「RICOH Simple Multi Projection」は、カメラを使って投影画像のサイズや位置を調整するので、動画・静止画を投影するマルチプロジェクション環境をカンタンに作ることができます。
マルチプロジェクションを実施するには高性能サーバーや映像ケーブルによる接続が必要でした。
「RICOH Simple Multi Projection」ならプロジェクター、USBメモリー、PC、WEBカメラ、ネットワーク環境でマルチプロジェクションが実現できます。投影コンテンツもPowerPoint®で作成して利用できます。
従来のマルチプロジェクションは、投影映像全体を撮影し投影画像を補正する必要がありカメラ設置のため距離が必要でした。
「RICOH Simple Multi Projection」は、2台分の投影画像が撮影できれば補正が可能です。
WX4153シリーズの特長である壁ピタ設置で、今まで設置できなかった場所にマルチプロジェクションサイネージが可能です。
アプリケーション画面の順番通り作業を行うことで、マルチプロジェクション投影が行なえます。
投影するコンテンツの管理や再生順の設定もカンタンに行えます。
STEP1
「RICOH Simple Multi Projection」をダウンロードします。
STEP2
投影するコンテンツを準備します。
STEP3
プロジェクターを設置します。
STEP4
プロジェクターとPCをネットワークに接続し、通信できるよう設定します。
STEP5
投影画像を調整(キャリブレーション)します。
STEP6
投影するコンテンツを変換、転送します。
STEP7
コンテンツを再生します。
ご利用にあたっての主な注意事項は以下のとおりです。
● 投影する画面サイズにあわせてプロジェクターを設置する。
● プロジェクターとPCをネットワークに接続する。
● 投影するコンテンツファイルを用意してください。
コンテンツファイル作成手順(Powerpoint®を使った動画ファイルの作成例)
ユーザー設定のスライドサイズで下記の値に設定します。
台数 | 幅 | 高さ | 設定によって出力される動画コンテンツの解像度 | 備考 |
---|---|---|---|---|
2台 | 38.1㎝ | 12.1㎝ | 1440×457 | 幅は高さの3.1倍が目安 |
3台 | 38.1㎝ | 8.3㎝ | 1440×314 | 幅は高さの4.6倍が目安 |
スライドサイズの拡大縮小は「最大化」を選択します。
● 「RICOH Simple Multi Projection」でネットワーク上にあるプロジェクターを選択します。
● プロジェクターから校正用画像を投影します。
● 校正用画像をカメラで撮影します。
● 投影された画像を見ながら必要に応じて微調整を行います。
● 「RICOH Simple Multi Projection」で投影する静止画・動画を選択します。
● 投影用ファイルを作成します。
● 投影用ファイルを各プロジェクターに転送します。
● 「RICOH Simple Multi Projection」でプレイリストを編集します。
● コンテンツ再生を指示します。
RICOH Simple Multi Projectionダウンロード(使用説明書含む)
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