【2024年最新】社内コミュニケーションを活性化するアイデア・施策10選|活性化させるメリットも解説!

【2024年最新】社内コミュニケーションを活性化するアイデア・施策10選|活性化させるメリットも解説!

基本的に、仕事は複数の人間が関与するものです。そのため、社員同士がいかにコミュニケーションを取って、連携しながら仕事できるかが重要です。

社内コミュニケーションを活性化できれば、より質の高い成果を上げられます。この記事では、社内コミュニケーションを活性化するアイデアや施策などを紹介します。

目次

社内コミュニケーションとは?

社内コミュニケーションとは、会社の中で日常的におこなわれている会話や、仕事を進める上で情報交換や情報共有のことを指します。

社内コミュニケーションには、普段の会話以外にも以下のように改まっておこなうパターンもあります。

  • 社員同士のミーティング
  • 上司と部下との間で1対1でおこなわれる面談
  • 社内イベント

主に、情報を共有したい場合や向かうべき方向性を整合したい場合などでおこなわれることが多くあります。

社内コミュニケーションの活性化が重要な理由

社内コミュニケーションは、活性化させていくことが重要です。社内コミュニケーションが活発におこなわれていると、情報共有が盛んになり、仕事も円滑に進むようになります。

何かしらのプロジェクトを進めるにあたって、各社員に対して方向性を示していない状態では、思うような成果を上げられません。また、プロジェクトのスタート時点で方向性を示していても、プロジェクトが進むにあたって徐々に方針や進め方がずれてしまいがちです。

そこで、社内コミュニケーションを活性化して、常に方向性を示すことで、業務をスムーズに進められるようになることが期待できるのです。

インターナルコミュニケーションとの違い

社内コミュニケーションと似たものとして、インターナルコミュニケーションがあります。インターナルコミュニケーションとは「社内広報」を指して使われる言葉です。

社内報やセミナーなどで広報活動することでも、社内コミュニケーションの活性化は促せます。しかし、インターナルコミュニケーションの主な目的は、組織の価値観や文化について、社員の知識や理解を深めることにあります。よって、企業と社員との信頼関係を深める目的で実施されるケースが多いです。

そのため、社内コミュニケーションのように、メンバーや上司と部下との間で情報共有する目的でおこなわれるわけではなく、両者には微妙な違いがあると言えます。

社内コミュニケーションを活性化させる4つのメリット

社内コミュニケーションを活性化させることによって、主に以下4つのようなメリットがあります。

  1. 離職率の低下につながる
  2. 社員のモチベーションアップにつながる
  3. 社内の生産性が向上する
  4. イノベーションの創出につながる

各メリットについて、詳しく解説します。

①離職率の低下につながる

社員が離職する理由はいくつか存在しますが、大きな原因のひとつに人間関係が挙げられます。社員同士がうまくコミュニケーションを取れていないと、人間関係が悪くなり、精神的ストレスから離職率が高まってしまう傾向にあります。

社内コミュニケーションを活性化することは、人間関係の悪化を防ぎ、離職率を低下させるために極めて大切なことです。

とくに幅広い年代層の社員がいる企業の場合、若い社員が周囲とコミュニケーションを取れずに孤立してしまう傾向があります。そこで、社内コミュニケーションを図ることで、孤立を防止することも、離職率低減のためには重要となります。

②社員のモチベーションアップにつながる

社員にとって、自分が仕事で成果を上げたことに対して、正当な評価を得たいと考えているものです。コミュニケーションが取れていない職場の場合、自分の成果をアピールする機会がなく、頑張っても報われないと感じることから、モチベーションの低下につながります。

社内コミュニケーションを活性化させて成果をアピールする機会をつくれば、アピールする側のモチベーションアップが図れる効果が期待できます。

③社内の生産性が向上する

社員同士や、上司・部下とのコミュニケーションが活性化することで、情報共有が促進され、問題発生時の軌道修正も早くなります。

こういった効果により、仕事がスムーズに進み、チーム全体の業務生産性向上の効果も期待できるようになります。

④イノベーションの創出につながる

社内コミュニケーションを図り、会社全体で風通しのよい空気をつくることで、今までコミュニケーションを取る機会のなかった社員や部署同士で連携を取る機会が増えます。これにより、新しいアイデアを生み出しやすい雰囲気が生まれるのです。

新しいアイディアをもちよってディスカッションすることで、新たなイノベーションの創出にもつながります。

社内コミュニケーションを活性化するアイデア・施策10選

社内コミュニケーションを活性化させるためのアイデアや施策として、以下のような方法があります。

  • フリーアドレス制を導入する
  • 社内イベントを実施する
  • 社内報を発行する
  • 定期的に1対1でのミーティングを実施する
  • 社員食堂を設置する
  • メンター制度を導入する
  • コミュニケーションツールを導入する
  • タウンホールミーティングを実施する
  • 社内SNS・ブログを運用する
  • サンクスカードを導入する

各アイデアや施策について、詳しく解説します。

①フリーアドレス制を導入する

フリーアドレスとは、席を固定化せず好きな座席で仕事ができる仕組みを指しますが、社内コミュニケーションの活性化においては高い効果を発揮します。

従来の企業における座席の決め方として、同じ部署の社員が固まるのが一般的でした。しかし、フリーアドレスを導入することで、異なる部署間の社員同士が横断的に集まって仕事することが可能になります。

まったく交流がなかった社員同士が座席を隣り合わせることで、新しいアイデアが生まれる可能性もあるため、フリーアドレスの導入は効果的な施策と言えるでしょう。

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②社内イベントを実施する

社内イベントを実施することでも、社内コミュニケーションの活性化につながります。代表的なイベントとして、部署対抗でゲームにより競う方法があります。

誰でもプレイできるようなポーカーなどのゲームで対戦することで、同じ部署内での連携を図ると同時に、普段交流がない部署と対戦を通じてコミュニケーションを取ることが可能です。

また、より深いコミュニケーションを取るイベントとして、キャンプイベントを企画する方法があります。泊まり込みでおこなうキャンプでは、今まで知らなかった社員の一面を垣間見え、社員同士の理解もいっそう深まるでしょう。

③社内報を発行する

社内報を発行することも、社内コミュニケーションの充実化につながる施策のひとつです。社内報はインターナルコミュニケーションとしても活用されますが、その場合は会社の情報を社員に提供する形でおこなわれます。

一方で、社内コミュニケーションを社内報により充実化させるためには、部署でのよい取り組みなどを紹介するなどの対応が必要です。これにより、普段どのような仕事をしているのかが見えない部署において、取り組みをアピールしてモチベーションアップにつながる可能性が高まります。

④定期的に1対1でのミーティングを実施する

1対1でのミーティングには、上司と部下と間でおこなう場合や、別の部署の社員同士で行うケースもあります。

1対1でのミーティングによって、社員同士が抱えている問題点や普段言い出せないような情報を共有化できる効果が期待できます。一度だけでなく、定期的に1対1でのミーティングをおこなうことで、社員がより意見を言いやすくなり、自然にコミュニケーションの促進につなげることが可能です。

⑤社員食堂を設置する

社員食堂を設置することも、社内コミュニケーションの活性化に効果があります。社員食堂は完全フリーアドレスとなるため、普段コミュニケーションがとれていない従業員同士で交流を図れます。

さらに、提供するメニューの充実や栄養価の高い食事を提供すれば、社員のモチベーションアップも期待できるでしょう。

⑥メンター制度を導入する

社員によっては、勇気を持って上司に相談しにくいことがあるものです。そのため、企業内でメンター制度を導入することで、社内コミュニケーションの促進につながります。

上司に相談しにくい相談内容などはメンターに相談する体制を整えることで、社員の悩みを解消できるきっかけとなるでしょう。メンター制度は離職率の低減効果も期待できるため、ぜひ積極的に取り入れたい制度です。

⑦コミュニケーションツールを導入する

社内コミュニケーションを自然と活性化させる方法として、コミュニケーションツールの導入もオススメです。

社員同士メールでのコミュニケーションが主流の場合、メールを作成するために時間がかかることや、添付すべきファイルを忘れてしまうなどのミスも発生しがちです。

⑧タウンホールミーティングを実施する

タウンホールミーティングとは、経営陣と社員が直接対話する集会のことを指します。タウンホールミーティングを実施することも、社内コミュニケーションの活性化につながります。

欧米では当たり前のように実施されているタウンホールミーティングですが、日本では実施している企業が少ないのが実情です。タウンホールミーティングでは、経営者と現場との距離を縮める効果が期待できます。

⑨社内SNS・ブログを運用する

社内SNSやブログを運用することでも、社内コミュニケーションの活性化が期待できるようになります。社内報よりもより気軽に情報を提供できる点も、社内SNSやブログを運用することのメリットと言えるでしょう。

SNSの場合、メールよりも気軽に連絡を取りやすく、情報共有が容易におこなえます。社内ブログでは、従業員が発信するフローを構築することで、普段触れ合わない部署の情報を、深く理解できるようになります。

⑩サンクスカードを導入する

サンクスカードとは、従業員同士がお互いに感謝の気持ちを伝えたい場合に使用するカードのことです。たとえば、仕事をサポートしてもらった際など、感謝を示すために使用します。

サンクスカードの導入によって、社内コミュニケーションを活性化することが可能です。一例としては、メルカリではメルチップと呼ばれるサンクスカードを導入しています。

メルチップは気軽に感謝の気持ちを表すと同時に、一定の金額を送り合える仕組みのことです。これにより、従業員の満足度を向上させると同時に、今まで見えなかったメンバーの仕事ぶりにも目が届きやすくなります。

社内コミュニケーションの活性化でよくある3つの質問

ここでは、社内コミュニケーションの活性化でよくある質問について紹介します。

質問①リモートワーク環境でも実施できるアイデア・施策はありますか?

リモートワーク環境の場合、対面でコミュニケーションを図る機会が大幅に減少しますので、従来通りの方法ではコミュニケーションの活性化は図れません。

リモートワーク環境でも実施できるアイデアや施策としては、コミュニケーションツールの導入がオススメです。スタンプなどを用いて気軽にコミュニケーションを取れる機会をつくれば、対面ではなくても社内コミュニケーションを充実させられます。

ほかにも、オンラインで1対1でのミーティングを定期的に開催するなどの方法もオススメです。

質問②職場のコミュニケーションを改善するコツは?

職場のコミュニケーションを改善するためには、いかに風通しのよい職場をつくれるかがポイントです。とくに、上司と部下との間で壁ができてしまうと、業務上必要な情報共有が円滑におこなえなくなってしまいます。

そこで、上司の側から積極的に話しかけることが重要です。相手が関心を持っていることを話題にすることや、褒めることを意識することで、コミュニケーションの改善につながります。

質問③社内コミュニケーションに課題を感じる企業は多い?

HR総研が2023年に実施した「社内コミュニケーションに関するアンケート」によると、7割の企業で、自社の社内コミュニケーションに課題を感じているという回答がありました。なお、コロナ禍を経て社内コミュニケーションは改善傾向にあるとの結果が見てとれます。

改善している理由として、在宅勤務でのコミュニケーション方法の浸透や、TOPからの意思明示などが挙げられています。反対に、正確な意思疎通やコミュニケーションを課題に感じている企業もあり、改善に向けた取り組みが急がれる状況は続いているといえるでしょう。

まとめ

コロナ禍の影響でリモートワークが普及したことにより、社内コミュニケーションを活性化させる方法にも微妙な変化が生まれています。社内コミュニケーションをうまく図れている企業は、生産性が高く離職率は低いなど、一定の成果を上げている場合が多いです。

今回紹介したポイントに着目して、社内コミュニケーションの活性化を図ってみてはいかがでしょうか。

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