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リコージャパン:大学国際化支援<海外学生インターンシップ>体験レポート

リコージャパンでは、大学の国際化をご支援するために、海外と日本の大学学生交流に取り組んでおります。その一つとして香港の大学より毎年、長期インターンシップを受け入れており、今年は7月の1か月間、香港大学の中野さんにインターンシップを体験していただきました。今回は、その中野さんに色々とお話しを伺いました。

なぜリコージャパンのインターンシップを応募しましたか?

香港では大学1年生から自分が将来働きたい企業に応募し、1カ月~1年のインターンシップを経験するという文化があり、4年間で最低4企業程度の経験をする人が多いです。インターンシップを通じて在学中に企業からのオファーをいただくケースが多く、日本のような就職活動や一括採用、入社後の長期集合研修などはありません。インターンシップの経験が直接自分のキャリア、就業経験となっていくので、就職後は即戦力の扱いです。
また、香港では留学生がインターンシップを応募する際に許可申請が必要ですが、私の場合はその許可を取得できなかった事もあり、3カ月の夏休みを活用して日本の親元に帰省しながら日本企業でインターンシップを受けたいと決意しました。

その中で私がリコージャパンを応募した理由は以下の3つです。

① インターネットで探した結果、一般的な日本のインターンシップはとても期間が短い(1日~1週間)ことが分かりました。しかし、その中で、大学のWebサイトに掲載されていた1カ月間のインターンシップが経験できるリコージャパンの募集を見つけました。

② リコーという名前は以前から知っており、プリンターやカメラの会社というイメージを持っていました。自分の専攻にも関わりがある電子機器メーカーでインターンシップを経験してみたいと思いました。

③ 実は私は高校まで日本にいましたが、当時の私は企業に対する関心が薄く、大学に入ってから香港企業のみならず、母国である日本企業の独特な文化も是非体験をしたいと思いました。

画像:香港大学 中野 裕正さん香港大学 中野 裕正さん

リコージャパンのインターンシップ内容はどうでしたか?

1カ月間のインターンシップを通じて、様々な部署で経験をすることができました。その中で最も印象深いのは、もともと私が経験したかった人事部での就業です。4日間の就業体験をし、採用活動に至るまでの事前準備がどのように行われているのか、企業と学校の関係性などを知ることができました。また採用活動における改善面について、私なりの視点で採用担当の方々と直接意見交換ができました。

他にも1日だけの体験でしたが、経営企画部門で「香港のペーパーレス、デジタル化」について調べてレポートにまとめる課題をいただき、これまで自分も知らなかった香港の取組みについて知ることができたのは貴重な体験でした。

その他にも他企業の見学をさせていただく等、とても充実した1カ月間を過ごすことができました。

リコージャパンでのインターンシップを通じて、リコーへのイメージは変わりましたか?

元々は冒頭に申し上げたプリンターやカメラの会社というイメージしかありませんでしたが、今回のインターンシップを通じてリコーとリコージャパンは別会社であり、リコージャパンは強みであるプリンティング分野の自社製品のみならず、他にも様々な事業を展開していることを認識できました。

また、以前はメディアから受け取る日本企業のイメージが強く、上下関係や労働時間が長いなど、マイナスの先入観がありましたが、実際にインターンシップを体験してみるとそのイメージとは全く違い、とても働きやすい環境だと思いました。