ウェビナーの当日キャンセルや途中離脱にお悩みの経験はありませんか?
ウェビナーは参加者にとって気軽に参加しやすい一方で、比較的簡単に当日キャンセルや途中離脱を引き起こしてしまいがちです。
せっかくウェビナーを開催するのですから出来るだけ多くの人々に参加いただきたいですよね。
本記事では、ウェビナーにおいての参加率の平均や、参加者のキャンセルや途中離脱される理由を解説し、それを踏まえてイベントへの参加率を上げる方法、また途中で離脱されにくい盛り上がるウェビナーを実現する方法について説明していきます。
ウェビナーの参加率ですが全業種平均でおよそ46%と言われています。つまり、申し込みがあった内の約半数以上はキャンセルされてしまうという計算です。参加率46%という数字に衝撃を受けた方も多いと思います。ではなぜキャンセルされてしまうのか、理由を見ていきます。
出典:99Firms社の調査結果より参加率が46%と著しく低い理由は、ウェビナーは気軽に参加申し込みができ、自宅やオフィスから簡単にアクセスできるため、キャンセルすることに対する心理的ハードルも低くなっているためだと言われています。 ウェビナーが参加者や開催者にとって便利なものである反面、キャンセルしやすい副作用があるのはある程度受け入れざるを得ません。
参加者の属性を考えたうえで、参加しやすい日程で開催するようにしましょう。一般的には週明けの月曜日や週末の金曜日、月末や月初めは何かと業務に忙殺されることも多いです。また、始業して間もない朝や終業間際の夕方も参加しづらい時間帯と言えるでしょう。
参加者がウェビナーに参加しやすいように、参加者の都合を考えた開催スケジュールで設定するようにしましょう。
ウェビナーの開催前にアナウンスを行う理由は大きく2つあります。
・参加者がイベントそのものを忘れないようにするため
・参加者にとってイベントへの参加する優先度をあげるため
開催前のアナウンスは1度だけでなく、1週間前、3日前、前日、当日と繰り返しアナウンスするように気を配りましょう。また配信するメールにはイベント名や日時だけでなく、使用する会議ツールの参加方法やウェビナーへの参加費用の有無も明記しておくと参加に対して前向きに捉えていただける傾向があります。
自社のイベントに興味を抱いて、せっかくお申込みいただいたお客様ですので、イベントに申し込まれたことを忘れられてしまったり、時間が経って興味が薄れてしまったりしてはもったいないですよね。相手に失礼にならない範囲で、参加していただきたいという開催者の意思をこまめに届けるようにしましょう。
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次に参加者がウェビナー中に離脱されないようにするポイントも見ていきます。
ウェビナーは相手の顔が見えない状態で行うケースが多く、それ故に開催者から一方通行で情報が発信され続けてしまうケースが散見されます。開催者から一方通行の情報だけでは、参加者は退屈しやすく、離脱されるケースも多くなりがちです。
参加者がウェビナーに参画しやすくするためにはインタラクティブ性を意識すると良いです。例えば全員がマイクやカメラをONにするのも選択肢の一つですし、ディスカッションや質問を受け付ける時間帯を設けるのも良い方法です。
リコーが提供する双方向コミュニケーションサービス「リコーリアルタイムコミュニケーション」は、開催者と参加者間の隔たりを解消する機能が搭載されています。参加者間の盛り上がりを共有し、途中離脱を抑制する工夫ができます。
例えば「リアルタイム投票機能」や「オンラインコメント/Q&A機能」によって参加者からの反応をイベント中に開催者が確認することで、より深いコミュニケーションが可能になります。また「LIKE機能」や「拍手ボタン」、「拍手メーター」によって他の参加者ともイベントの盛り上がりを共有することで、参加者の途中離脱を防ぐだけでなくイベントに対するエンゲージメントを高めることも可能です。
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参加者はウェビナーへの申し込み時に何らかの期待を持って申し込みを行います。その期待とは業界や最新トレンドの情報収集かもしれませんし、既に自社製品のことを検討していてより詳しく知りたいというダイレクトな期待かもしれません。
ウェビナーの申し込み時に参加者の期待を予め確認しておくことで、参加者の期待とギャップの少ないコンテンツを提供することが出来ます。もし情報収集が目的の参加者が多くいる中で、自社製品のセールストークを前面に押し出していたら離脱率も上がってしまいそうですよね。参加者の期待を意識しながらウェビナーを運営するようにしましょう。
ウェビナーを配信する機材にこだわり、参加者が飽きないようなウェビナーを配信することも、途中で離脱を起こさせない1つのポイントです。
ウェビナーの機材を整えることによって下記のようなメリットがあります。
1. 安定した配信が可能になる
ウェビナーの機材を整えることで「画面の見やすさ」「音声の聞き取りやすさ」がアップし、安定した配信の実現につながります。
2. 質の高い配信が提供できる
画面・映像の切り替え、資料の画像挿入などの演出が可能となり、質の高いウェビナーが提供できるようになります。
リコーでは、オフィスに最適な移動式のオールインワン配信システム「Quick Live」も提供しております。
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いかがでしたでしょうか。
せっかく自社のイベントに興味を持っていただいたお客様ですので、流出することは極力避けたいですよね。一般的にウェビナーがキャンセルされる理由、途中離脱される理由をしっかりと抑えたうえで対策を打てば、お客様の流出は最小限に抑えることが出来ます。
リコーではウェビナー企画・導入時の相談から、ウェビナーの運営までサポートしています。また盛り上がるウェビナーを開催出来るよう、双方向コミュニケーションを活性化させるサービス「リコーリアルタイムコミュニケーション」をご提案することが可能です。これからウェビナーを始めたいけどどう進めれば良いか分からず不安、という方は是非ご相談ください。
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