キャンセル]を押して中断できるようになりました。
検索を中断したときは、[キャンセル]を押すまでに検索完了した宛先が検索結果⼀覧に表⽰されます。
検索結果が多すぎて⽬的の宛先が⾒つからないときなどに、検索⽂字列を変更して再検索できるようになりました。
従来は再度入力する際、文字列がすべてクリアされていましたが、一部のみ修正することが可能となり検索結果の絞り込みがしやすくなりました。
検索結果一覧で名称の表示文字数が増え、詳細を確認しなくても宛先を見つけやすくなりました。
また、名前の下に部署名が表示されるようになり、同じ名前の宛先が区別しやすくなりました。
ファクスの操作時に発⽣したエラーにおいて、レポート出⼒した場合のエラーの内容が新たに追加されました。*
今までは原因が不明だったエラー内容の原因を検知し、対処方法を表示することで、どのように解決すればよいかが分かるようになりました。
・通信結果レポート(印刷、通知メール) ・不達レポート ・Fコード中継結果レポート
ver.1.2まで | ver.2.0 |
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1) 通話中断 2) 話し中 3) 応答なし 4) 相手先がファクシミリでない 5) メールサイズオーバー 6) 相手機がIPファクスに対応していません |
1) 通話中断 2) 話し中 3) 応答なし 4) 相手先がファクシミリでない 5) メールサイズオーバー 6) 相手機がIPファクスに対応していない 7) FAX回線が接続されていない |
ファクスの送信結果通知メールに添付されるファイル形式にPDFを指定できるようになりました。
従来はTIFFのみの対応でしたが、PDFとPDF/Aに対応したことで社内やパソコンだけでなく、外出先や携帯での確認も可能となります。
クラウド設定とは、EMPOWERING DIGITAL WORKPLACESアプリケーションの初回接続設定と、一部サブスク対応アプリケーションをインストールするアプリです。
従来はカスタマーエンジニアがインストールを実施していたアプリケーションも、お客様によるインストールが可能になります。
※対応アプリケーションは順次リリース予定です。詳細は販売担当者にご確認ください。
クラウド設定アプリでは以下のことができます。
パッケージの割り当て/解除:
サブスク対応アプリのインストール/アンインストールができます。
すべてのパッケージを削除:
すべてのサブスク対応アプリを一括でアンインストールできます。
過去にご利用いただいたパッケージ:
過去にご利用いただいたサブスク対応アプリを確認できます。
機器登録解除:
ご利用機器とEMPOWERING DIGITAL WORKPLACESの機器登録を解除します。
※詳しい設定方法は使用説明書をご覧ください。
以下の機種がこのバージョンに対応しています。
RICOH IM C8000/C6500
RICOH IM C6000/C5500/C4500/C3500/C3000/C2500/C2000
RICOH IM C300
POP3/IMAP4サーバーからのメール受信で暗号化通信ができるようになりました。SSL通信必須となるメールサーバーをご使用でも、複合機でメール受信することができます。
AirPrintおよびMopriaを使って印刷する際に、本体のユーザー認証機能を利用することができるようになりました。
パソコンと複合機間のプリントジョブデータを暗号化することで印刷データを保護します。
スキャン時にPDFやクリアライトPDF、JPEGなどすべてのファイル形式を一覧で選択できるようになりました。また、クリアライトPDFやJPEGを選択時に設定できない原稿種類が選択されている場合、正しい原稿種類を選択するためのポップアップが表示されます。
ファイル形式選択画面
ポップアップ画面
ファクスの受信結果履歴から直接、迷惑ファクスに登録ができます。従来のようにファクス番号を控える手間を省きます。
受信結果画面
通信管理情報を管理者メールアドレスへメール送信するタイミングを、従来の50件に加え、200件、1,000件ごとから選択が可能になりました。
製本された原稿から、ミニ本または週刊誌の形式にコピーします。本や契約書などをばらさずにページ順で出力できます。
※ コピー画面からのみ利用可能です。コピー(クラシックモード)では利用できません。
2つの異なるネットワークに接続して印刷する際に、ネットワークごとに排紙先を設定し、分けて排紙することが可能になりました。
※ 拡張プリントサーバー タイプM37装着時
機密印刷時のパスワードを手入力をせずに、無償アプリ「RICOH カンタン入出力」を利用し、デバイスをかざすことでログインできるようになりました。
セキュリティー |
SNMPv3でのSHA2対応 |
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ログ上限到達時のジョブ抑止機能の追加 |
|
コピー |
「コピー(クラシックモード)」専用機能を標準の「コピー」にも搭載 搭載機能:表紙、章区切り/章分け、カラー変換*、オーバーカラー、割り込みコピー |
不定形サイズの圧版コピーモード |
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スキャナー |
PDFセキュリティ設定機能の拡張 |
その他 |
空白なホーム画面の非表示 |
テスト印刷の両面対応 |
|
アラビア語対応 |
|
機能キーの自動言語切り替え |
|
LDAP検索時の動作改善 |
以下の機種がこのバージョンに対応しています。新しい機能の詳細は「使用説明書(Web)」をご覧ください。
RICOH IM C6000/C5500/C4500/C3500/C3000/C2500/C2000
使用説明書(Web)
設定画面のインターフェースを一新。従来は操作部設定と本体設定に分かれていた項目を統合しました。カテゴリーの見直しに加え、検索機能を搭載。管理者がスムーズに設定を行うことができます。
※ 従来の設定と新しい設定の対応項目については、「使用説明書(Web)」の「設定項目対応表(従来・標準)」をご覧ください。
従来の設定画面
従来は、操作部設定画面と本体設定画面が分かれていました。
新しい設定画面
便利な検索機能
設定画面から機能を検索できるようになりました。
バージョンアップ後の設定画面は従来どおりです。以下の手順で新しい設定画面に切り替えられます。
設定>本体機能設定>システム設定>管理者用設定>画面タイプの切り替え
便利な機能が追加されました。
※ コピー(クラシックモード)でも利用可能です。
[リピート、反転、ミラー]
[合紙]
[予約コピー]
受信文書をハードディスクへ蓄積することが可能になりました。ファクスメモリーへの蓄積(約320枚)だけでなく、ハードディスクへ蓄積することが可能です。ハードディスクには約30,000枚蓄積できるので、今まで以上にペーパーレスファクス受信が活用しやすくなります。
※ 蓄積文書は従来同様800件蓄積できます。
※ 新しい設定画面からのみ設定変更できます。
※ ハードディスク故障時にはデータ復旧できない可能性があります。
RICOH Always Current Technologyに関するお問い合わせは、複合機のお問い合わせにて受け付けております。