Main content

インバウンド向けの情報発信もサイネージで対応可能!
多言語サイネージのご紹介

日本には数多くの外国人観光客が訪れるため、インバウンド向けの対応に力を入れる必要があり、課題を感じている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、インバウンド向けの情報発信や誘導・案内、コミュニケーションに役立つ多言語サイネージについてご紹介します。利用メリットや導入事例も合わせてご確認ください。

多言語サイネージとは?

多言語サイネージとは、複数の言語のコンテンツを発信するデジタルサイネージのことを指します。

デジタルサイネージとは、駅や店舗、会社のビルなどの屋内外にディスプレイやプロジェクターなどの映像表示装置を設置して情報を発信するシステムです。

多言語サイネージは、現在、多様なシーンで活用されています。

●多言語サイネージの活用シーン

・商業施設

スーパーマーケットや百貨店、ショッピングモールなどの商業施設においては、フロアマップなどの施設案内からキャンペーン・イベント情報、ニュースなどの情報を多言語で表示し、インバウンドの顧客向けにも発信しています。

・駅や空港などの公共交通施設

駅や空港など人が多く行き来する場所では、乗車・搭乗に関する情報から周辺観光スポットへのアクセスや地域の紹介まで、あらゆる情報を多言語で配信することで、外国人に対しても日本人と変わらない情報提供や誘導が可能になります。

・宿泊施設

宿泊施設では、チェックイン・チェックアウトの手続き案内や館内設備・サービス紹介のほか、近隣の観光スポットやグルメ情報、交通アクセス方法などの情報を多言語で配信することでインバウンドの宿泊者の満足度を高める対応が可能となります。

・観光案内所

各地の観光案内所では、エリアマップや交通アクセス方法、地域のおすすめ情報や観光スポット情報など、地域の情報を多言語で配信することでインバウンドにも対応できます。

・官公庁

官公庁では、外国人の住民へも適切に対応する必要があります。手続き方法や施設情報などを多言語で発信することで、さまざまな方に配慮をしたおもてなしの対応が可能になります。

【活用シーン】
デジタルサイネージ 活用シーン

【関連コラム】
デジタルサイネージとは?仕組みから活用までをご紹介

画像:多言語のデジタルサイネージを活用している画像1 画像:多言語のデジタルサイネージを活用している画像2

多言語対応をデジタルサイネージで行うメリット

商業施設や観光スポット、観光案内所などでは、特にインバウンドに対応する体制を整備したいとお考えのことでしょう。

観光庁が公表している資料では、外国人旅行者が抱える旅行中の主な不満として「案内板が日本語のみで書かれており意味が分からない/スタッフとコミュニケーションが取れない」「観光案内板・地図等の多言語表示の少なさ・わかりにくさ」などの情報提供にまつわる課題が大きいことがわかります。

こうした情報提供の不十分さを解決する方法は複数ありますが、多言語サイネージで対応することは有効な方法の一つといえます。そこで、多言語対応をデジタルサイネージで行うメリットを確認しておきましょう。

・一台で多言語対応が可能

紙のポスターを多言語表示しようと思うと、言語ごとに何枚もポスターを作り、貼り出さなければなりません。その点、デジタルサイネージなら一台で多言語のコンテンツ表示が可能になります。

・限られたスペースでも効果的に情報発信できる

デジタルサイネージのディスプレイは、大きいものから小さいものまで様々なラインアップがあるため、設置場所に適したディスプレイを導入できます。限られたスペースでもデジタルサイネージで効果的な情報発信が可能です。

・動画が利用できるので視覚的にわかりやすく伝えられる

文字や静止画だけでなく動画も利用して表現できるため、より視覚的にインパクトがあり、わかりやすく伝えることが可能になります。

・コスト削減が可能になる

デジタルサイネージを用いれば、配信コンテンツの入れ替えがいつでも手軽に行えます。従来の紙のポスターや掲示物などでかかっていた、紙の印刷代や張替に必要な手間や人件費などのコストの削減につながるでしょう。

【出典】観光庁「多言語対応改善・強化のための観光庁の取組」(令和2年3月)
https://www.soumu.go.jp/main_content/000677784.pdf

画像:多言語のコンテンツの配信例 画像:動画コンテンツの配信例

多言語対応デジタルサイネージの導入事例

1. 空港ビル運営会社の事例

●課題

庄内空港のビル運営をする庄内空港ビル株式会社は、外国人観光客の増加が見込まれることから、インバウンド対応の強化が求められていました。

●デジタルサイネージ設置状況

エレベーター案内用にデジタルサイネージを2台設置したほか、タッチパネル式ディスプレイとプロジェクターで観光情報などを配信しました。タッチパネル式では5カ国語対応で表記し、お客様がタッチで情報を検索できるようにしています。
リラクゼーションスペースでは動画で伝統文化や観光情報を視聴できるようになっており、多言語ナレーション付きの動画で配信しました。

●導入効果

多言語サイネージによってインバウンド対応の強化に成功し、出入国手続きの時間が短縮されたほか、利用者自身で言語を選び、多彩な観光情報にアクセスできるようになりました。

【導入事例】
庄内空港ビル株式会社 様

2. 観光コンベンション協会の事例

●課題

福島市がコンベンション誘致を推進する中、一般社団法人 福島市観光コンベンション協会では、特に観光案内所のおもてなしを強化したい思いがありました。特に外国人観光客が増加していることから、インバウンド対応力の強化が必要でした。

●デジタルサイネージ設置状況

JR福島駅 新幹線改札前の西口観光案内所をリニューアルした際に、幅広い情報を提供するツールとして、デジタルサイネージを3台導入しました。

案内所の入り口と案内所内中央には大型モニターを設置し、日本語・英語の歓迎メッセージや季節折々の観光情報を発信。タッチパネル式のディスプレイも導入し、利用者が自ら必要な情報にスムーズにアクセスできるようにもしました。

●導入効果

地域で開催されるコンベンションに合わせた多言語での歓迎メッセージ発信のほか、お一人おひとりの目的や興味に合わせた情報を提供できるようになりました。

【導入事例】
一般社団法人 福島市観光コンベンション協会 様

画像:観光コンベンション協会の事例

まとめ

インバウンド対応の必要性が増す中、多言語対応をデジタルサイネージで行うことは有益であるといえます。

今回ご紹介した2つの事例は、どちらもリコーのデジタルサイネージを導入した事例です。

リコーのデジタルサイネージは本部・本社から遠隔で情報更新ができるクラウド型であり、訪れる方々の国籍・言語に合わせて、手軽にコンテンツ配信が可能です。また、タッチコンテンツ制作機能では、日本語に加えて5言語(英語、中国語(簡体字)、中国語(繁体字)、韓国語、タイ語)でのコンテンツ制作に対応しています。

インバウンド向けをはじめとした多言語サイネージの導入をお考えの場合には、ぜひお気軽にご相談ください。

デジタルサイネージまるわかりガイド

PDF版無料ダウンロード

イメージ

デジタルサイネージの特長や活用目的、実際に導入されたお客様の声などを
わかりやすくまとめた “デジタルサイネージ まるわかりガイド” を
ご用意いたしました。ぜひご一読ください!

以下のような内容を掲載しています。

  • デジタルサイネージとは
  • コンテンツ配信の3つのパターン
  • 4つの活用法
  • 業種・業態別活用例
  • リコーのデジタルサイネージのご紹介
    (特長、導入に必要なもの、コンテンツ配信の流れ、機能紹介)
  • お客様の声~こんな活用をしています!
  • その他無料ダウンロード資料のご案内

資料をダウンロードする